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ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

尿意と神経症状と。

2019-08-21 | うぃる(コギ♀)

厳しかった闘いの中で、

もう一つ、知って頂きたいのが、

尿意(便意)と神経症状関係です。

 

 

通常の健康な状態での、尿意(便意)は、

「あ、トイレに行かなきゃ」

と感じる程度で、

そこには、トイレへ向かう行動を起こさせる以外に、

特別に大きな不快はないと思います。

(行きたくて、行けない時は別ですが…)

 

しかしながら、

神経症状が起きている(脳内の電気指令が暴走を始めている)状態での、

尿意(便意)は、命がけの使命になる訳です。

 

脳内の電気信号のお話は、先日記しました。

※文字をクリック頂くとそのお話へ飛びます!

 

脳は、聴覚、視覚や嗅覚、行動等に伴うこれらの電気信号を、

常に処理しています。

この中に、尿意(便意)といった事柄も含まれるわけです。

正常に電気指令が正しく伝わらなくなり、

また、正しく抑制されなくなった脳内では、

発作に近い状態にまで陥ってしまいます。

 

普通なら、「さて、トイレに行かきゃ」の筈が、

脳内の電気信号が暴走してしまっているので、

「おしっこをしたい」

この事だけで、神経症状に繋がってしまいます。

1つの脳内の電気信号刺激で興奮はMAX状態です。

命がけの排尿になる訳です。

 

尿を出す…

それだけの為に、心拍数は上がり呼吸も上がり…

身体は後遺症から不自由になっているので、

気合いを入れて立て直し、

形は崩れていても、その姿勢にならなければいけません。

うぃるは節度を持ったしっかりしたコでしたから、

そんな状態でも「トイレシート」を目指して、

這いずり回って苦しんでいました。

もういっか…と、

その寝姿勢のまま、出してくれても良かったのに…と、

何度も、何度も思いましたが、

うぃるはそれが出来なかった様です。

 

約2週間の寝たきりの日々の中で、

ゆったりとした寝姿勢のまま、排尿が出来たのは

後にも先にも…整体の施術の時だけ でした。

 

旅立ちの前夜の排尿時には、

20時位から尿意がスタートし、出せず…

脳内の電気信号暴走に疲弊し、

眠り出し…そして尿意で起きだし…を約20分置きに繰り返し、

うぅーうぅー…と、出せない、出せないと苦しみ…

(※夜間救急へ走ろうと、連絡もしていた程。)

やっと出せたのが23時頃。

 

1日の中に、何度も有る「トイレ」という行動一つにも、

こんなにも苦しめられた日々でした。

 

いつからかは…、

設置されていた(これまで使っていた)トイレは無理と悟り、

近くに用意していたトイレシートを、

命がけで目指していた、うぃるでした。

 

その気合を前に、

ただ、サポートする事しか出来ない、

情けないカイヌシでした。

 

 

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