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ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

膵外分泌不全6

2009-02-07 | 膵外分泌不全*うぃる
先生から頂いた「ふりかけ」により、
見事に、うぃるの便は固まりました。
・・・といっても、発症前の便までとはいきませんが、
取りあえず、お味噌状態ではなくなりました。
その事からも、先生の話されていた病名「膵外分泌不全」は、
間違いない事実だと、心の底で、覚悟を決めたカイヌシでした。



そして。。。血液検査の結果は散々なものでした。。。

原因解明まで、時間がかかり過ぎ、対応が遅れてしまった為に、
当たり前に吸収される筈の栄養分が
体内であちこち不足し機能不全を起こし、
うぃる の身体は悲鳴をあげていました。
(でも、そんな内臓とは別に、本人は意外と元気なんですよ・・・

「膵外分泌不全」これは確定です。
判断する為の項目が「犬トリプシン様免疫活性(c-TLI)」というものですが、
通常の正常範囲が「8.0~43.6」程の数値なのです。
うぃるの現在の分泌量は、「<1.0」ゼロにも満たない数値。 そして、あちこち機能衰退な内蔵の中でも、
肝臓の数値(GPT)は異常な上昇を示していました。
通常「17~78」程。うぃるは、「1,210」    。
栄養が取れれば、問題な数値郡は改善される筈ですが、
とりわけ悪劣な状態の肝臓は、サプリメントで補助をする事となりました。

実は、食糞に悩まされていたのも、この頃でした。
栄養が不足し、身体は飢餓状態な為に、
なんとか、栄養を補充しようと食糞を始める固体も多いそうです。
うぃる の異常な食欲は、この為だったのだと解りました。


結局、アレルギー検査は、
今回の病気(膵外分泌不全)には付随した形となってしまいましたが、
幾つかのアレルギーが見つかり、合わせて考慮していかなくてはなりません。
弱り目にたたりめ・・・。
泣きっ面にハチ・・・。
まさに、そんな毎日の幕開けでした・・・。

それでも、原因が判明したことで、明確な対応は出来ます。
・・・・何より、それが救いでした。

ただし、「完治のない病気であること」
これは、先生から告げられました。
この病気を命尽きるまで、コントロール出来るか。
何処まで、出来るのか・・・。それが大きな今後の課題でした。

原因を突き止めた事での、スッキリとした心と、
完治のない治療の幕開けに、不安な心は同居し。。。
季節はもうすぐ、梅雨を終え初夏へ突入していきます。

夏は、我が家では毎年の恒例になりつつある、
「わんとで北海道への旅」が有ります。
輝きを増す陽射しに、胸を踊らせるシーズンなのに。

先が見えないのです。
でも、母(カイヌシ)は強くならなきゃいけません。
この手元の小さな温もりを守りたいから・・・

続く・・・

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