ストロボの光には特徴があります

2011-08-18 | 日記

最初に電気をコンデンサーに溜めておき高電圧へ変換して電極の片方から向き合っているもうひとつの電極に向かって放電する際に「光」となって現れます。
ストロボの中を見てみるとガラス管が見えます。
これが放電管です。

ストロボの光には特徴があります。
1つ目は「閃光」になっていることです。
閃光と言うのは一瞬の光を指していて光っている時間はとても短いです。
2つ目は稲妻のように「青白い光」になっていることです。
これは色温度が高いために起こる現象です。
閃光はシャッタースピードより速くてさらにシャッターを全開にした状態でなければ写すことができません。
このようにタイミングを合わせることをストロボの「同調」と言います。
一眼レフなどの高速シャッターではスリット式になっているため全開させることはできません。
この場合は全開できる範囲の最高速度をシンクロとして示しています。
色温度は光の色を数字で示したものです。
単位は「K」(ケルビン)です。
朝の光や曇りの日で9000Kくらい、晴天の日の昼間で6000Kくらい、夕日が3000Kくらいとなっています。
この数値が高いほど青白くて低いほど赤っぽい光となっています。

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