交感神経が働きます

2011-08-16 | 日記

多汗症とは、ご存知の通り、通常以上、必要以上にたくさんの汗が出る病気です。
「あせっかき」という一言で片付けている方もいらっしゃると思いますが、実はちゃんとした病気なのです。
夏の暑い時など、体温が上りますから、それを調節するために人間は汗をかきます。
ですから、汗をかくこと自体は自然なことなのです。
人間、誰でも汗をかきますので、気にすることはないのですが、あまりに汗が多いと当人も不快ですよね。
体温を調節することが必要ない時でも、汗がどんどん出てしまう方、それが多汗症なのです。

多汗症は、体全部、あちらこちらに汗をかく、全身多汗症というものがあります。
また、一部分だけ汗をかく、局所性多汗症もあります。
手の平が汗でぐっしょり濡れる人や、足の裏だけそのような状態になる人がそうです。

では、これら多汗症の原因として考えられることは、どのようなことがあるのでしょうか?
全身多汗症ですと、その原因として、急性リウマチや結核、また、婦人病、更年期障害などが考えられます。
ホルモンバランスの乱れが大きいと多汗症になるケースも多いです。
それから、局所性多汗症ですと、体の一部、例えば、手のひらとか、足の裏、わきなどに大量の汗をかきます。
原因は、主に精神的緊張だといわれています。
緊張しすぎてストレスになり、それによって自律神経がバランスを崩すことが原因と見られています。
人間は、緊張した時、交感神経が働きますが、これが発汗を促進します。

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