駆虫薬であるイベルメクチンがなんでコロナに効くんだろうと不思議に思っていたが、カビ、真菌、カンジダなどと聞くと「なーるほど」と納得。
また、ワクチンの副反応や曝露被害に「5ALA」が良いと言う医療従事者もいるので、イベルメクチンと5ALAは常備していたほうがよさそうな( ^ω^)・・・
In Deepさまの記事より転載です。
どうせもう終わらないとはいえ… : ワクチンとマスクがコロナ感染をさらに拡大させる上に、人の免疫を根底から破壊するメカニズム
ワクチンには何もない。免疫剥奪効果以外は
イスラエルの研究で、デルタ株だとか呼ばれている変異種に対してのファイザー社ワクチンの感染予防効果が 39%にまで下がったということを米フォーブスが報じていました。
ファイザー接種はデルタ株感染に対してわずか 39%しか効果がないが、重症を大幅に予防することをイスラエルの研究は示す
Forbes 2021/07/23
イスラエル保健省は、ファイザー社ワクチンを二回接種した場合の感染予防効果は、わずか 39%であり、デルタ変異株による症候性感染の予防には 41%の効果だと発表した。2週間前の初期の推定値 64%から減少した。
しかし、イスラエルのこの調査結果はまた、ファイザー社ワクチンは、デルタ変異株によって引き起こされる入院(92%)および重篤な症状(91%)に対して依然として非常に高いレベルの防御を提供しているとした。
ということで、「今ではワクチンは、ほとんどコロナの感染予防にはならないけれど、重症化は防いでいますよ」ということのようです。
・・・本当でしょうか。
「何を見ればいいのだろうな」と思いましたが、「デルタ株が出現してからの感染確認数と重症者の推移」を見ればいいのかなと見てみますと、以下のようになっていました。
イスラエルでは、デルタ株は、今年 5月の中旬に忽然と現れています。
感染数、集中治療室への新たな搬送数、デルタ株の割合(4月25日-5月25日)
Daily new confirmed COVID-19 cases per million people
集中治療室(ICU)への新たな搬送数は、デルタ株、感染確認数の増加とほぼ寄り添ったような推移をしていまして、フォーブスのタイトルにありますような「重症を大幅に予防することをイスラエルの研究は示す」とは見えませんでした。
重症者も感染数と合わせて増えていることを示しています。
このデルタ株というのは、どの国でも「唐突に現れている」ことが示されていまして、報道などでは「インド由来の」というような表現がなされることがありますが、どちらかといいますと、「ワクチン接種率の増加とデルタ株の出現が関係している」というように見える国が多いです。
先日、夜中に目が覚めまして、なんだか暇だったので、お酒を飲みながら数十カ国のデータをダラーッと照会していたのですが、多くがそんな感じでした。国民の数十%がワクチン接種をした後、「しばらく経つとデルタ株が出てくる」と。その出現までの期間はバラバラですけれど。
たとえば、全人口の接種率が 50%を超えていて、なおかつ接種で使われているワクチンのメーカーが明確な国(原則としていろいろな企業のワクチン接種が混じっていない)として、イギリス(アストラゼネカ社)やイスラエル(ファイザー社)がありますが、デルタ株の出現は以下のような感じです。
イギリス(4月中旬にデルタ株登場)
COVID-19 Data Explorer
イスラエル(4月中旬にデルタ株登場)
COVID-19 Data Explorer
ただまあ、やはり国民の 70%以上がワクチン接種をしているシンガポール(ファイザー社とモデルナ社を接種)は、「ワクチン接種に先行してデルタ株が唐突に増加した」ということなども示していますので、よくわからない面はありますけれど。
シンガポール(4月中旬にデルタ株が登場し、一気に拡大)
COVID-19 Data Explorer
このシンガポールのデルタ株のグラフなんかを見ていますと、元ゲイツ財団のワクチン開発局長のボッシュ博士の以下の言葉などを思い出します。
2021年4月のボッシュ博士のインタビューより
私たちはこのパンデミックを理解していません。その中で、私たちはこれを人工的なパンデミックにしてしまったのです。
こんな高い感染性の株がいったいどこからやってきたのか。
それを説明できる人はいないのです。突然です。
突然これらの株が現れた。
しかし、以前のパンデミックでは、こんなことは一度もなかったのです。
パンデミックが自然に発生している中でこんなことは見られたことがないのです。
このインタビュー全文は以下の記事にあります。
「新型コロナワクチンは人間のすべての免疫能力を破壊して人を死に導く」:元ゲイツ財団のワクチン開発局長のボッシュ博士は人類の存続のためにワクチン使用停止を訴え続ける
投稿日:2021年5月5日
このインタビューの番組の司会者は、
「今やコロナワクチンのやっていることは、世界中の数億の人々の身体を、巨大な機能獲得研究所にしているといってもいいのです」
と述べていましたが、まあそんな感じなんだと思います。
ボッシュ博士のインタビューで最も心に響いた部分は以下の部分でした。「自然抗体 IgM」というのは、感染の初期に生体防御の初段階を担う免疫抗体のことです。
2021年4月のボッシュ博士のインタビューより
ワクチンを接種をした人たちは、自然の免疫の最も重要な部分をワクチン接種と同時に失っているのです。生まれつき持っていた免疫システムをです。
なぜなら、生来の抗体は自然抗体 IgM ですが、このウイルスを束縛するために抗原特異的抗体に、それが打ち負かされてしまうのです。
つまり、コロナワクチンを接種した人は「失う」のですよ。すべての保護を。
いかなるウイルス変異、あるいはコロナウイルス変異に対してもです。意味としては、その人たちは「免疫反応がない状態のまま」となってしまうのです。
なくなるのです。
免疫がすべてなくなるのです。
免疫をすべて失うのです。抗体はもはや機能しません。
生まれつき持っている生来の免疫は完全に遮断されます。
ですので、今後、コロナではなくても、インフルエンザのようなウイルス感染症でも真菌などの感染症でもどんなものに対してでも、免疫に脆弱な方が増加するという可能性はあるのかもしれません。
関係ないかもしれないですが、インドでは、コロナワクチン大量接種キャンペーンが展開された後、真菌感染症で、数千人が亡くなっています。
致死率50%、眼球摘出も…インドのコロナ患者「真菌感染症」の恐怖
インドで新型コロナウイルス感染症と共に、真菌感染症の恐怖が高まっている。BBCは21日、インドで真菌感染症(ムコール症)により4300人が死亡したと報じた。
BBCは鼻、目、脳などに問題を起こす真菌感染症が、コロナから回復後2~3週間程度経った患者に多く発生していると報じた。医療専門家は、その理由として新型コロナの治療のためのステロイドの副作用を挙げている。
真菌感染症にかかると、鼻血が出て目の周りが腫れたり、肌が黒くなり、視力がぼやけ、胸の痛み、呼吸困難などの症状が出る。目、鼻以外に、脳や肺などにも転移する可能性がある。適切に治療していなければ、致死率は50%にものぼる。初期治療を逃すと、脳転移などを防ぐために眼球を摘出し、鼻や顎の骨などを切除する場合もある。 (中央日報 2021/07/23)
なお、こんなものは、免疫が働いている健康な人(というか普通の人)には感染したり重症化はしないものです。
医学メディアには以下のように書かれています。
ムコール症
ムコール症はさまざまな真菌(カビ)の胞子を吸い込んだ場合、もしくは切り傷から侵入した場合に感染します。ムーコル症と表記されることもあります。…
健康な人では基本的に感染することはありません。免疫機能が低下している人に感染することがあります。 (fdoc.jp)
免疫機能が低下している人、というのは、もう少し具体的に書きますと以下のようになるようです。
このようなカビは環境中に多数存在し、よくみられるパンのカビの多くが含まれます。
おそらく誰でもこうしたカビの胞子を絶えず吸い込んでいるはずです。しかし、これらのカビは通常は感染症を引き起こしません。ムコール症は基本的に以下のいずれかに該当する場合に起こります。
・糖尿病が適切にコントロールされていない。
・薬(コルチコステロイドや免疫系を抑制する薬など)や血液中の白血球数を減少させる病気(白血病など)によって免疫機能が低下している。
・鉄過剰症の治療にデフェロキサミンを使用している。 (MSDマニュアル)
原因となるものは、たとえば、
> パンのカビ
ですよ。
それが原因で致死率 50%の症状に達してしまうということが、ワクチン後にどれだけ免疫が下がった人たちが多いかをあらわしているようにも思いました。
このインドの真菌感染症は、わりと以前から報じられていたのですが、これと関係する報道を読んだ時にも、先ほどのボッシュ博士の、
> なくなるのです。
> 免疫がすべてなくなるのです。
> 免疫をすべて失うのです。
という言葉を思い出した次第でした。
最近は、変な病気が流行し始めていますからね。
アメリカでは、カンジダ・アウリス菌という抗生物質への耐性菌が、テキサス州とワシントンDCの病院や介護施設の患者に広がっていることを、アメリカ CBS ニュースが報じていました。
薬剤耐性のスーパーバグ菌の発生が米国の2つの都市に広がっているとCDCは報告している
Outbreaks of a drug-resistant superbug fungus spread in two U.S. cities, CDC reports
死亡率は現在 30%に達しているそうで、これがアメリカで拡大すると、0.0数%の致死率のコロナどころではないですね。
ちなみに、このカンジダ・アウリス菌は「最初に見つかったのは日本」でした。
そのあたりは、2019年4月の以下の記事に書いています。
感染した人の半分が「打つ手がないまま死亡する」史上最強の耐性真菌カンジダ・アウリスが世界中に拡大。しかも、この真菌は地球で同時多発的に「突如」現れた奇妙な存在
投稿日:2019年4月7日
この記事をひさしぶりに読み直してみましたが、最後の部分には以下のように書いていました。
> 同時多発的に、この殺人的な真菌が「よくわからない理由」で、同じような頃に、この地球に出現している。
>
> いろいろな致命的な細菌やウイルスや真菌が「突如としてあらわれる」光景を、この数年ずっと見続けています。 (indeep.jp)
そして、この半年後に、武漢でコロナが登場するんですね。
その後はもう同時多発的に世界に広がって。
でもまあ、先ほども書きましたけれど、こんな高い致死率のカンジダ・アウリス菌にしましても、「普通の免疫の状態なら大丈夫」なんです。
何らかの方法により、ボッシュ博士の言うような、
> 免疫がすべてなくなるのです。
> 免疫をすべて失うのです。
ということにならなければ、大丈夫なんです。
これから冬にかけて、話題は豊富となっていくと思われます。
次のシーズンは、インフルエンザも大流行しそうですし。
もちろん、通常の冬のように、いわゆる普通のコロナウイルス(風邪ウイルス)も平年のように流行しますでしょうし、こういう真菌なんて問題も出てくるかもしれません。
そういえば、アメリカ CDC は、
「 PCR 検査は、インフルエンザと区別できないから、PCR 検査をやめる」
と報告したと報じられています。
その CDC のウェブサイトには以下のように記されています。
7月21日のCDCのリリースより
CDCは、SARS-CoV-2とインフルエンザウイルスの検出と識別を容易にすることができる多重化法の採用を検討することを研究所に奨励している。
このような方法は、インフルエンザとSARS-CoV-2の両方の継続的な検査を容易にし、インフルエンザの季節に向かうときに時間とリソースの両方を節約することができる。 (CDC)
要するに、
「 PCR検査は、コロナとインフルエンザウイルスを識別できない」
ことを CDC はこれまでも知っていたようです。
2020年冬から 2021年春までのシーズンに「異常にインフルエンザ件数が少なかった」理由はこれなのかもしれないですね。
以下は、今年 3月の報道です。
季節性インフルエンザの流行なし 患者数、21年2月も直近5年平均の約 1070分の1
新型コロナウイルスとインフルエンザのダブルパンデミックが懸念されていたが、2021年2月もインフルエンザの流行は確認されなかった。
調剤レセプトベースで実際の処方動向を把握・分析する医療情報総合研究所のデータによると、2月のインフルエンザ患者数は 16年~20年の直近5年間の2月平均と比較して約 1070分の1だった。1月も直近5年間の1月平均の 1000分の1にとどまった。 (mixonline.jp 2021/03/11)
このようにインフルエンザ件数が極端に少なかった理由は、今回の CDC のリリースから、おそらくは「このシーズンのインフルエンザ患者は全部コロナ陽性と判定されていたため」と推測できます。
PCR検査は、コロナとインフルエンザを基本的に識別できない。
なので、「 PCR 検査はやめる方向で」と CDC は打ち出したようです。
で、今度は、ワクチン接種が拡大した後に、数の上でのコロナ感染が拡大しては困りますので、次の冬は「インフルエンザの流行が主流」となりそうです。
ちょうどモデルナ社も mRNA インフルエンザ遺伝子ワクチンの試験中ですので、またも「公衆衛生上の緊急措置」とすれば、コロナワクチン同様に、緊急承認されることもあるかもしれないですね。
モデルナ、季節性インフルエンザのmRNAワクチンを臨床試験開始
米モデルナは、季節性インフルエンザに対応する mRNA ワクチン候補である mRNA-1010 の第1/2相試験を開始したと発表した。
18歳以上の健康な成人を対象とした臨床試験で、 mRNA-1010 の安全性や反応原性、免疫原性などを検証する。 (impress.co.jp 2021/07/09)
「もうコロナはいいや。次はインフルエンザで、マスクとロックダウンとワクチン」
という流れも想定できます。
もちろん、単なるインフルエンザでは人々が恐がらないですので、再度さまざまなトリックが用いられることになるかもしれません。スペインかぜの再来みたいな演出を。
武漢の歩道に人々が倒れていたような演出を。
でも、今みたいにいろいろと病原体をオモチャにしていると、本当にスペインかぜみたいなのも出てきちゃいそうですけどね。
それでも、普通の免疫を持つ限りは、それらでさえ、ほとんどこわいものではないです。
ただ、コロナワクチンを接種された方々は、この秋冬は重々お気をつけてくださればと思います。先ほども書きましたように、生来の抗体が機能しない状態ですと、どんな軽い病原体でも厄介な状態となりやすそうですので。
なお、タイトルに「マスク」と入れたのですが、ちょっと、ここまで長くなりましたので、概略だけ書かせていただきます。
「マスクもまたコロナ感染を拡大させている」という可能性が高いという話です。マスクは単に無意味なのではなく、パンデミックを終わらせないツールである可能性があります。
マスクによるコロナの感染拡大
マスクの感染対策としての意味のなさや、それどころか「害がはるかに利益を上回っている」ことについては、特に昨年の夏あたりにずいぶんと書きました。
マスクに関しての過去記事は後でまとめてリンクします。
それより、根本的なこととして、
「マスクをしていると新型コロナウイルスに感染しやすくなる」
ということに関しての論拠があります。
これに関して、最近、ジム・ミーハン博士という方のページを見まして、この方は、医学雑誌 Ocular Immunology and Inflammation (眼科に関しての医学誌)の元編集者であり、眼科医で予防医学の専門家の方なのですが、昨年、以下のタイトルの記事をリリースしていました。
マスクは有害 : マスクが害を引き起こす可能性のある17の方法
Masks are Harmful: 17 Ways That Masks Can Cause Harm
その 17の項目の中に、
・SARS CoV-2 のフーリン切断部位は、特に低血中酸素濃度の際に細胞浸潤を増加させる
・SARS CoV-2は、血中酸素濃度が低下するとより危険になる
という項目が参考文献の論文と共に記されています。
簡単にかきますと、前者は、
「マスクによる血中酸素濃度の低下により機能的に感染しやすくなる」
ということで、後者は、
「マスクによる酸素飽和度低下によってウイルスの能力が上昇する」
ということです。
これは、コロナウイルスということではなく、ウイルス全般についてですが、コロナについては、上にある「フーリン切断部位」というのが、なかかな曲者の部分でもあり、そのあたりも含めまして、マスクによって、いかに感染拡大が加速されるかのメカニズムはまた別の機会に書かせていただきます。
というか……マスクが感染拡大の要因となるという問題云々以前に、こんな暑い炎天下でマスクをして生活をするということ自体が、本来は非常識であり、ただでさえ失われがちな免疫がさらに低下する可能性だけが浮かび上がる気がします。
それでも、今の状態ですと、まだまだマスクの事実上の義務化は続きそうですね。
日本でマスク着用に法的根拠があるわけではないですし(欧米では国によってありますが)、苦しければ、単にマスクをしなければそれで済む話なのですが、多くの方々は誠実ですので、決められた規則を守り続ける傾向にあるようです。
しかし、マスクの人口全体的な着用は時間の経過と共に悪影響が拡大してしまうというのが現実です。
私もこの一年半で2回マスクをしたことがありますが、とても苦しかったです。
以下は、マスク関係の In Deep の過去記事のリンクです。新しい順です。
[マスク関連の過去記事]
これまでで最も大規模なマスクの副作用に対してのドイツでのメタ研究は「新型コロナ感染症より長期のマスク着用のほうがはるかに健康に有害」と結論付ける。特に児童には壊滅的
投稿日:2021年5月1日
マスクに関する追記 : 長期間のマスク使用が進行性の肺ガンのリスクをもたらす可能性について
投稿日:2021年4月10日
マスクを詳細に分析したドイツの著名な科学者が、そこから検出されるあまりに多い発ガン性物質や肺損傷原因物質に警告を発する
投稿日:2021年4月8日
マスクに感染症対策への有効性は「何もない」ことを改めて。マスクは今ではすでに単なる政治的統制ツール
投稿日:2021年4月6日
子どもの「マスクの害」についてドイツで世界で初めてとなる大規模な調査研究が発表される。それによると7割の子どもが身体と精神に影響を受けている
投稿日:2021年1月4日
マスク着用がコロナ感染者を増やすことを示すアメリカのデータ。特に「家でもマスク」を奨励し続ける州が示すカタストロフ的状況
投稿日:2020年12月22日
マスク社会の悪影響のメカニズムが出揃った感。鼻呼吸の不足による「一酸化窒素の消えた人体」の将来。特に子どもたちの
投稿日:2020年11月2日
乳幼児の「人の顔認識の成長過程」がマスクにより崩壊することにより「人間なんてみんな同じ」というオール失顔症社会がもたらされる日はわりとすぐ
投稿日:2020年10月20日
一部のマスクに使われているポリウレタンには、トルエンの1万倍の毒性がある猛毒成分イソシアネートが含まれています
投稿日:2020年9月13日
マスク社会がもたらす「本当のディストピア化が何か」に気づいた。それは表情を学ぶ機会を失った赤ちゃんたちによる「人の感情を理解しない人々の社会」の誕生
投稿日:2020年8月26日
低酸素と二酸化炭素中毒社会が招くのは…男性の不妊の増加…アルツハイマーの増加…。どうにも悲観的な数年後の社会を想う
投稿日:2020年8月23日
パニック障害の人はできるだけ「マスクを避けたほうが望ましい」医学的理由。そして私は、子どもや若者たちの胸腺が萎縮した病的な社会の出現を懸念している
投稿日:2020年8月4日
ここまでです。
ワクチンは人を殺すだけですが、マスクは社会を壊してしまうという意味で、同じほど罪が重いです。
パンデミックでの行動規制の何もかもが罪が重いです。
現在の公衆衛生システムは、歴史上のパンデミックから何も学んでいない上に、人間と地球の自然の根本的な関係性に逆行していることばかりで、事態をとにかく悪化させている。
人口の淘汰も病原菌の収束も自然に任せるのが一番だったのに、時代は、人工的な淘汰のほうに移行してしまいました。何人減るのかまではわかりません。
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https://indeep.jp/vaccination-and-masks-should-spread-the-infection/
恐るべし中国!自分の傘下に入るものには、、ですか、、、
https://indeep.jp/knowing-that-chinese-corona-vaccines-do-not-cause-ade/
中国ワクチンは、スパイクタンパク質の中和抗体部位の標的に特化した「ADE(抗体依存性増強)を引き起こさないもの」であることを今にして知る…。積み重なる「やられた感」…
ああ……生物戦かあ……
今日、ちょっとショックなことを知りましてね……。
もともとは、コロナワクチン(ファイザー社)の世界で最速最大の接種を進めていたイスラエルの感染状況が悪くなっていると共に、
「ワクチンを接種した人たちのほうが、たくさん感染している」
ことがイスラエル政府のデータでわかりまして、それを調べていたのです。しかし、途中でふと知ったことから、次第にそれはどうでもいい感じになってきました。
イスラエルのことについては、反ワクチンでも何でもない、ごく普通の海外の医療メディアの記事に「イスラエルのCOVID-19 症例データに厄介な傾向が出ているのか?」というタイトルのものがありまして、以下のように、最近のイスラエル政府のデータは、「ワクチンを接種した人たちのほうがコロナ感染数が多い」ことを示しているのですね。
このデータは、
・イスラエル保健省の公衆衛生データダッシュボード
・イスラエル政府の「ワクチン接種後の検証」データセット
などから検証されたもので、6月27日から 7月3日までのデータは以下のようになっていました。日本語はこちらで入れています。
Israel Confirmed Cases, July 11 - July 17, Fully Vaccinated vs. Unvaccinated
要するに、すべての年齢層で「ワクチン接種した人たちの感染の割合がはるかに高い」ということになっていまして、この医療メディアは、なぜそうなるのかを検討していました。
まあしかし、これは今回の本題とは関係ないですし、ファイザー社ワクチンに関しては、同じようなことがどこの国でも起きていますので、これはまたの機会ということにして、実は、この記事と関係するいくつかの記事を見ている中で、読者のコメントで、
> 中国のワクチンは RBD をターゲットに絞ってるから
というような英語の投稿があったのです。
「え、マジ?」
と思い、ちょっと調べ始めたのでした。
この話の前提としては、面倒な話とはなるのですが、以下の過去記事に戻らなければなりません。
大阪大学が「抗体依存性増強の研究」論文を発表。そこから想像できる「ワクチン接種拡大と共に死者数が増加する理由」。そして、今のワクチンではADEは避けられないことも
投稿日:2021年5月31日
ADE (抗体依存性増強)というのは、非常に平たく言えば、
「コロナワクチンを接種した後、コロナに再感染した時に重症化する」
というものです。
新型コロナワクチンが出るまでは、これまでのほぼすべてのコロナウイルスのワクチン研究で一度もこの ADE の問題がクリアされたことはなく、すべて失敗(ネコの動物実験では全滅)しているのです。
そのこともあり、「どうして新型コロナワクチンは、それをクリアしたのだろうな」と思っていたのですが、大阪大学などの日本の研究グループが 5月に発表した論文で明らかになったのですが、
「クリアされていない」
のでした。
大阪大学等の研究論文のプレスリリースには、以下のようにあります。
> 感染増強抗体の認識部位は現行のワクチン抗原にも含まれている。従って、感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン抗原を開発することが望ましい。
と、ここに「現行のワクチン抗原にも含まれている」と明記されていることから、現在使われているファイザー社などのコロナワクチンは、
「 ADE の問題をクリアしないで実際のヒトへの接種が始まった」
ということになります。
場合によっては、数年後の全滅を引き起こすかもしれないような無謀な実験とも感じたのですが、まあしかし、すでに、実際に、世界で数億人、日本で数千万人が接種されていらっしゃるのですから、そういうことが起こらないように願うしかないです。
無謀な実験の件はともかくとして、上のプレスリリースに、
> 感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン抗原を開発することが望ましい。
とあります。
「感染増強抗体の産生を誘導しない」というのは、つまり、「 ADE を引き起こさないようなワクチンの開発が望ましい」と書かれてあるということです。
そして、今回の話は、
「中国のコロナワクチンは、それを成し得ているっぽい」
という話です。
つまり、
「中国のワクチンは、 ADE を引き起こさない作りとなっている」
と。
中国のものについては、その詳細がわかるわけではないですので、確定した話ではないですが、その可能性は極めて高いです。
仮にこれが本当だったら、もうね……。
もう、本当に「やられた…」という話ですよ。
これは、そのワクチンが「予防に効くか効かないか」という選択の話ではないのです。
「人を殺すか殺さないか」という選択の話なのです。
かなり込み入った話になってしまうかもしれないですが、ここから始めますね。
スパイクタンパク質の重要な2つの部位
これに関しては、まず、コロナウイルスのスパイクタンパク質というものが、まあ感染の母体(あるいは実体そのもの)なんですけれど、そのスパイクタンパク質には「ヒトへの感染と関係する部位が2つある」のです。
そして、そのふたつの部位のうち、
・ひとつの部位は、中和抗体(感染を防ぐ抗体)を誘導する
もので、
・もうひとつは、感染増強抗体(感染状態を悪くする抗体)を誘導する
ものであることが大阪大学などの研究で判明しています。
現在のファイザー社やモデルナ社、おそらくはアストラゼネカ社のワクチンも、このスパイクタンパク質の「すべてをコードする」というタイプとなっていますので、つまり、
・中和抗体(感染を防ぐ抗体)を誘導する部位 (RBD といいます)
・感染増強抗体(感染状態を悪くする抗体)を誘導する部位 ( NTD といいます)
のどちらも含まれています。
ですので、「感染を予防する効果はあっても、後に ADE を引き起こす可能性」が含まれているものなのです。
このファイザー社のワクチンが「すべてをコードする」ことについては、厚生労働省の特例承認書で知ったものです。
厚生労働省の「特例承認書類」は以下にあります。
厚生労働省 コミナティ筋注 ファイザー株式会社 特例承認に係る報告書
これを読んだ時に知った「ファイザー社は臨床試験で、結果的に、ADE が起こる方を選択した」ことを知りまして、それを以下で、記事にしています。
幻のワクチン : ADE (抗体依存性増強)を誘発しないコロナウイルスワクチンが現行のファイザー社ワクチン以前に存在したことを明らかに示す厚生労働省の特例承認報告書
投稿日:2021年7月7日
この記事では、この「ふたつの部位」について、わりと細かく書かせていただいていますので、そこから抜粋させていただきます。
2021年7月7日の In Deep より
新型コロナウイルス(のスパイクタンパク質)の部位は、
・RBD(受容体の結合部位)
・NTD (受容体の結合部位)からなっています。
大阪大学などの研究から図をお借りしますと、以下のようになっています。
大阪大学などの研究のプレスリリースには以下のように書かれてあります。
> 中和抗体は RBD を認識するのに対して、
> 感染増強抗体は NTD の特定の部位を認識することが明らかとなった。
つまり、
・ADE を起こす感染増強抗体は、上の図の「 NTD 」というほうの受容体の結合部位を認識する
ということで、この NTD というほうが、抗体依存性増強と関係する。
そして、 中和抗体、つまり感染予防となるとされる抗体のほうは「 RBD を認識する」とプレスリリースにはありまして、この RBD だけを認識するものであれば、抗体依存性増強は起きにくい可能性がある。
このふたつのことがわかります。
図で示しますと、以下のようなことになるでしょうか。
ここまでです。
このようなことは、少なくとも日本においては、今年 5月にはじめてわかったことです。
そして、厚生労働省の特例承認書の 22ページには以下のようにあります。「本剤」というのは、現在実際に使われているファイザー社ワクチンのことです。
> 本剤は SARS-CoV-2 の S タンパク質の全長体をコードする mRNA であり
この「全長体をコードする」というのは、先ほど書きました、
・中和抗体と関係するスパイクタンパク質の部位である RBD
・感染増強抗体と関係するスパイクタンパク質の部位である NTD
の「どちら」もコードする。つまり、どちらも作り出す。
ですので、一時的には感染予防になるかもしれないけれど、数カ月、数年後に深刻な事態(ADE)が起きる可能性がある「部位」が含まれているのです。
くどくど書きましたけれど、つまりは、
「コロナワクチンを開発するなら、RBD という部位だけを標的にするものがいい」
ということです。
これは、感染予防になるかどうかという問題よりも、「 ADE が起きにくい」(あるいは起きない)コロナワクチンを開発することができるということで、命と直結した話です。
というか、先ほどの過去記事「幻のワクチン…」でも書いていますが、ファイザー社はそのような理想的なワクチンを実は開発していたのですね。
ただ、「実際には使われなかった」と。
理由はよくわかりません。
しかし、ファイザー社にはファイザー社なりの検証や考え方があったのでしょうから、それはいいとして、ここからいくつかの「中国」の論文をご紹介します。
2020年にすでに RBD に絞ったワクチン開発を進めていた中国
以下は、 2020年7月に科学誌ネイチャーに発表された論文のタイトルです。
SARS-CoV-2のスパイクタンパク質のRBDを標的とするワクチンは防御免疫を誘導する
A vaccine targeting the RBD of the S protein of SARS-CoV-2 induces protective immunity
nature 2020/07/29
当時から公開されている論文です。
この概要には以下のように書かれています。
中国人科学者たちによる2020年7月の論文より
スパイクタンパク質の SARS-CoV-2 受容体結合ドメインである RBD は、宿主細胞上の受容体アンジオテンシン変換酵素2(ACE2)と係合する。
ここでは、スパイクタンパク質の RBD の残基 319〜 545を含む組換えワクチンが、免疫化されたマウス、ウサギ、および非ヒト霊長類(アカゲザル)で強力な機能的抗体応答を誘導することを示した。
ワクチンの単回投与後、早くも 7日または 14日で、免疫化された動物の血清は、細胞表面に発現する ACE2 への RBD の結合をブロックし、 SARS-CoV-2 偽ウイルスおよび生 SARS-CoV-2 による感染を中和した。 (nature)
どこにも「スパイクタンパク質の全長」というような言葉は出ておらず、RBD だけをターゲットにしているワクチンであることがわかります。
さらに、以下のようなさまざまな中国人科学者による「 RBD をターゲットにした不活性ワクチン」についての論文が出ていました。
ヘルパーT細胞エピトープが組み込まれた組換SARS-CoV-2の RBD は強力な中和抗体応答を誘導した
Recombinant SARS-CoV-2 RBD with a built in T helper epitope induces strong neutralization antibody response (PMC 2021/02/22)
RBD ベースの COVID-19ワクチン 候補は、非常に強力な SARS-CoV-2 中和抗体反応を誘発する
RBD-Fc-based COVID-19 vaccine candidate induces highly potent SARS-CoV-2 neutralizing antibody response (nature 2020/11/27)
すべて中国人科学者たちによるものですが、「遺伝子ワクチン」の「遺」の字も出てきません。
ごく普通の不活性ワクチンを、単に「 ADE を誘発しない部位をターゲットにする」ということで作っている、原始的で「安全」なワクチンだと考えられます。
それにしても、最初にご紹介しましたネイチャーの論文ですが、
「普通の規模の研究ではない」
ことが、研究に携わった科学者たちの「人数」でわかります。
数えても何人だかよくわからないですので、以下にそのままのスクリーンショットを載せておきます。
「これって……なんかちょっと国家的研究の規模じゃねえか?」
とも思いまして、研究者のお名前一覧を見ていましたら、
「お?」
と思ったお名前がありました。
ただ、ネイチャーは、中国人や、たとえば日本人にしても、表記に漢字はなく、英語だけとなりますので、異なる人物かもしれないのですが、
「 Wei Cheng 」 (チェン・ウェイ)
という人の名前があったのです。
私は、「おおお」と、思わず声を上げました。
思い出す人民解放軍 生物化学兵器部門最高責任者 チェン・ウェイ少将
この Wei Cheng という表記は、今となれば、ずいぶんと昔の話になりますけれど、昨年 2月の以下の記事に出てきました人民解放軍の生物化学兵器部門最高責任者の陳薇(チェン・ウェイ)さんの英語表記なんですよ。
人民解放軍の生物化学兵器部門最高責任者の少将が武漢ウイルス研究所の新しい責任者に。そのことを調べるうちに浮かび上がる「優秀すぎた3人の中国人女性たち」
投稿日:2020年2月11日
チェン・ウェイさんとか気軽に書いてますが、人民解放軍の少将ですよ。最高クラスの将官です。
女性の将官です。
このチェン・ウェイ少将は、昨年 1月に、中国政府から新型コロナウイルス対策の全権を委任されています。
中国に武漢ウイルス研究所っていうのがあるじゃないですか。
なんか、そこからコロナウイルスが流出したとか何とか変な話があるとかないとか聞いたことがありますけれど、そういう変な話とは関係なく、中国で新型コロナウイルスのパンデミックが始まった後、この武漢ウイルス研究所の所長は交代したのですが、パンデミックの際に所長として派遣されたのも、このチェン・ウェイ少将でした。
私はこのチェン・ウェイ少将の経歴を見ていて、「この人なら何かやりそう」と、1年半くらい前に思い、そのように書いたことがありますが、そういえば、以下の記事で、中国のメディアのチェン・ウェイ少将へのインタビューを掲載しました。
武漢新型コロナウイルス対策全権を委任された中国人民解放軍チェン・ウェイ少将のインタビュー全文
投稿日:2020年2月13日
先ほどのネイチャーにある Wei Cheng さんが、チェン・ウェイ少将かどうかはわからないのですが、仮にそうだとしたら「やはりすごい」と思うのは、このチェン・ウェイ少将は、
「世界で初めて遺伝子エボラワクチンを開発した人物」
なんです。それがすごいのではないです。
「その最高クラスの遺伝子技術を、中国人に実際に使われるコロナワクチンに使用しなかった可能性がある」からすごいのです。
ワクチンに関係するチェン・ウェイ少将の業績は以下のようなものがあります。
・2003年 SARS コロナウイルスを抑制するための組換ヒトインターフェロン鼻スプレーを開発。1万4000人の医療スタッフを無感染に導く。
・2012年 炭疽菌の予防と制御の研究で画期的な進歩を遂げ、国家戦略準備剤に含まれる最初の遺伝子組み換えワクチンを開発する。
・2014年 西アフリカでエボラ熱が発生した後、世界初の遺伝子型エボラワクチンを開発。2017年に、新薬の承認を取得した世界初のエボラワクチンとなる。 (陳偉)
つまり、チェン・ウェイさんは、「遺伝子組み換えワクチンの世界的なトップ研究者」なのです。
ところが、仮に先ほどの Wei Cheng さんが、チェン・ウェイ少将だとすれば、「その遺伝子の技術をまるで使っていない」のです(組換えはしています)。
コロナウイルスに対しては、少なくとも自国民には実用化していない。
まあ、実際にはよくわからないですけど、「中国ワクチンは水ワクチン?」なんて報道もあるほど、とにかくどこの国でも中国ワクチンの副作用の報告がない。
中国国内で起きた副作用はいくらでも隠蔽できても、他の国に輸出した中国ワクチンで副作用が相次いだとしたら問題になるような気はしますが、少なくとも報道ベースでは「副作用事例をひとつも聞いたことがない」のが現状です。
なお、チェン・ウェイ少将はパンデミックの当初に実にまともなことを述べています。
中国語版 Wikipedia には以下のようにあります。
> チェン・ウェイは「 12年以内にワクチンを開発する」と述べた。
このような期間がワクチン開発には常識的な期間なんだと、当時知りました。
なお、チェン・ウェイ少将は、その後さらに出世したようで、以下のように記されていました。「中国をコロナから救った軍事部門のトップ」として讃えられたようです。
> 2020年8月、チェン・ウェイは、中国の新型コロナウイルスに対する抵抗の過程で貢献し、「人民英雄」国家栄誉称号を獲得した。2021年5月30日、第10回中国科学技術協会第1次会議で副主席に選出された。 (陳薇)
まだ 55歳(私から見れば、ギャルの年齢ですよ)で、人民解放軍少将で、中国科学技術協会副主席で、人民英雄国家栄誉称号とかいうようなものを獲得しているということになっています。
ただし……チェン・ウェイ少将は、決して防疫担当者ではなく、あくまで軍隊の「生物化学兵器部門」の最高責任者です。
人民解放軍で微生物エンジニアリングの研究をはじめてから 30年近く、そして、アメリカ陸軍医科学アカデミーの微生物疫学研究所の副所長に就任したこともあり、アメリカの生物兵器事情にも大変詳しいはずです。
以前、チェン・ウェイ少将が 1988年に中国の浙江大学へ入学した時の写真を入手したことがあって、中国でパンデミックが始まってからのこの1年半、たまにそれを見ていました。
「この子は何かしそうだし」
と。
1988年 浙江大学へ入学した時のチェン・ウェイさん。30年後に人民解放軍少将に
どことなくテレサ・テンさん的な雰囲気も漂う少女は、この三十数年後に人民解放軍・生物兵器部門の文字通りトップとなり、そして新型コロナウイルス対策の全権を委任され、中国のパンデミックをあっという間に制圧することになります。
チェン・ウェイ少将に、新型コロナウイルス対策が委任されてからの中国の感染状況は以下のようになっています。
確かに、中国の公式発表は信用できるものではないとはいえ、ここまで極端な数値ですと、どうこう言えない部分はあります。
そして、生物兵器部門のトップであるチェン・ウェイ少将は「他にも何かしているのかもしれないな」と、ふと思ったり。本職は、あくまでも「生物戦の最高指揮官」なのですから。
先ほどの中国の感染者数のグラフに、アメリカとイギリスとイスラエルを加えてみますと、以下のようになります。
過去三ヶ月のイギリス、アメリカ、イスラエル、中国の100万人あたりの感染状況
Daily new confirmed COVID-19 cases per million people
「まったくディーガルの世界だなあ」と思いながら、このグラフを眺めていました(参考記事)。
そんなわけで、確定的ではないながらも、どうやら「またしても中国にやられた」という可能性が高いという話でした。
ちなみに……英アストラゼネカ社が採用しているウイルスベクター型のコロナワクチンを最初に開発したのは、記録上ではこのチェン・ウェイ少将でした。
中国語版 Wikipedia に以下のようにあります。
> チェン・ウェイのチームとカンシノ・バイオロジクス社によって開発されたアデノウイルスベクター組換えワクチン(商品名「Kevisa」)は、3月16日に臨床試験への参加が承認され (陈薇)
しかし、どうやらこのアデノウイルスベクター組換えワクチンは、中国国内で使われているという話は聞きません。
同じメカニズムのアデノウイルスベクター組換えワクチンであるアストラゼネカ社のワクチンは欧州をはじめとして多くの国で使われていますが……。
複雑ですねえ。
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In Deepさまのブログより転載しました。
やはり、やはり、、やはり、、、 そのものずばり「人口削減計画」
ALSとmRNAワクチンの関係。そしてやはり女性の生殖機能が徹底的な攻撃のターゲットになっていることを論文で確認する
ALSの要因遺伝子とmRNAワクチンの関係
今日(6月7日)、ニュースを見ていましたら以下のようなニュースがありました。これ自体がどうだということではないです。
ALSの進行に関わる遺伝子を特定 東北大チーム
東北大大学院医学系研究科の青木正志教授(神経内科)らの研究チームは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いて、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の運動に関わる神経細胞「運動ニューロン」で、病気の進行に重要な役割を果たすとみられる遺伝子を新たに特定したと発表した。
ALSは全身の運動ニューロンが変性して全身の筋肉が徐々に萎縮し、体が動かせなくなる難病。これまでに複数の原因遺伝子が特定されている。 (kahoku.news 2021/06/07)
ここにあります、 ALS と関係しているとして新たに特定された遺伝子は PHOX2B というもので、調べますと、この PHOX2B 自体は、ずいぶんと以前から知られていたもののようです。
小児慢性特定疾病情報センターの「先天性中枢性低換気症候群」という病気(赤ちゃんなどに睡眠時の無呼吸発作などが起きる難病で、人工呼吸器管理が必要になる)の解説ページには、この子どもの難病の原因が PHOX2B であることが 2003年に特定されたとありますので、明確な原因が不明とされているいくつかの病気とこの遺伝子が関係していることは以前から知られていたものなのかもしれません。
どうしてこんなことにふれたのかといいますと、先ほどのニュースは ALS についてのものでしたが、mRNAコロナワクチンが ALS の「発症要因」と比較的「関係している」ことを以前知ったからです。
ALS と関係する可能性があるのならば、若い人たち、あるいは自分のお腹の赤ちゃんに伝播する可能性のある女性などが、そのような深刻な神経疾患の「要因」を体内に入れてしまうのはどうなのだろうなと思いながら、先ほどの ALS の報道を眺めていました。
2012年9月の理化学研究所のプレスリリースでは、この PHOX2B という遺伝子の異常により起きる先ほどの先天性中枢性低換気症候群になると、
> 神経芽腫とヒルシュスプルング病を併発するリスクが 500~ 1000倍に跳ね上がる。
とあります。神経芽腫というのは、悪性の小児がんで、ヒルシュスプルング病というのは、小児の腸管閉塞症の一種だそうで、どちらも深刻な子どもの病気です。
なお、mRNAワクチンが ALS と関係する可能性を持つというのは、わりとややこしい話ではあるのですが、ここまで書いて、まったくふれないというわけにもいかないと思いますので、簡単に書かせていただきます。
以前、以下の記事において、mRNAワクチンが脳の神経変性疾患と関連する可能性があるという論文について書きました。
やや衝撃的な研究: mRNAコロナワクチンは「プリオン病などの神経変性疾患と関連し、脳を進行的に退化させる」可能性について述べられた論文の行方
投稿日:2021年4月12日
ここでは、医学博士のJ・バート・クラッセン氏が書いた論文に反証しているファクトチェックの記事をご紹介したのですが、その理由は、この記事を書いた時点では、その論文そのものを入手できていなかったのです。
しかし、その後、論文そのものを入手することができまして、それを読みますと、ここでは「プリオン病」とありますが、プリオン病という呼び方は、進行性の脳変性疾患全般を示すものです。論文にはそのように書かれてありましたので、記事でもそのように記したのですが、実際の論文を見ますと、
「 ALS の発症と関係している可能性」
がかなり明確にわかるのです。
そして仮に、mRNAコロナワクチン(新型コロナウイルス感染症のほうではなく、あくまでワクチンのほうです)の影響が、本当に ALS の発症要因になるのだとすれば、その遺伝子要素は、子どもや赤ちゃんに出現した場合でも何らかの影響が出てしまうのかもしれません。アメリカでは、2歳までのワクチン接種の実施が予定されていて、臨床試験では、すでに 8ヶ月の赤ちゃんにもファイザーワクチンが接種されています。
まず、ALS というものの原因遺伝子として特定されているもののうちの 2つに、
・TDP-43
・FUS
というものがあります。
日本語での表現はないようですので、こういう英語の表記だけとなってしまいます。
以下は、慶應義塾大学の「世界の幹細胞関連論文の紹介」にあった「 FUS/TLSとTDP-43 二つのALS原因遺伝子の交差点」というページからの抜粋です。
ALS の原因遺伝子として近年注目されている FUS/TLS の変異では運動神経の細胞質内に FUS/TLS の蓄積が観察され、また、もう一つの原因遺伝子である TDP-43 は弧発性 ALS 患者の運動神経細胞内局在に異常が認められる。
しかしながら FUS/TLS および TDP-43 が病態メカニズムにどのように関わっているかは解明されていない。
今回の研究では FUS/TLS の機能解析と TDP-43 との共通点、そして ALS の病態への関連性について検討している。(med.keio.ac.jp)
メカニズムはわかっていないけれど、この「 TDP-43 の異常」と「 FUS/TLS の蓄積」が ALS 患者で認められることにより、これらと ALS の関係は特定されていると。
そこで、先ほどの過去記事「 mRNAコロナワクチンは「プリオン病などの神経変性疾患と…」でご紹介しましたクラッセン博士の、その後入手いたしました論文そのものから一部抜粋します。
論文の「結果」という部分です。赤い字はこちらで施しています。
論文「COVID-19 RNA ベースのワクチンとプリオン病のリスク」より
ファイザー社 COVID-19ワクチンの分析により、ヒトにプリオン病を誘発する 2つの潜在的な危険因子が特定された。このワクチンの RNA 配列には、TDP-43 と FUS がプリオンベースのコンフォメーションで凝集し、一般的な神経変性疾患の発症につながると考えられる配列が含まれている。
特に、RNA 配列(※ 分析した遺伝子配列が長く記されますが、専門的すぎますので割愛します)は、 TDP-43 および/または FUS に結合する親和性が増加していることが示されている。TDP-43 または FUS は、細胞質で病的な形状をとる。
ワクチンによってコードされるスパイクタンパク質は、亜鉛分子を含む酵素、アンギオテンシン変換酵素2 (ACE2) に結合する。スパイクタンパク質が ACE2 に結合すると、亜鉛分子が放出される可能性がある。亜鉛分子は、TDP-43 が病的なプリオン変換を開始する原因となるイオンだ。 (scivisionpub.com)
このように、この mRNA ワクチンは、
・RNA の配列に ALS を誘発する可能性のある TDP-43と FUSが凝集して、神経変性疾患の発症につながる可能性のある配列が含まれている
ことが見出され、そして、
・スパイクタンパク質が ACE2に結合すると(TDP-43 が病的なプリオン変換を開始する原因となる)亜鉛分子が放出される可能性がある
という 2つの問題があるということを論文では指摘しています。
この論文は、以下にあります。
COVID-19 RNA Based Vaccines and the Risk of Prion Disease
取り上げた後の「討論」というセクションで、さらに分子レベルの解説がなされていますが、同時にクラッセン博士はかなりお怒りのようで、「このワクチンが COVID-19 の流行よりも多くの病気を引き起こす可能性がある」と強い調子で書いています。
もう今となりましては、このワクチンについて出てきている「長期の健康被害への懸念」はあまりにも多彩となってきていて、もはやどうにもならないレベルに膨れあがっていますが、最初は「こんないい加減なものを…」というように思っていたのですが、
「そういうことではない」
ということが今ではわかっているわけですから(あえてそう作っている)、次々とからだに悪いものが見つかることは不思議ではないです。
そして、やはり最も気になるのは、「女性の生殖機能への攻撃の度合いがすごすぎる」ことです。
先週、このワクチンと「生殖不全」の問題について、以下の記事を書きました。
コロナが、あるいはそのスパイクタンパク質が「もともと生殖不全を引き起こす可能性のあるメカニズムを持っている」ことを知る。米CDC報告では、コロナワクチン副作用報告の80%は女性
投稿日:2021年6月1日
そうしましたら、その後、新型コロナウイルス(つまりスパイクタンパク質)の、
「女性の生殖機能への壮絶な攻撃の様相」
が示されている論文を教えていただきまして、それを読んで、やや唖然としましたので、少しご紹介したいと思います。
女性の生殖機能をほぼ完全に破壊する
論文は、2020年5月に英オックスフォード大学のオックスフォード・プレスに発表されたもので、世界的なパンデミックとなった少し後の頃のものです。そのため、論文は「新型コロナウイルス感染症の患者」を対象としています。
ワクチン接種者ではないです。
しかし、新型コロナウイルス感染症の健康被害を起こす要因が「スパイクタンパク質だけ」である可能性がきわめて高くなっている中で、今や、
「新型コロナ感染症は、スパインタンパク質感染症」
だと断言できるわけですが、以下の記事では、米テキサス工科大学の研究者たちによる研究で、「スパイクタンパク質がヒトに長期的な遺伝子発現の変化をもたらす可能性」を突き止めたものについてご紹介しています。
コロナのスパイクタンパク質が「人間に長期的な遺伝子発現の変化をもたらす」可能性が米国の研究で突き止められる。…とすると体内にスパイクタンパク質を生成するワクチンの影響は…
投稿日:2021年4月28日
この中で、研究者たちは、細胞の遺伝子発現を変化することについて、「スパイクタンパク質のみ」でそれが起きることを見出したのです。
つまり、「新型コロナウイルス」と中心的と思われていた「ウイルス」が存在しようが存在しまいが、スパイクタンパク質だけが体内に存在すれば、症状、そして上のタイトルにあります「長期的な遺伝子発現の変化」も起き続けるのです。
何しろ、以下の記事でご紹介した米マサチューセッツ工科大学の研究により、「このワクチン mRNA は分解されにくい(体内で消えにくい)ように遺伝子の配列を変更していた」ことが見出されています。つまり、「いつまで体内でスパイクタンパク質を作り続けるのか、よくわかっていない」のです。少なくとも、短時間、短期間ではない。
脾臓とワクチン : mRNAワクチンが最も攻撃する脾臓の精神科学的な意味は?
投稿日:2021年5月17日
しかも、研究で見出された次の部分にある通り、この変更した配列は、「本来のコロナウイルスより、はるかに多くのスパイクタンパク質を発現する」ことになっているようです。
以下のように記されていました。
> GC(グアニンとシトシン)含量が豊富な mRNA配列は、 GC含量が貧弱な配列よりも最大 100倍効率的に発現(スパイクタンパク質に翻訳)されることが実験的に実証されている。
通常の新型コロナウイルスの mRNA が作り出すものよりはるかに多いスパイクタンパク質を「長期間にわたり」作り続ける。
そういうもののようなんですね。
そうした理由は、「そうしたいから、そうした」ということだと思われます。それが一義的な目的だとさえ思います。
ともあれ、
「身体に被害を与えるのはスパイクタンパク質自身であり、それのみである」
ということが今は、ほぼ言えるのです。
ですので、ご紹介する 2020年5月の論文では、新型コロナウイルス感染者の事例を取り上げていますが、「ワクチン接種者も同じ」です。
つまり、ご紹介する論文にある内容は、「ワクチン接種者の女性たちも同じである可能性が高い」と考えてかまわないと思われます。
そんなわけで、その論文を部分的にご紹介いたします。それなりに長い論文ですので、印象的なところを部分的に抜粋しながらとさせていただきます。
論文自体は以下にあります。
女性の生殖器系に対する COVID-19/ACE2 の潜在的な影響
Potential influence of COVID-19/ACE2 on the female reproductive system
なお、論文のタイトルに「 COVID-19 / ACE2 」とあり、この ACE2 というのは、スパイクタンパク質が結合する細胞の受容体である ACE2 のことですが、これについては、
「 ACE2 に結合するということ自体がひどいこと」
だと気づいて、記事を書かせていただいたことがあります。
以下の記事です。
コロナが、あるいはそのスパイクタンパク質が「もともと生殖不全を引き起こす可能性のあるメカニズムを持っている」ことを知る。米CDC報告では、コロナワクチン副作用報告の80%は女性
投稿日:2021年6月1日
そして、この論文で、その「懸念」が事実だったことを知ります。
それでは、ここからです。
受胎から出産までのすべての過程がACE2受容体によって
まず、論文の最初の概要です。
論文「女性の生殖器系に対する COVID-19/ACE2 の潜在的な影響」より
概要
2019年に発生した新型コロナウイルス(2019-nCoV)は、は、アンギオテンシン変換酵素2 (ACE2) に結合することによって標的細胞に侵入し、宿主細胞における ACE2 の発現を調節する。
ACE2 と、レニン-アンギオテンシン系 (血圧や循環を調整する)の重要なコンポーネントは、アンギオテンシン II (Ang II) と Ang-(1-7) のレベルを調節することによってその生理学的機能を発揮する。
2019-nCoV が女性の生殖能力に及ぼす潜在的な害についての可能性を調べるために、女性の生殖器系における ACE2の分布と機能を報告した文献をレビューした。
入手可能な証拠は、ACE2 が卵巣、子宮、膣、および胎盤で広く発現していることを示唆している。したがって、飛沫感染や接触感染の他に、母子感染や性感染の可能性もあると考えられる。アンギオテンシン II、ACE2 と Ang-(1-7) は、卵胞の発達と排卵を調節し、黄体の血管新生と変性を調節し、子宮内膜組織と胚の発達の規則的な変化にも影響を及ぼしている。
これらの機能を考慮に入れると、2019-nCoV は ACE2 の調節を通じて女性の生殖機能を妨害する可能性がある。(academic.oup.com)
この論文は、このようなことを詳細に調査したものです。
詳細なメカニズムを説明した後の次に「卵巣の ACE2受容体」という項目があり、そこから抜粋します。
論文「女性の生殖器系に対する COVID-19/ACE2 の潜在的な影響」より
卵巣のACE2
ACE2 は間質細胞および顆粒膜細胞、ならびに未成熟ラット卵巣の卵母細胞に存在し、その発現は、胞状卵胞および排卵前卵胞で増強される。
ACE2 の mRNA 転写産物は、特に、生殖年齢の女性で検出されている。閉経後の女性の卵巣でも検出されている。データベースの ACE2 データを分析したところ、ACE2 は卵巣で最も多く発現していることがわかった。
一方、他から得られたデータは、卵母細胞における ACE2の発現レベルが比較的高いことを示した。したがって、卵巣と卵母細胞は 2019-nCoV の潜在的な標的である可能性がある。
ACE2 は、Ang II と Ang-(1-7) のレベルのバランスをとる上で相乗的な役割を果たす軸の重要な酵素だ。Ang II はステロイド分泌を誘発し 、卵胞の発達と卵母細胞の成熟を促進する、また、濾胞閉鎖に貢献する。排卵への影響、および黄体の進行の維持、エストラジオールとプロゲステロンの生成の促進、排卵の促進、卵母細胞の減数分裂の再開に貢献する。最近の研究では、Ang-(1-7) のレベルがヒト卵母細胞の成熟にも関連していることが示された。 (academic.oup.com)
ちょっと、「濾胞閉鎖」とか「卵母細胞の減数分裂の再開」とか、単語そのものがよくわからない部分もあるのですが、これを羅列しましたのは、
「 ACE2受容体というものは、生殖に関してこれだけの影響を持つ」
ということを知っていただきたく、抜粋しました。
「排卵から妊娠までにいたる」ほぼすべての機能に貢献していることがわかります。ACE2 が何らかの「良くない影響」を受けた場合、妊娠そのものが難しくなる可能性が高いのです。
しかし、さらに大きな範囲でスパイクタンパク質が生殖機能に大きく関係していることが次のセクションでわかります。
論文「女性の生殖器系に対する COVID-19/ACE2 の潜在的な影響」より
子宮と膣のACE2
ACE2 の mRNA は、ヒトおよびラットの子宮で同定されている。ACE2 の mRNA は間質細胞よりも上皮細胞に多く、増殖期より分泌期に多く存在する。さらに、データを分析し、子宮と膣にも ACE2の存在を確認した。
注目に値するのは、35人の 2019-nCoV 陽性女性の性的パートナーの間で高い感染率が報告されていることで、性感染が発生する可能性を示唆している。ただし、性感染の確認にはまだ詳細な調査が必要だ。
Ang II は、血管床と子宮内膜の再生において二重の役割を果たし、らせん状動脈の血管収縮を通じて月経を開始する。
Ang II と Ang-(1-7) の間のバランスは、子宮内膜の再生と子宮筋層の活動を調節することができる。さらに、Ang II は、子宮の上皮細胞および間質細胞の増殖を増加させ、子宮内膜線維症を増強する。
特に、子宮内膜における Ang II の正常な機能は通常の月経周期に必要であり、その分布と受容体のレベルの変化は、過形成性子宮内膜に関連する機能不全の子宮出血に関連している可能性がある。(academic.oup.com)
このあたりから深刻な話が出てきます。
> (ACE2)受容体のレベルの変化は、過形成性子宮内膜に関連する機能不全の子宮出血に関連している可能性
つまり、子宮の機能不全に関係する可能性があると書かれています。
また、先ほどリンクしました過去記事「…もともと生殖不全を引き起こす可能性…」の最初には、アメリカの掲示板レディットのことを書いていますが、以下の下りは、副作用(直後の副反応ではなく、長く続く副作用)の報告として、女性の生理不順に関してのものがとても多いことを思い出します。
> 子宮内膜における Ang II の正常な機能は通常の月経周期に必要であり
生理の周期が乱れる女性たちがかなり多いのです。
接種した直後には何でもなくとも、時間と共に生理の周期や症状が変化した報告も多いです。
次に論文は、「妊娠中のACE2」という項目のもので、ここが最も長い部分であり、そのままの抜粋はむしろ読みにくくなると思いますので、要点を箇条書きさせていただきます。
論文「女性の生殖器系に対する COVID-19/ACE2 の潜在的な影響」より
妊娠中のACE2 (概要の抜粋)
・ACE2 受容体はヒト胎盤で広く発現している
・ACE2 受容体は、動脈および静脈の内皮、および臍帯の平滑筋にも見られる
・ACE2 受容体は「妊娠初期に最高レベル」に達する
・妊娠中に ACE2 受容体が正常ではない場合は、異常な胎盤機能 (胎盤低酸素症および子宮動脈機能不全を含む)が見られ、最終的には胎児の発育遅延を伴う
・妊娠中の ACE2 受容体の異常は、早産を引き起こす要因となる
・早産と子宮内胎児発育制限で生まれた子どもの成人期に現れる心血管障害とつながる可能性
・COVID-19の母親から生まれた新生児が感染していた事例があった
・母乳のサンプルから核酸検査で COVID-19陽性の事例があった
・すなわち、母乳から感染する可能性
このようなことが書かれていますが、母乳から感染して影響があるのは、もちろんウイルスではなく、「スパイクタンパク質そのもの」です。
驚いたのは、新型コロナウイルス患者の妊娠中の女性たちの「出産にいたる状況」です。
何度も書きますが、新型コロナウイルス感染症とは、スパイクタンパク質感染症ですので、ワクチンも同じ作用である可能性があります。
論文にある妊娠中の新型コロナウイルス患者のその後の結果
・早産 (20.8%)
・胎児仮死 (26.7%)
・前期破水 (13.0%)
・帝王切開 (92.6%)
帝王切開率が異常に高いのは、これは当時の武漢で病院側が感染を懸念して自然出産が避けられていたことと関係があるのかもしれません。
論文には最後に以下のように書かれています。
現在のデータはまだ不十分であり、一部のレポートには具体的な詳細が欠けていることは言及する価値がある。したがって、胎盤機能不全を引き起こすのが 2019-nCoV / ACE2 の関係(新型コロナウイルス=スパイクタンパク質が ACE2に与える影響との関係)にあるのかどうかはわかりにくいままであり、さらなる評価が必要だ。 (academic.oup.com)
しかし、この 2020年5月当時では不明確だった「 ACE2受容体とスパイクタンパク質と生殖機能不全」の関係は、今ではかなり明らかとなっています。
簡単に書きますと、こんなように ACE2 受容体を攻撃されれば、妊娠できようがないです。
卵巣も激しくスパイクタンパク質の攻撃を受けています(過去記事の後半)。
仮に妊娠できたとして、子宮も胎盤もすべて攻撃を受けていて、赤ちゃんがそこで成長する部分を阻害されてしまっています。
無事に出産したとしても、赤ちゃんにもスパイクタンパク質は伝播している。
これが mRNAワクチン後の一時的なものなら問題ないのです。しかし、先ほど書きましたように mRNAワクチンの RNA は、「壊れないように改変されている」わけですから、永続的なのかどうかはわからないにしても、長く続くと思われます。
スパイクタンパク質の体内での産生が続く期間によるでしょうけれど、女性自身が本当の影響を理解するのは、ずっと後のことになると思います。というのも、たとえば、現在十代二十代の女性が「子どもがほしい」と妊娠を考えるようになる数年後、十数年後になってから「それができない」ときに初めて判明するのですから。
それまではわからない。
現在行われていることの後の時代への影響はものすごいものとなりそうです。
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