先週の水曜日、街の歯医者さんから紹介状を書いてもらって行った武蔵野赤十字病院の口腔外科
診察の結果、「関節がくっついちゃってるからCT撮って来て」ってことで日赤では混んでいるので溜池山王のメディカルスキャニングへ・・
その診断結果が今日あった。
その前に水曜日に耳鼻咽喉科で撮った首と肺のCTの結果も。
すっごい悩んで時間がかかるかも！？って言うのと天気がよかったので自転車で日赤へ。
結構急いだつもりが・・3分遅刻
まずはおーの先生の耳鼻科へ・・
前の患者さんは3人ともエコーだったみたいでエコーの部屋から呼ばれてサクサク終わる。
私の番号が出たので入って行くと「右が痛いの？」なんだ？急に「何が？？」「顎だよ。痛いんでしょ？」「ああ。右が特に痛い。何で？？手術？」「いや。顎の方は知らない。口腔外科の先生に聞いてみて！」じゃ。何で聞いたの？？
「甲状腺癌の転移じゃないか？って言うんだけどね」「え？誰がそんな余計なこと？？」「メディカルスキャニングの所見。ほら見て！甲状腺癌の転移が疑われます。MRIで精査をお勧めしますって」「何で？そんなことないよねぇ？！だって私の甲状腺癌ってさ。中に悪性も含まれてたよ程度のやつじゃん？」「うん。初期！骨に転移するとは思えないんだよなぁ！？「甲状腺癌って死なないんだよねぇ？！」「うん！死亡率は低いね」「あなたの患者で今まで亡くなった人いないでしょ？」「それはいるよ」あら。いるんだ！？
「でもこの間の血液検査の結果でもこの値が高くないから腫瘍があるとは考えにくい」「何で腫瘍があることなんかになってるの？関節がくっついてるんだよ」「それがはっきり甲状腺癌の転移が疑われますって書かれてるんだよ」「おじいちゃんは何て言ってるの？」「誰？！おじいちゃんって・・口腔外科の道脇先生？何にも言ってないよ。まだ見てないんじゃない？」「え？だっておじいちゃん宛に送ってるんだよ。何で見ないの？」「見ない人いるよ。診察の時に見て話せばって先生」「あなたは見ない？？」「僕は見るけど・・」「あなたが見てるのに見ない人なんているわけないじゃん」「それがいるのよ」ふーん
「それよりさ。肺は？？引っかかってた？？人間ドックで7mmの結節があるって書かれてたよ」「ああ。それは大丈夫！変わってないから」「変わってないってどういう事？」「2014年の時から結節があるって書いてあるけど大きさ変わってないから」「だいたい結節って何？」「しこりよ！それが悪性か良性か決まるまでは全部結節って言うの。でも4年前から大きさ変わってなければ大丈夫」「ふーん。耳も前より悪くなってるけど・・顎のせいではないよね！？」「違うよ。だって高音だけじゃん。顎のせいで悪くなってるなら両方聞こえなくなるでしょ！？それは年齢とともになるやつよ」「加齢ってやうだね。もう治らないんでしょ！？」「治らないね」「ちょっと早くない？加齢には」「早いね。でも仕方ないよ。人間誰もがいつかなるものだから・・聴力検査、ちゃんとしてみる？？僕、人間ドック信じてないから」医者が言う言葉でしょうか！？
看護師さんが出てきて聴力検査をサクサクとしてくれる。
骨で聞くような検査まで。「13番の前でお待ちくださいねぇ」ってにっこり。
待っていると「1962番の方診察室にお入りください」って画面に出る。
入って行くと「確かに悪いねぇ。高音が特にひどいね」でしょ？？（笑）人間ドックだってちゃんとしてるんだよ。「私さ。危険な音が聞こえずに死ぬタイプかな？！」「危険な音はもう少し低温だから大丈夫だよ」「だって・・サイレンとかアラーム的な物って高音だって言われたよ。Jアラートとか聞こえないで死んじゃうかも？！」「Jアラートは周りの人が逃げるから一緒に逃げて」そういう問題ではない！
「とりあえず、顎は道脇先生に色々話聞いてみて」「あのおじいちゃん、どうなの？いい先生？」「すごくいい先生だよ。昭和大学の名誉教授かなんかみたいだし」「そういう肩書じゃなくて人間性よ」「（笑）ああ。いい人よ。穏やかで」「そう？？この間、口開かなきゃ診察できないよって言われたよ」「そりゃそうでしょ！？歯科で口開かないでどこ診るの？」「その言い方が結構強かったよ」「そう？？僕らには温厚な先生だけどね。ま、医者同志だからかもね！？」きっとそうでしょ！？
「甲状腺癌についてはちゃんとコメント書いてあるから」「なんて？」「甲状腺癌の転移とは考えにくいですって・・」「なんか冷たくない？甲状腺癌の手術した人が・・・」「何で？手術した人だから違うんじゃないですか？って言っててかなり優しく書いてるけど？！」ああ言えばこう言う。
「じゃ。次は3か月後」「え？何が？何するの？」「いつものだよ。甲状腺」甲状腺は「次は半年後ね」って言って1月に予約入ってるんだけど！？ま、いっか。
「とにかく道脇先生の言うことちゃんと聞いて相談してくるんだよ。大丈夫だからね」子供か！！
耳鼻科が終わったことを受付に知らせて今度は隣にある口腔外科へ。
14時半からの予約だったんだけど・・おじいちゃんが来てないのか？全然呼ばれない。45分くらいに1962番の方診察室にお入りくださいが出る。
「何か腫瘍とかができてるわけじゃなさそうだね」うなづく。
「そうなると・・ちょっと大変なんだけどさ」え？手術？？「あっちの椅子座って」看護師さんに促され診察台へ・・
「口開けて！！それしか開かない？？じゃ。ちょっと痛いよ。これはどう？？」ぐりぐり指を入れて開けだす。「それでも開かない」ふがふが言いながら答える。本当に開かない。
「くっついちゃってるのは手術で広げる事もあるんだけど・・まず自分の手で開けてみて3本の指が縦に入るように練習してみよう」「無理だと思う」「毎日ちょっとずつでいいから。ぐーって。機械もあるんだけどね。結局は手で開けるのと同じなんだよね！？手なら家で自分でできるでしょう！？今は2本だけど・・ちょっとずつがんばって3本入れてみて。今も・・無理やり押し込んでみて」痛いけど・・手術したくないので頑張る。
指の先だけ入った「そのくらいずつでいいから毎日ちょっとずつ開くようにがんばって。大丈夫だよね？」「ふがふが・・」「え？どうした？？」「指が取れない」って言うと大爆笑！看護師さんが取ってくれた。
笑いながら「取れなかったらそのままでもいいよ」冗談も言うんだね（笑）
「手術はなるべくやらないように自分で頑張ってみようね。大野先生は甲状腺癌の転移ではないって言ってるから大丈夫だよ」あら、意外と優しい。
「じゃ。3週間後に診せに来て」
やったー！！手術は絶対かと思ったけど・・なんとか手術しなくて済みそうだ～～！イェイ！！
もう早速4階から降りるエスカレーターで大きな口を開ける練習をする。
痛くてまだ開かないけど・・ずっと開けていればいつかきっと！！
お祝いにチョコバナナアイスを・・！
このシリーズかなりおいしいらしいね。
お家に帰って早速！めちゃくちゃおいしかった。
とりあえず、何をするにも自分でできる一番大きな口を開けて毎日練習するぞ！！！
本当によかった！しかし・・一度癌になると相変わらず何もかも癌を疑われちゃうんだねぇ？！
今回もつくづく思ったよ。まさか転移なんて言われると思わなかったから。
おーの先生だけは信用できるので・・信じて練習しまーす！！
ご心配をおかけしました。
診察の結果、「関節がくっついちゃってるからCT撮って来て」ってことで日赤では混んでいるので溜池山王のメディカルスキャニングへ・・
その診断結果が今日あった。
その前に水曜日に耳鼻咽喉科で撮った首と肺のCTの結果も。
すっごい悩んで時間がかかるかも！？って言うのと天気がよかったので自転車で日赤へ。
結構急いだつもりが・・3分遅刻
まずはおーの先生の耳鼻科へ・・
前の患者さんは3人ともエコーだったみたいでエコーの部屋から呼ばれてサクサク終わる。
私の番号が出たので入って行くと「右が痛いの？」なんだ？急に「何が？？」「顎だよ。痛いんでしょ？」「ああ。右が特に痛い。何で？？手術？」「いや。顎の方は知らない。口腔外科の先生に聞いてみて！」じゃ。何で聞いたの？？
「甲状腺癌の転移じゃないか？って言うんだけどね」「え？誰がそんな余計なこと？？」「メディカルスキャニングの所見。ほら見て！甲状腺癌の転移が疑われます。MRIで精査をお勧めしますって」「何で？そんなことないよねぇ？！だって私の甲状腺癌ってさ。中に悪性も含まれてたよ程度のやつじゃん？」「うん。初期！骨に転移するとは思えないんだよなぁ！？「甲状腺癌って死なないんだよねぇ？！」「うん！死亡率は低いね」「あなたの患者で今まで亡くなった人いないでしょ？」「それはいるよ」あら。いるんだ！？
「でもこの間の血液検査の結果でもこの値が高くないから腫瘍があるとは考えにくい」「何で腫瘍があることなんかになってるの？関節がくっついてるんだよ」「それがはっきり甲状腺癌の転移が疑われますって書かれてるんだよ」「おじいちゃんは何て言ってるの？」「誰？！おじいちゃんって・・口腔外科の道脇先生？何にも言ってないよ。まだ見てないんじゃない？」「え？だっておじいちゃん宛に送ってるんだよ。何で見ないの？」「見ない人いるよ。診察の時に見て話せばって先生」「あなたは見ない？？」「僕は見るけど・・」「あなたが見てるのに見ない人なんているわけないじゃん」「それがいるのよ」ふーん
「それよりさ。肺は？？引っかかってた？？人間ドックで7mmの結節があるって書かれてたよ」「ああ。それは大丈夫！変わってないから」「変わってないってどういう事？」「2014年の時から結節があるって書いてあるけど大きさ変わってないから」「だいたい結節って何？」「しこりよ！それが悪性か良性か決まるまでは全部結節って言うの。でも4年前から大きさ変わってなければ大丈夫」「ふーん。耳も前より悪くなってるけど・・顎のせいではないよね！？」「違うよ。だって高音だけじゃん。顎のせいで悪くなってるなら両方聞こえなくなるでしょ！？それは年齢とともになるやつよ」「加齢ってやうだね。もう治らないんでしょ！？」「治らないね」「ちょっと早くない？加齢には」「早いね。でも仕方ないよ。人間誰もがいつかなるものだから・・聴力検査、ちゃんとしてみる？？僕、人間ドック信じてないから」医者が言う言葉でしょうか！？
看護師さんが出てきて聴力検査をサクサクとしてくれる。
骨で聞くような検査まで。「13番の前でお待ちくださいねぇ」ってにっこり。
待っていると「1962番の方診察室にお入りください」って画面に出る。
入って行くと「確かに悪いねぇ。高音が特にひどいね」でしょ？？（笑）人間ドックだってちゃんとしてるんだよ。「私さ。危険な音が聞こえずに死ぬタイプかな？！」「危険な音はもう少し低温だから大丈夫だよ」「だって・・サイレンとかアラーム的な物って高音だって言われたよ。Jアラートとか聞こえないで死んじゃうかも？！」「Jアラートは周りの人が逃げるから一緒に逃げて」そういう問題ではない！
「とりあえず、顎は道脇先生に色々話聞いてみて」「あのおじいちゃん、どうなの？いい先生？」「すごくいい先生だよ。昭和大学の名誉教授かなんかみたいだし」「そういう肩書じゃなくて人間性よ」「（笑）ああ。いい人よ。穏やかで」「そう？？この間、口開かなきゃ診察できないよって言われたよ」「そりゃそうでしょ！？歯科で口開かないでどこ診るの？」「その言い方が結構強かったよ」「そう？？僕らには温厚な先生だけどね。ま、医者同志だからかもね！？」きっとそうでしょ！？
「甲状腺癌についてはちゃんとコメント書いてあるから」「なんて？」「甲状腺癌の転移とは考えにくいですって・・」「なんか冷たくない？甲状腺癌の手術した人が・・・」「何で？手術した人だから違うんじゃないですか？って言っててかなり優しく書いてるけど？！」ああ言えばこう言う。
「じゃ。次は3か月後」「え？何が？何するの？」「いつものだよ。甲状腺」甲状腺は「次は半年後ね」って言って1月に予約入ってるんだけど！？ま、いっか。
「とにかく道脇先生の言うことちゃんと聞いて相談してくるんだよ。大丈夫だからね」子供か！！
耳鼻科が終わったことを受付に知らせて今度は隣にある口腔外科へ。
14時半からの予約だったんだけど・・おじいちゃんが来てないのか？全然呼ばれない。45分くらいに1962番の方診察室にお入りくださいが出る。
「何か腫瘍とかができてるわけじゃなさそうだね」うなづく。
「そうなると・・ちょっと大変なんだけどさ」え？手術？？「あっちの椅子座って」看護師さんに促され診察台へ・・
「口開けて！！それしか開かない？？じゃ。ちょっと痛いよ。これはどう？？」ぐりぐり指を入れて開けだす。「それでも開かない」ふがふが言いながら答える。本当に開かない。
「くっついちゃってるのは手術で広げる事もあるんだけど・・まず自分の手で開けてみて3本の指が縦に入るように練習してみよう」「無理だと思う」「毎日ちょっとずつでいいから。ぐーって。機械もあるんだけどね。結局は手で開けるのと同じなんだよね！？手なら家で自分でできるでしょう！？今は2本だけど・・ちょっとずつがんばって3本入れてみて。今も・・無理やり押し込んでみて」痛いけど・・手術したくないので頑張る。
指の先だけ入った「そのくらいずつでいいから毎日ちょっとずつ開くようにがんばって。大丈夫だよね？」「ふがふが・・」「え？どうした？？」「指が取れない」って言うと大爆笑！看護師さんが取ってくれた。
笑いながら「取れなかったらそのままでもいいよ」冗談も言うんだね（笑）
「手術はなるべくやらないように自分で頑張ってみようね。大野先生は甲状腺癌の転移ではないって言ってるから大丈夫だよ」あら、意外と優しい。
「じゃ。3週間後に診せに来て」
やったー！！手術は絶対かと思ったけど・・なんとか手術しなくて済みそうだ～～！イェイ！！
もう早速4階から降りるエスカレーターで大きな口を開ける練習をする。
痛くてまだ開かないけど・・ずっと開けていればいつかきっと！！
お祝いにチョコバナナアイスを・・！
このシリーズかなりおいしいらしいね。
お家に帰って早速！めちゃくちゃおいしかった。
とりあえず、何をするにも自分でできる一番大きな口を開けて毎日練習するぞ！！！
本当によかった！しかし・・一度癌になると相変わらず何もかも癌を疑われちゃうんだねぇ？！
今回もつくづく思ったよ。まさか転移なんて言われると思わなかったから。
おーの先生だけは信用できるので・・信じて練習しまーす！！
ご心配をおかけしました。
