富士総合火力演習に行ってきた

入間基地に集合、観光バス３台満員で富士演習場へ向かう。
会場へ入ると既に観覧スタンド席は満杯で、話によると朝３時には並んで待っているとの事でした。
スタンド席へは当然入れず、サッカーコート程の広場に全面、迷彩カラーのビニルシートが網の目のように張ってあり、そこが観覧席となっている。
座って観覧なので、日傘は後ろの人が見えなくなるので使用禁止との事、兎に角アツイ！帽子を被り、タオルを巻き、日焼け止めを塗る。
今回はカミサンと一緒なので、カミサンの雲行きを絶えず気に掛けなければならないという使命があるのだ。

演習が始まるまでに我慢できずにかき氷を買いに出たのだが、長蛇の列。普段諦める僕なのだがカミサンの為と、頑張る。
日差しは暑いけど、風は気持ちが良い季節で、かき氷は体を冷やす効果は抜群、その頃に演習は始まり、カミサンの不満度は落ち着いた模様。

戦車から遠距離の標的に向かって砲弾を打つと、そりゃあ凄い爆発音と衝撃波を感じ、着弾地点を目で追うと．．．．．？（時間差）
放送で「着弾ー！」と言う瞬間、彼方にある山の斜面に着弾し、爆発した煙が立ち上るのが見える．．．．が、音がしない。
暫くして、爆発音が花火のように聞こえてくる。
目と耳で感を頼りに喧嘩するのとは訳が違うんだ、何台もの戦車が同時に打ち込み、同じ場所に着弾させ、同時に爆発する、凄い事が目の前で行われている。着弾する前、空中で爆発させ、その爆発痕で富士山の山の形を作ったり、想像を超えた機械による戦闘だ。
アニメの世界がやがて現実に．．．今既にそうなっているのかもね？


兎に角、ド迫力、デカい音、全身で衝撃波を感じ、破壊力に驚いた。
怖い、危ない、こんなモノを使って戦闘を繰り返している地域が世界にはある事実．．．．．人間って恐ろしい生き物だ。
これが、感想．．．．かなぁ。

戦車も装甲車のヘリも、みんなカッコ良いんだ、すっごく憧れる。
でもさ、殺戮の為の兵器だよね、実際。
赤外線で目標を捉えた位置情報をネットワークを使い、各戦車車両のコンピュータは走りながら目標に向かって砲弾を撃ち込む事が出来るという新型戦車。ミサイルだって目標に向かってまっしぐらに突っ込む。動いている目標物も正確に破壊する。
こんな時代に国と国の戦争になったらと思うと、本当に怖い。恐ろしい。
砲弾が着弾した場所にいたらと思うと、人なんてアリンコよりも小さな生き物になってしまう感覚になる。痛みも感じずにバラバラになれそうだ。

写真アップしましたので、見てくださーい♪　⇒　Picasa