高根城 [タカネジョウ] |
別名 | 久頭郷城・久頭合城 | |
城郭構造 | 連郭山城 |
築城者 | 奥山氏 |
築城年 | 1414年(応永21年) |
廃城年 | 1572年(元亀3年) |
指定史跡 | 市指定史跡 |
場所 | 静岡県浜松市 地図 |
スタンプ設置場所 | なし |
御城印販売場所 | 水窪総合体育館・みさくぼ路の里 |
高根城入口
高根城概略図
高根城公園駐車場
大手口
倉庫
主殿
井楼櫓
この建物は、永禄年間末(1569~76)頃武田信玄・勝頼によって建てられた物見のための櫓です。
虎口
小郭間は木橋によって接続され、三の郭から続く城内道を規制する役目もありました。
この場所は本郭の狭間から格好の標的となる位置です。
二の郭
切岸
敵兵が登ることができないような急な土塁の壁です。
箱堀
底部が平らになって箱のような形をした堀りで、堀底が広く
守備兵が走りやすくなっています。
丸馬出土塁
半円形を丸馬出しと呼び、武田流の特徴でもあります。
薬研堀
二重堀切
三の郭の南側に位置する最終の堀が二重堀切です。
三の郭
水窪総合体育館
御城印はこちらで購入できます。
高根城は、遠江最北端に位置する山城で、主要街道を押さえることと、信遠国境警備を目的として築かれた城です。
15世紀前半に奥山氏が築いたと考えられ、今川配下であったあったと思われるが、
今川家没落と武田氏・徳川氏の台頭があった永禄年間後半頃に大きく変化がありました。
しかし、奥山氏内部で、今川・徳川・武田のどこに組するかで内部分裂が起こり、
奥山惣領家が滅亡し、最終的に武田配下に組み込まれた可能性が高い。
1576年(天正4年)遠江から武田勢力が一掃されると高根城も廃城となりました。
おすすめ書籍