わさびの城さんぽ

城巡りと、各地で出会った食事を個人的な感想を添えて主人と共にお城巡りを紹介しています。

笠間城(茨城県)

2024-05-17 09:18:10 | 城館
笠間城 [カサマジョウ]
別名桂城
城郭構造連郭式山城
築城者笠間時朝
築城年1219年(承久1年)
廃城年1868年(明治1年)
指定史跡市史跡
場所茨城県笠間市 地図
スタンプ設置場所かさま歴史交流館 井筒屋
御城印販売場所かさま歴史交流館 井筒屋

概要
笠間城は、笠間氏の初代時朝の築城伝承を持ち、中世は笠間市の居城として使用されました。
天正18年(1590)に笠間氏が没落すると、宇都宮氏家臣の玉生氏が、慶長3年(1598)には、
蒲生郷成が城主となりました。この郷成が笠間城を近世城郭として変貌させてたと考えられます。
近世は笠間藩の居城として機能し、政務の利便性のために下屋敷が建設された後も、
山城部分は維持されました。茨城県では唯一本格的な石垣が築かれており、
当時の姿を見ることができます。
※現地案内板より


井筒屋
続100名城のスタンプ設置場所の「井筒屋」です。 
こちらでは御城印の販売もされています。

スタンプ設置場所

駒場丸(千人溜り跡)

駐車場
千人溜りには駐車場が設けられています。 

登城口

大手門跡
この大手門は櫓門で手前には木橋(大手橋)が架かっていました。 

中門跡
古道は石段で出来ていて階段になっている場所には門が構えられていました。 

二の門跡
石段を登りきったところに二の門がありました。 

玄関門跡
この石垣が玄関門跡の石垣です。
ここにある石垣からすると、櫓門かそれに近い門構えだったと思われます。
 
二の丸

宍ヶ崎櫓跡

八幡台
八幡台に登ると、あずまややベンチがあります。
ここから本丸の中が一望出来ます。
 

八幡台櫓跡
ここにはかつて八幡台櫓がありました。
平時は武器庫として、戦時は物見として使用されていました。
現在八幡台櫓は麓の真浄寺に移築現存しています。 (下記紹介)

本丸
ここには御殿が築かれ、居館があったとされています。 

笠間城跡碑

この説明文がとてもわかりやすく、笠間城のことがまとめられています。
笠間城になる前は、この山には正福寺と徳蔵寺勢力争いが盛んでした。
そのため、藤原(笠間)時朝がつかわされ鎮圧し、
笠間城を築城したことが記されています。 

天守曲輪入口

天守石垣


東日本大震災により石垣が崩れてしまったため、
立ち入り禁止になっています。 

佐志能神社
ここにはかつて二重の天守が築かれていました。
明治初期に廃城令によって建物が取り壊されたのですが、
天守の廃材を使ってこの神社は造られているとのことです。 

手水
岩を刳り抜いて造られた手水。 


真浄寺

こちらのお寺に笠間城八幡台櫓があるというので見に来てみました。 

笠間城八幡台櫓

現在は真浄寺の七面堂として使用されている八幡台櫓。
かつては笠間城本丸にある八幡台にあった櫓ですがこの地に移築し、
現存しています。

令和6年3月訪問


 

 



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