城犬のおいど

城巡りと、各地で出会った食事を個人的な感想を添えてお城巡りを紹介しています。

遠江国 高根城

2024-03-17 08:04:54 | 城館
高根城 [タカネジョウ]
別名久頭郷城・久頭合城
城郭構造連郭山城
築城者奥山氏
築城年1414年(応永21年)
廃城年1572年(元亀3年)
指定史跡市指定史跡
場所静岡県浜松市 地図
スタンプ設置場所なし
御城印販売場所水窪総合体育館・みさくぼ路の里

概要
高根城は、遠江最北端に位置する山城で、主要街道を押さえることと、信遠国境警備を目的として築かれた城です。
15世紀前半に奥山氏が築いたと考えられ、今川配下であったあったと思われるが、
今川家没落と武田氏・徳川氏の台頭があった永禄年間後半頃に大きく変化がありました。
しかし、奥山氏内部で、今川・徳川・武田のどこに組するかで内部分裂が起こり、
奥山惣領家が滅亡し、最終的に武田配下に組み込まれた可能性が高い。
1576年(天正4年)遠江から武田勢力が一掃されると高根城も廃城となりました。

高根城入口

高根城概略図

高根城公園駐車場






大手口

倉庫

主殿

井楼櫓
この建物は、永禄年間末(1569~76)頃武田信玄・勝頼によって建てられた物見のための櫓です。




虎口
小郭間は木橋によって接続され、三の郭から続く城内道を規制する役目もありました。
この場所は本郭の狭間から格好の標的となる位置です。

二の郭

二の郭への木の階段が使えないので登れません。

三の郭

切岸
敵兵が登ることができないような急な土塁の壁です。

箱堀
底部が平らになって箱のような形をした堀りで、堀底が広く
守備兵が走りやすくなっています。

丸馬出土塁
虎口の前面を防御する小曲輪の事を馬出しと言う。
方形の角馬出し、半円形を丸馬出し。
丸馬出しは武田流策城術の特徴である。
※現地看板より 

薬研堀



二重堀切
三の郭の南側に位置する最終の堀が二重堀切です。

城外


水窪総合体育館
御城印はこちらで購入できます。

2024/2訪問


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