カメのお尻

独身になってから、独りで森や山歩きをはじめました。いろんなお話を気ままに更新してます♪

2012.12.16 鳥ノ胸山

2012年12月17日 22時52分31秒 |  登山・トレッキング=山梨県
iphoneの「山と高原地図」をダウンロードしてあるので、一度買ったエリア内で次の山を見つけようと、ウロウロと地図を眺めていたのです。
1エリア¥450なのでね、フル活用しないともったいないかな??なーんて


地図を見て「次はどこに登ろうかなー」と山をチェックしていたときに見つけた山。


鳥ノ胸山。
とんのむねやま、と読みます。

標高も1,208m、3時間~3時間半のコースみたいだから、ここ良いじゃないの。
道の駅の裏ってことは、駐車場の問題も無いってことだー。
自販機もトイレもある!!


ということで、早朝3時に目覚ましをセットし、起きたらファッションショーをして出発しました!

初の山スカートですよ




東名高速にのり、御殿場ICで降ります。

山中湖に突き当たったところで、釣り人たち日の昇らないうちから、大賑わいをしていました

白鳥さんたちも、今日の営業に向けて毛づくろいしたりしながら出勤準備をしてました。



陽が上り始め、富士山が照らされてきました。


残念ながら、鏡のような逆さ富士ではなかったですね。



目的地の「道の駅どうし」までは、全く問題なく到着。


朝7:00。


車をとめて、トレッキングシューズに履き替え、裏の川にかかった橋をわたります



しばらく行くと、アプリの地図や、印刷してきた登山ルートの地図上でもわかりにくい分岐にやってきました。

この小さな川を越えた場所に、この茶色い標識「鳥ノ胸山」と書いてあります。
看板の向きは「大きな道沿い」だし、地図上では橋の手前がルートっぽいし。。。
なんだかなぁ??




黒いラブラドールを連れた、さんぽ中のオジサン発見!
私「すいません、これはどこから行けば鳥ノ胸山なんですかねぇ??」
おじさん「んー、どこからも登山ルートになってるんだよw どこでもいいよ。」

はぁ。。。
そうですか。。。

ま、大きな道を進んでみよう。


これも間違いではなかったですねw

やがてキャンプ場入り口付近で、第二村人発見www

私「おはようございまーす」
おじさん「山ガールってやつかい!?いやいや、若い山ガール初めてみたよ!」
私「あはは、ありがとうございます。若くないですよ。」
おじさん「若いと、熊に襲われるぞーw ちゃんと熊鈴もってる? もうこの辺から鳴らしていったほうがいいで。」

な、なんだ!?若い山ガール!?
おじさんの忠告どおり、ここからカランコロンと鈴を鳴らして登りました。


さて、キャンプ場を通過です。



お、宿り木だ。



さて、ここのキャンプ場内で、私は1時間ほどさまようこととなります



分岐だらけで、標識もないし、突き当りになったり、途中から道が封鎖させてたり、ロープ張られてたり・・・。
おかしいなー、どこに行ったらいいんだろう!?
地図とGPSとコンパスで、こちらであろう方向に進みますが、どれも途中からGPSを離れていってしまいます。


くそ!!!
泣きたくなってきたよっ!!
本当にどうなってんの!?


左下の赤い矢印のところですね。
これは私が歩いたルートを記録させたものです。
ムラサキ色の私の歩いた痕跡が、ここでグチャグチャになってるのがお分かりいただけるかとwww




また、ふりだしに戻っては、繰り返し。。。
最初に行った道が一番正しいはずなの。
けど、途中からはぐれてしまう。
もう一回、行ってみよう!!

と、ここで神様が現れました。
白い軽トラにのった、キャンプ場の従業員様のご出社であらせられます。

「すみません!!登山口がわからないんですっ!!もう泣きたいんですけどー!!」

と、iphoneのこのマップと、印刷してきた登山ルートの地図を見せた。
ここ、このルートに入りたいの。



「あ、ここね!! 確かに判らないんですよw いいトコまで来てますが、ほらここ。」
と、従業員様が差した方向を見ると、小さな黄色い板が。
写真の左下です。


???
「ほらそこに看板あるでしょ?一応看板なのw」




Oh!!!!!
Noooooooo!!!!!


いや、ほんと、そんな気分!!

「ってか、そこは単なる斜面では??そこを登るんですか??」
「登っていくと、尾根にでて、自然とあとは道になってますよ。そこからが登山ルートなんです。」

判らない、そんなのわからない!!


でも従業員様は神様に見えました。
何回もお礼を行って、さて登ろうじゃないですか。

8:20、再スタート。


見上げてみる。やっぱりただの斜面だ。


えーい、登ってやる!!

だんだんと、倒木が私の行く手をはばんできます。
ど、どこを、どう避けたらいいんだ。




登りきったら、ここから尾根に。
あ、やっと登山ルートにたどりついたわ。


すこし歩くと、どうやらこの山は『御影石』で出来ているらしいということがわかります。






だんだんと陽も差してきて、周りの景色も明るくなってきました。



途中から急勾配になるのですが、自然に出来上がった階段の1段分の幅が大きすぎ!!
私の足じゃ、あがらないし。

木につかまり、両手をついて登っていきます。

そんなとき、目の前に「つちぐり」を発見!!!


ひーひーとキツイ斜面をのぼります。
ロープもずっと張ってあるので、ロープをつかみ、手をついて登り、やっと山頂のような場所に到着です!


雑木ノ頭、山頂です。


ここを鳥ノ胸山の山頂と思う人が多いのでしょう。
そこらじゅうに『鳥ノ胸山→』と貼ってあります!


「鳥ノ胸山 山頂は目の前」
イラスト付きで、さらに強調する看板まで。





ここからは、雑木ノ頭から鳥ノ胸山に向かう尾根、ブナの道を歩きます。
わりとなだらかで、腐葉土のふかふかした本当に気持ちのいい道。

お、ブナの実!!
よくみると、足元ぜーーーんぶ、ブナの実や殻ですよ


こんな道。




やがて、杉が大量に植えられた、恐ろしいほどの斜面をロープ伝いに登っていきます。
これはスキーだとしても躊躇するほどの傾斜だわ。


そんなとき、山頂と思われるあたりの木で、なにかが走り回ってました。
台湾リスです!
わかるかな、写真の中心にいるんだけど。。。



あーかわいい♪
前のマンションでは、敷地内にもたくさん台湾リスが来てたなぁ。

と和んだところで、本当の山頂に到着しました!!




富士が見事です


10:15 山頂に到着。


さー、ゆうべから何も食べてないもの、お昼にしましょう。

スタバのコーヒーを淹れてきたので、暖かいコーヒーと一緒にコストコのダージリンマフィン。


おいしい~♪

今回、スパッツとしてコロンビアのコロンビア・ウィメンズ・エクストリームフリースパンツを穿いてきましたが、ぜんぜん寒さを感じませんでした。
これは良いアイテムだったぞ。



ここでマッタリし、日差しをあびて体が冷えるのを防ぎました。
あったかーい。

さ、長居して納得したから下山しましょう!

お、やる気満々の木がある


下り始めたら、ここもカナリの急勾配だというのを実感しました。
ずるずるすべり降りるほどですよ。



だいぶ下ってきたところで、ズルズルとちょっと危険なので、立ち止まって呼吸を整えてました。

がさがさ!
・・・がさがさ!!


ねずみ?
掘ってる?
なにあれ?
もぐらだ!!!!

1秒もたたずに思考回路が決断を導きました。
そうです、もぐらです。
アズマモグラかな?


「待って待って!!掘るな、もぐら!!ちょっっっ、もぐら!!もぐら、もぐら!!」


意味不明なことを叫びながら、もぐらを掘り返しました。
ふかふかで柔らかく、毛艶もよい、ハムスターくらいの大きさでした。
ちゃんと前身がみたいのに、お尻しか見せてくれないもぐら。

このしっぽ、なに?
超かわいいんですけども!!
後からボンドでくっつけたようなシッポwww


もぐらはそのまま、深くまでもぐってしまったので、ここでおしまい。残念。。。


どんどん私も山を降りていくと、奇妙な景色になりました。
巣箱。巣箱。巣箱。巣箱。巣箱。


でもみなさん空き家でしたね、春になったら満室になるといいねー!

ふーっ、ここで朝の場所にでました。


やはり小川の手前を登る、もしくは私のように大きな道路を行くのが登山ルートの一般的なコースでした。


12:15 道の駅に到着

ロスした1時間相当&山頂でのお昼休憩&もぐら合戦&ブナの実拾い
を含めて、今回は4時間15分でした。
標準コースが3時間20分らしいので、歩くだけなら標準時間ちょうどって感じかな?


今回の鳥ノ胸山は、とにかく斜面がきつかった!!
でも野生の動物たちにはたくさん出会えました。

なかなか、小さい割にはハードな山ですよ。


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2012.12.09 鎌倉天園

2012年12月10日 22時28分50秒 | 登山・トレッキング=神奈川県
職場の仲間と、そのファミリーで行ってきました!

子供4人、大人5人の合計9人www


朝10:00に北鎌倉駅に集合。
駅に着いたら目の前にたくさんの人が・・・
ホームから出るのに大行列!
なんと、駅の外までこれが続いていたのです。
っていうか、私もこれに合流するわけですが



予定時間を過ぎて、やっと全員が集合。

まずは北鎌倉駅前にある、円覚寺へ



紅葉が見事でした



お焚上げをしていたのか、とつぜん煙が!
もわーーーっと竹やぶを覆って幻想的でした~



きれいなもの見れたねーなんていいながら歩いていたら、
池でキラっとしたものが動いてた。
なんだ?
鳥?
あ、かわせみ!!!

私が叫んだ瞬間、カメラを構えて「どこ?今かわせみって言ってた!」という人だかりが。。。
私の光学20倍ズーム、すばらしいw


かわいいですねー、綺麗です♪
ホバリングしてなかったので、ハンティングをしていたわけではなさそうです。
珍しい鳥を間近で見ることができました



さて、メインコースに入るため、建長寺に。



立派な建築物です



なんだろう、とても幅のある幹をした、とても大きな木です。



ここも竹が。
隣の広葉樹は紅葉していますが、竹は青々と聳え立っています。



建長寺を奥まで進み、半僧坊までやってきました。
高尾山のように天狗だらけ!


やがて相模湾を一望できる高台がありました。
よく見ると、この市街地の真ん中に大きな通りがあるでしょ?
鎌倉鶴岡八幡から海に向かう路です。



だんだんと山道になり、ハイキングコースとなりました。
三浦半島独特の、滑らかな岩を歩くような路ですね~。
ロープをつたって降りる、こんな場所も1箇所だけありました。
高さ2mくらいかな??



ほら、三浦半島っぽい岩でしょ。





そして、鎌倉市最高峰の大平山の山頂に到着です。



そのまま「鎌倉CC」ゴルフ場を抜けて、目的の茶屋に到着!
2件あります。
私が狙ってたのは、2件目のほう。



壁にメニューが貼ってあります


ご夫婦だけで経営している茶屋なので、「ねぇ、まだ!?」などと言ってはいけません。
いろんなところに紹介されている茶屋ですが、短気な人、すきっ腹でイライラしている人は行かないほうがいいと書かれていました。

お母さん、とても気を使いながら少しずつ順番に作ってくれているんですよ。
「もうちょっと待っててね!今持っていくからね!」と。

そして運ぶのはお父さんのお仕事
ちなみに後会計なので、ビールはお父さんに言えばどれでも冷蔵庫から持っていけますw
あとでちゃんと会計ですからね、悪意はいけませんよ!


ふろふき大根。
わかります?
タワーなんですよw



そしてうどん入りおでん。
初めて食べましたよ、おでんにうどんを入れるのって。
うどんが入っていても、うどん無しでも、同じ¥500だってw



とってもおなかも満足したので、ご夫婦にお礼を言ってあとは鶴岡八幡宮を目指して歩きましょう。


建長寺から来る路は、わりと乾燥した路でした。
が、この茶屋を境に雰囲気が変わります。


コケ蒸した岩も現れました。



路も赤いもみじ、黄色のイチョウに覆われて豊かな雰囲気になります



だんだんとぬかるみもでてきて、路沿いの岩からは水が染み出ています。
小川も出来てきて、湿度とマイナスイオンあふれる路になってきました。



しばらく気持ちのよい路をあるき、いきなり今度は舗装道路に。
ここからはハイキングコースというより、舗装された散歩路になりました!


信号を渡り、交差点をわたりながら歩き、ゴールの鎌倉鶴岡八幡宮に到着!!
15:40。
陽も傾いてきて、だいぶ寒く、暗くなりはじめてきました。


3歳児は途中からオムツを汚してしまって泣きわめき、抱っこされたらお父さんの背中によだれ垂らして爆睡。
それ上の子たちは幼稚園・小学生だったので、文句も言わずしっかり歩きました。

子供がいるハイキングは初めてでしたが、すれ違う人たちの中では幼稚園くらいの子もたくさんいました。
ワンちゃんもたくさんw


鶴岡八幡に着いてから思ったのですが、丸々1周してきた感じなんですよね、このコースはw


のんびり3歳児の歩幅にあわせたハイキングとなりましたー。


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2012.12.02 高尾山

2012年12月03日 22時27分53秒 |  登山・トレッキング=東京都
登山を始める人の登竜門のような存在。


高尾山。
そして、観光地w


まだ紅葉に間に合うらしいので、ちょっと行ってきました


6:20am
京王線 高尾山口駅前駐車場に到着。
1日¥1,000です♪



ってか、駐車場が凍ってるんですけど



トレッキングシューズに履き替え、荷物を再点検して、お尻まである長い髪を2つに分けて三つ編みに。
ここまで長いと、絡まるのよねー


さー行こう!!
6:43amスタート。



もみじが凍ってるよ
ここ、東京都だよね。



稲荷山コースから登ります。





外気温マイナス4度。
上着にスキーウエアを着て出発しました。
うん、とりあえずこれで正解かな??

途中であずまやがありました、そこにオジサマ3人が休憩してましたが・・・

わたしもそこで上着を脱いで、まず仕舞いました。
ちょっとコースを確認していると、あっという間に凍えるほど冷えてくる

オジサマ3人は、バーナーつけて
「冷えるなー、寒いぞ!さむさむさむ・・・コーヒーじゃ温まらないぞ!?」

ってか、マイナス4度の外でうずくまってたら寒いだろ。
私は休憩せず、すぐに歩き始めました


少しすると、こんな開けた場所に。





そして分岐。
観光シーズンのため、他の道は封鎖されてました。



日陰をみると、霜柱が!!
すごーい、サクサク!!たのしー


子供みたいに、踏んで遊びました。



モデルプランでは90分でしたが、70分くらいで山頂に到着。
遠くに、雲に隠れた富士山が。


アップしてみると



頂上でも紅葉が見られました!
やっぱりもみじがキレイねー



そして野鳥。
カップルかな?
同じくらいの大きさと見た目ですが、体の色が違うね。
仲良く2匹で一緒でした



これが本当の頂上、三角点。
地味~でしたwww



頂上から、みなとみらいまで見えましたよ!
毎日間近で見てる景色だわー。



下山を始めると、なぜか車がゾロゾロ
えええええ!?
山頂に車!?
山頂の売店の従業員さんたちですねw
車で来れるルートがあったとは。





せっかくだから有名ところをみてみよう。
薬王院。

こんなのがところどころにありますよ。



懺悔!懺悔!と唱えながらくるくる回すらしい。
何を懺悔したらいいのかわからないから、ウハウハでまわしてました。



紅葉、こちらも美しいです。



お札の売ってる場所だけはオープンしてたので、愛車用にお守りを買いました



そして願いが叶う輪。
くぐって、その先にあるしゃくじょうをかんかん鳴らしてお願い事♪


縁結びもありましたが、いいや、とりあえずw



ケーブルカーの始発が動いたのか、急に観光客が現れました。



写真右の舗装路が「女坂」。
左の階段が「男坂」。
女だから女坂を選らんで降りてきました。


たこのように、ウネウネした根っこの杉があり、そのよこに引っ張りだこ。



ケーブルカーに乗らず、そこから琵琶滝をめざします




お、滝まで降りてきたぞ。


小川沿いに、こんなのもありました。
お賽銭して、山の安全を祈り、また来ますと約束してきました。




ここで気付いた問題点

この滝までは、舗装路、そして平らに整備された土と小石の路なのです。
観光客もここまでは余裕で登れるでしょう。

が、滝から上は、ぬかるんでいるし岩がごつごつしてるので、トレッキングシューズが必要なコースです!!

ケーブルカーに乗るには、チケットを買うのにならび、さらに乗るのにも並ぶのでしょうか。。。

「家族分のチケット高いし、あれ60分は並ぶよー。
家族分買ったら高いぜ?
山頂まで歩いたほうが早いって!
こんな登山路なら全然余裕!」

というような会話をして、パパはベビーカーをたたんで抱えて、片手にコンビニのお弁当が入ったビニール袋を下げて。
ママは赤ちゃんを抱っこして、大きなマザーバッグまで腕から提げてる。

「この先、それ厳しいですよ?」
と声をかけましたが、チラ見されてスルーされてしまいました。

あーあ。
知らないよ。

そして家族みんなで道幅イッパイに広がってあるくし、子供は手すりのない端っこを走ってたり・・・。
見ててヒヤヒヤ。
ってか、登り渋滞すぎて降りるの大変なの


あまりにも「登山」じゃない格好での人が登っていくので、ちょっと心配になりました。
混んでるから登っちゃえー!みたいな普通の街の格好の人が多い
事故とか怪我って、発生してないのかなぁ??
足首ひねったとか、転んでケガしたっていう事故が多そうですが。。。



休憩込み・お寺での参拝も込みで、往復で3時間。
下ってきたらまた凄いものが。



上の売店は閉まってたから、ここで小腹を満たしてみよう♪




今回は、こんなルートで歩きました!
履歴。




また今度は新緑のころに行って見ます!


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