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インド軽留学っ!

絵描きのインド旅三回目。インドで短期(2ヶ月強)軽~く留学気分を楽しむブログ。水彩画、メヘンディ、ヒンディー語。

ポンディチェリーで朝食を。

2015-02-25 11:06:52 | インド旅行
本日の朝ごはん屋さん。

元気に楽しそうに働いてる感じが素敵だった!

カレーソースもマイルドで美味かった。
パンはモチモチずっしりしてて、油が練りこんであるのでパイ生地ぽくもなってる。


たくさんある、クロワッサンやバゲットを出す、
おフランスなカフェも覗いて見たけど、何だか気おくれしちゃって(笑)

結局インド食堂で朝ごはんとチャイ。

ポンディ滞在中、せっかくだから、小粋なカフェーにも入ろうとは思ってるんだけど。。。

フランス人すごいな。関わったからにはおしゃれにせずにはいられないんだなー。
なんか、本当にベトナムみたいな雰囲気です。




こうやって『ここまで来ると東南アジアだなぁー』とか、実感できるのが旅を重ねてきたことの、財産だと思うのだ。

文化のグラデーション的変化を実感。

でもこの街の感じは悪くないな。(^ν^)

特にこれと言ったみどころもないのですが、ぶらぶらして過ごそうと思います。

ちょっとここらでフンパツして優雅に行きたいのですが節約グセが染み付いており中々思いきれない…(OvO)



遅めのランチではパスタかビストロ飯にトライしようかとも思うんですけど。

出来るかなぁ…!

☆街行くインド人もどこか華やかな感じです。
こんなインド如何ですか?
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インドで鼻緒が切れました、の巻

2015-02-25 00:04:06 | インド旅行

今日は移動日。

4泊した硬派なお寺町クンバーコナムから、旧フランス領の小洒落た街ポンディチェリーまで。

クンバーコナムからは直行バスがあるものとばかり思っていたが、

早朝のバスステーションで聞くと

『ポンディ行きね、そこに来るから待ってな』

だったのが、

『ポンディね、チェンナイ行きに取り敢えず乗って、途中で乗り換えな。』

に変わり、

言われたとおりに降りると

『ポンディかい?ここから直行は無いよ。カルロール行きのバスに乗って終点で降りて、もう一度乗り換えだよ。』

と言われ、

カルロールってどこだぁー聞いたことねぇぞ。

と、思ってる時に、

サンダルの鼻緒が切れた。

(´・Д・)ッ




これは困った。

そうとう歩けない。

思えばこのサンダルは前回のインド旅の初めに、デリーのメインバザールで100ルピー(200円)で購入したものだった。
インドでもサンダルって意外とするんだなぁと、100均のサンダルのイメージで思ってたわたしであったが、

このサンダルは思いのほか丈夫で、

その後役2年間、日本でもヨーロッパの旅先でも良く履いた。

最初は鼻緒が靴擦れしていたかったが、やがて良く馴染んできたものである。

まだまだイケる感じだったので、現在インドでの履物はコレしか無い。
(予備は、偽クロックスがあるけどプリーの宿に預かって貰ってる)

インドでは、こんな時には修理屋さんである。

インドには沢山の職人さんがいて、壊れたら新しく買うよりまず、修理である。
服の修理屋さん、靴の修理屋さん、
安価に簡単にやってくれる店が町にあるのでとても助かる。

バスステーションの案内係に
『鼻緒が切れちゃったんですけど、靴の修理屋さん知りませんか?』

と聞くと、
『あっち!あっち!』いま忙しいんだよという感じで適当にあしらわれてしまった。

そこに、ひとりの叔父さんが現れ、

『旅の方…お困りだね、案内してあげよう。ついてらっしゃい。』

と、バイクひしめく道路を渡り、わたしは片足裸足でヒョコヒョコついて行った。

叔父さんは『いつもこの辺に居るんだけどねぇ…』とキョロキョロしている。

靴の修理屋さんは大抵、道にゴザと道具と靴を並べて行う露店である。

叔父さんはその辺で野菜を売ってるお婆さんに聞いてくれた。

お婆さんは『なーに、あと、10分もすれば来るさ。あっちに座って待ってなさい。』と、傍らの軒先を指差した。

叔父さんは
『じゃ、旅の方、そうゆうことで。』
とにこやかに消えて行った。

次のバスが気にはなるが、歩けないのは困るし、まぁインドで急いでも仕方ない。

わたしは軒先に腰掛けて、

『インドで10分だから、30分待っても来なかったら、諦めてバスに乗るか、サンダル屋さんで新しいの買おうかな』

と考えていた。

ボケっと待ってた時の、目の前の景色。


やがて、向こうで野菜売りのお婆さんが呼んでるのに気がついた。

『来たよ。来たよ。』

いそいそと修理屋さんの方へ。

普通、靴の修理屋さんは叔父さんがやっているものだが、
今回は女の修理屋さんだった。小さなビニルシートだけのスペースで店開き


無言でちゃっちゃと、太い糸でちぎれた鼻緒を縫い止めて、完了。

『ほい。10ルピー(20円)ね。』

インドの物価で言えばおよそ100円くらいの価値。気軽だ。
サンダルも200円くらいのもんだけど、インドのモノは

『なおせば、ちゃんと使える』

んである。そこがいい。(^O^)


(縫い目みえるかな?)

あぁ、普通に歩けるって幸せだなぁ!!(^O^)

単純で大事なことの喜びに胸が膨らみつつ、

るんるんとバスステーションにもどり、

ジャストタイミングでやって来たバスに乗っかった。

『ポンディへ行くんだけどこのバスで合ってますか?!』

と聞くと『僕もポンディへ行くから安心して!乗り換えもついておいで!』
とビジネスマン風の男性が答えてくれた。

バスはぎゅうきゅうで、戸口にぶら下がるようにしてる乗客もいる。

わたしの大きなバックパックを『その荷物!もっとつめて!つめて!』と車掌さんが怒鳴る。

横から『こっちに荷物かしな!』と、重いバックパックをヒョイと持ち上げて、運転手の横のスキマに置いてくれた人が居た。

『ここなら大丈夫だからね。』

おお、なんだか人情を感じるなぁ~(^ν^)

バスが終点に近づくと『そろそろだよ!荷しょって!』と声がかかる。

降りると、あっと言う間にバスは行ってしまった。
降りた乗客達が、『ポンディでしょ?乗り場あっちあっちだよ!』

『バスきたよ!アレにのりな!のりな!』

と、タミル語のわからない外国人を気にして一斉に案内してくれる。

お陰様で、鼻緒を直し、2回の乗り換えにも間違うこと無く、

目的地に着けました\(^o^)/。

市内へ向かうオートリクシャーも、最初ふっかけてきたものの(でも、結局ちょっと高い)

有名な宿が満室とわかると『もっといい宿知ってるぜ。安いし綺麗だし、Wi-Fi完備だし、お湯もでる!』

と、何軒か安いホテルを回ってくれ、気に入ったところが見つかると
その分チップくれっていうかな?と思いきや、最初の値段で完了してくれました。(宿から紹介料貰うんだと思うけど)

旧フランス領ポンディは他のインドの街と違って、大っぴらにお酒もお肉もOKな街。



ビフテキとビール。下のクロスがフランス風?!

久々のお酒とがっつりお肉。
何故か隣の席のインド人にカクテルをおごってもらい、

酔ったので、昼寝のつもりが夜まで寝てしまい、
予定してた昼寝の後の街歩きは出来なかった。

でも、十分だよね。

ただ移動しただけの1日ですが、

改めて書き出してみると、なかなかドラマのあるいい1日でした。


旅っていいな、とこんな日に思うのです。

☆☆旅情が伝わりますでしょうか?(^ν^)
何気ないこと、当たり前のことが、輝いて新鮮に見える時、旅ってやめられないなぁと思うのです。
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インドで携帯を失くしました、の巻

2015-02-24 22:36:30 | インド旅行

タミル人の地域にやってきた。

最初の町クンバーコナムは、硬派なお寺の町といった感じ。
ご祈祷やお祓いのために、インド全国からお参りに来るらしい。
お寺の装飾なども地域性が感じられてなかなか面白かった。

さて、この日はそこからバスで一時間ほどの日帰り旅行。
タンジョールにある世界遺産のブリハディーシュワラ寺院と王宮へ出かけた。

椰子の木のしげる小さな村を幾つか越えてゆくショートトリップは気分がよい。朝のうちは風も爽やかで、早起きして出てきた甲斐があったというものだ。

ブリハディーシュワラ寺院の観光をたのしく終えて、わたしはすぐさまリクシャーを捕まえ、
『王宮まで!』と2キロの距離を移動した。
インドの観光地はいわゆるシエスタ休憩を取るところが多く、王宮も午後1時にはしまってしまうのでそれまでに観なくてはならない。

王宮の入場チケットを買い、カメラがわりのiPhoneを出そう…としたところ、カバンのいつも入れてる場所に、
iPhoneが無い。

!(◎_◎;)


よくよく探してみるが、無い。

失くしたな

わたしは、数秒で諦めた。

妙に冷静で、少しもがっかりしなかった。

し か た な い 。

iPhoneには、この旅で撮りためた写真が入っていたので、惜しいは惜しい。
この後、家族知人とmail連絡も手こずるし、ブログも更新出来ない。

『しかし、インドの旅でiPhone失くすくらいで済むなら良い方じゃん』
という、妙な開き直り(?)モードだった。

お寺で写真を撮ったあと、すぐに王宮までリクシャーに乗ったので、失くすチャンスはあそこにしか無い。
リクシャーでうっかり落としたか、値段交渉でもしてるうちにプロにすられたか?

しかし、ココはインドだ。出てくる可能性はまず無いだろう。警察も遺失物程度では捜査もしないというし。
旅行保険は適用されるのかなぁ。一応、紛失の証明書は書いて貰わないといけないよなぁ。

そんなことを考えながら、あまり集中できずに、王宮は観終わった。
(ちなみにかなり威厳の無い廃墟になってて、絶賛やる気なさげ~な改修中で見応えはさほどありませんでした)

王宮のチケット売り場のおじさんは真面目そうな人だったので、一応携帯を失くした旨を話し、届いてないか聞いてみる。
もちろん、届いてない。
近くの警察はどこですか?と聞くと、『王宮の門をでて、すぐ左手にあるよ』と。

警察署に行き、
『すいませーん。iPhone失くしました…書類書いて下さい…(´・Д・)」』と声をかけると

『係りの者がいないので、あっちの椅子で待ってて下さい』

警察署内には沢山人が居てワラワラしてるのだが、なかなかわたしの係りの人は現れない。

それを待ってるうちに、初めて何だか『やだなぁ。』という気分になった。

『すいませーん!』ともう一度声をかけると

『どこで失くしました?王宮?うちの管轄じゃないなぁ。東のポリスステーションへ行って下さい』

『ここ、王宮のすぐ隣じゃないですか~。なんで管轄じゃ無いのよー!書類だけでも書いて下さいよお(´・_・`)!!』

『ダメダメ。1キロほど行ったトコだからね、リクシャーにでも乗って下さい。』

うぅ、めんどくさい…(´・Д・)!!

もはや、iPhone失くしたショックよりも『お役所的たらい回しの刑』で凹みそう。。

それでも、とぼとぼと警察署をでて、その辺のリクシャーの兄ちゃんに『東警察署まで行ってくれ。』
と言うと
『なんだなんだ?どんなトラブルにあったんだ?』と
兄ちゃん達がワラワラ寄ってきた。
めんどくさい気分だったので

『何があったかは警察に話すからいいでしょー兎に角連れてってよ。幾らよ?』

『60ルピーだ。』

『1キロの距離でしょ!すぐ近いじゃん。20ルピーで行けるでしょ。人が困ってんのにさぁ!もういい。歩くわよ!(e_e)』

不機嫌モードで歩き出すと

『そっか。じゃあ20でいいぞ!なんか困ってるなら助けるぞ!俺は神様を信じてるクリスチャンだ!まかせろ!』

と妙にハイテンションな兄ちゃんのリクシャーに乗る。

妙にハイテンションなのが、弱った心にめんどくさい。
胡散臭くもある。

『そっか!携帯失くしちゃったか!俺がついてってやるよ!まかしときな!』

『自分で警察に話すからいいよお!ついて来てもチップとかあげないよ?余計なお金無いんだから!』

『いいから!いいから!(^O^)』

東警察署へ到着。

そこでまた、

『それはうちの管轄じゃ無いので…』

『ちょっとー!向こうで東警察署だって言われたのよー!何とか書類だけでも書いて下さいよお!!(´・д・`)』

若干、強く出ると

『むむ…では、お話を伺いましょう。』

2人くらいのおじさん警官と、
若い警官と、サリーを着込んだ女性刑事?と、若い婦人警官。そして、さっきのハイテンションなリクシャー運転手。

全員がわらわらと集まって来て、わたしの話をメモに取って行く。

相手にしない時にはほったらかしなのに、
聴取が始まるとわらわらと集まって来て、一度に数人が話しかけてくるので、

とても話しがめんどくさいwww

とてもウルサイwww

わたしの英語も低レベルだが、
タミル訛りの英語を2、3人に一度に話しかけられると超聞き取りづらく、

聞き返すともっと大声で話すので余計にうるさく、

時々関係ない雑談を挟んでくるのがウザいwww!!


余りにもガチャガチャして来たところで

おじさん警官が


『サイレーーンス!!!(静粛に!!)』


と叫んだあたりで、わたしは

『ダメだこりゃ…(´Д` )』というモードになっていた。
ノリが、完全に吉本新喜劇だ。
相当、疲れる。


警官達はでっかい声でベラベラしゃべくりながら、あちこちに電話をかけ始めた。

『取り敢えず、話はわかった。探してあげるから待ってなさい。』

その間も相当、騒々しい。

リクシャーマンがなぜか英語タミル語通訳を買ってでてくれるが、余計に話が回りくどくなってるのだが…(´Д` )

『落としたのがパスポートとか有り金ぜんぶとかで無くてよかったな!うちの父ちゃんもサイフ落としちゃったことがあってさぁ!!
ありゃー家中困ったもんよー!!』

うん…(´Д` )まぁ、そうなんだけど。

新しくやって来た若い警官がわたしを指差して
『あれれ、なんかあったの?この人どうしたの?ネパリ??(ネパール人?)』

『違うよ!ジャパンだよ!携帯無くしちゃったんだってー!!』


とまたガヤガヤ始まる。

こいつらは、暇か(苦笑)?!

朝早く出て来てよかった。これが、午後からだったら宿に帰るのが遅くなるから辛いもの。

日が高く上りカンカンに暑くなって来た時間。ぼんやりと時計を眺めて待っていた。

でも、ぼんやり考えてるうちに、
自分の反省点も浮かび上がってきた。
失くしたことはともかく、
泊まってる宿の住所や名前も、携帯のメモに記録していて、聞かれても正確に答えられなかったこと。(スマホに頼りすぎ!)

保険にかんする基本的な英単語が出てこなくて説明に手間取ったこと。

旅行保険会社の電話番号を、宿に置いて来たこと…(深く反省)


勉強になったなー。本当に現金やパスポートじゃ無くて良かったなー。

まぁ、絶対出てこないよな。わたしのピンクのiPhoneは
改造されてインドの誰かが使うのかなあー。

そして、疲れて来たので、

早く遺失物の書類書いてくんないかなー。

やがて、

『おい!見つかったってよ!!』


という声が上がる。

ほ、ほんと?!

しかし、『あっ!電話切れた!』とか言ってるので、あまり期待出来そうな情報でも無かった。

しかしまた、

『あった!あったってよ!iPhone見つかったよオメデトウ!』

と、警官がニコニコしながら握手を求めて来た


『ま、マジで~(´・Д・)」』なんか、信用出来ないなぁ。


しかし、

『君、この人に見覚えはあるかね?』

と、現れたのは、

わたしを王宮まで乗せたリクシャー運転手のおじさんだった!

そして、『ワシが、お寺前の交番に届けたんだよ!』みたいな事を言っている。

マジか~!!!

『リアリィ?!アイキャント、ビリーブ!!』


とわたしが叫ぶと、

警官達が口々に

『インドの警察の実力がわかったかい?!タンジョール警察は有能だろう?!』

と聞いてくるので

わたしも

『…アッチャァー!!!
(素晴らしい!!)』


とヒンドゥー語で応えると




わぁっ!!(=´∀`)人(´∀`=)

アッチャァーーー!!!


っと、まるでインド映画の大団円のように、場が盛り上がった(笑)。
ジャパニーズの言った『アッチャァー!』が大ウケ。

こいつらは暇かwww

『さぁ!この人のリクシャーで寺前の交番に行きなさい!』

クリスチャンのリクシャー運ちゃんは、『良かったなー!良かったなー!』と言いながら、

どこからともなくチャイまで持って来てくれ、

わたしもありがたく飲み、

おお、この運ちゃんにもチップを渡したいぐらいだと思ったが、

警官達が『早くいけ!』と言うのでお礼だけ言って

ワタワタしながら、最初のリクシャーの運転手の車に乗り込んだ。

やっぱり、最初のリクシャーの車内に落としてたんだー。
気づかなかった。
ちゃんと交番に届けてくれてありがとう!

お寺前の交番には、ちゃんとわたしの携帯があった!!

信じられない!!

インドで携帯を失くした瞬間に、諦めてたのに……。

失くしたのが、インドでも人が真面目で親切だと言われる南の地域だったのも良かったかもしれない。
人の良さを感じたのは、タミル語圏に入ってからだった。

インドは、インドなので、どうしても信用出来ない。

そして、信用してはいけないのだ。


でも、どうも、タミル人の皆さんは『仕事を真面目にちゃんとやる。』
という意識が、日本人とおんなじくらいある様に感じられた。

警察に限っては、わたしが過去にお世話になった日本の警官よりちゃんとやってくれた気さえする。
(わたしは日本の警官にあんまり良いイメージが無い…困って相談した時、感じ悪かった(e_e))

それにしても、絶対でて来ないと思ったよな~(´・Д・)」

よほど、わたしの日頃の行いが良かったか、

前世でグッドカルマ(善徳)を積んで来たのか(^◇^)。


日頃の行いは特に褒められたものでは無いので(笑)おそらく前世の行いが良かったんでしょう。ありがたや~(冗談)。

いえいえすべて、
タンジョール市内の善良な皆様のお陰です!



MAY I HELP YOUの文字が泣かせるぜ。

マヌケで横柄な日本人観光客を助けてくれて本当にありがとう!
この調子でいいカルマ積んでね!幸あれ!

アッチャァーーー(叫)!!


☆いやはや貴重な勉強の機会となりました。本当に反省と感謝です。
一人旅、手持ちのものには気を配ってたつもりですが、そろそろ長旅に疲れてもきてるかな…(e_e;)気をつけます。

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背徳的チキンライスの食べ方。

2015-02-24 14:35:27 | インド旅行


バーダーミ遺跡から帰り、シャワーを浴びて昼寝したあと。

午後3時。

小腹のすいたわたしは商店街にひときわ賑わっている食堂を見つけた。

覗いてみると、客はみな、そろって同じものを食べている。

じゅうじゅうと大鍋でフライされてるのはパプリカで真っ赤に色付けされた鶏の唐揚げのように見える。
それと、やはり赤いライス。ちょうどチキンライスの色と同じだ。

店はかなりごった返しているが、しばらく肉らしい肉を食べてなかったので無性にチキンが食べたくなる。

店の人に

『ディスイズ•チキン?チキンアンドライス?(°O°)』

ときくと

『チキン。チキン。withライス42ルピー』と言うのでオーダーする。

座れる席を探して店奥にすすむと、なんとなく異様な雰囲気だ。
わたしが注目されてる感じがする。
インド人は好奇心を隠さないのでよく、外人としてジロジロみられるけど……。


なんだかこの店には男客しか居ない。妙にむさ苦しい。

バーダーミへ向かう途中に入ったノンベジ(肉)食堂でも感じたけれど、
もしかしてインドでは更にこの辺では、肉を食うのは少々、いやかなりあさましい行為とされといるのだろうか?

肉を食わせる食堂は、ガダクの街では地下にあったり、ビルの2回にこっそりと店を出してるように思われた。
酒をやるみたいに肉食いも、不良的なのかな。インドで酒を買うと暗い店の鉄格子の向こうから渡されるので、かなり悪いことしてるみたいな気分を味わえる。

ましてや、女ひとりで肉を食うなぞ。
(ガダクの肉食堂ではレディースシートにカーテンがあったが)

何だか背徳的で、席についても落ち着かない感じ

しかし、出てきたチキンとライスはレモンとサンバルソースをかけていただくとジャンクなお味ながらなかなか美味しかった。

隣で食べてるおじさんが『外人さんには辛くないかい?』とものすごいインド訛りできいてくる。

『辛いけど美味しいですよ。でも、この店はもしかして女性は来てはいけませんか?』ときく。

おじさんのすごい聞き取りにくい英語を察するに。
『ノープロブレム!ノープロブレム!構わんさ。でもご婦人方はこういう雑多なところよりもちっと別のレストランとかで食べるね。でも部屋のデコレーションが違うだけで、出てくるもん、食いもんは一緒だよ。肉も米も、置いてる水も一緒だよ。建物が違うだけなんだから、あんたが食ってもかまわないさあ。他の町じゃ知らないがバーダーミでは食べたいものをお食べなさい。』

つまり…おそらく日本でも1部のコアなラーメン屋とか、昔の吉野家の牛丼(華原朋美が改革する前の)に女性ひとりが入りにくかったようなものか。

隣の席では学生さん達が辛いソースをおかわりしながら赤いライスを食べている。
この値段で肉が食えるというのも吉野家ぽい。男子学生の味方。

建物は油でギトギトしていて、人の熱気と気温で蒸し暑い。

オトコの世界であった。

ふぅ(´・。・`)

食べ終えて店を出て、

口直しにヤシの実屋さんでココナツウォーターを飲む。
旅人の間では賛否両論だけど、わたしはこの青臭くて薄甘く、薄すっぱいぬるい果汁はたまに飲みたくなる味。

カッカッ!と鉈をふるってお兄さんが殻に穴を開けて、ヤシの実にストローをさしてくれる。

うむ、この味。この味。
なんとなくその土地ではその土地のやり方で水分補給するのが理にかなってるのではないかという感じがする。

次にきたお客のおじさんは、ストローでなくて、直接ココナツに口をつけてゴクゴクと旨そうに飲み干した。

わたしも吸い終わると、再度、鉈が振るわれて、殻の中味のココナツの果肉を、お兄さんが開いてあけてくれる。

殻のかけらをスプーンにして、ぷるぷるのコンニャクゼリー状の果肉を食べる。
ナタデココを柔くした感じ、後味にかすかにココナツミルク的コクを感じる。
20ルピー。

なかなかオツな軽食タイムであった。

今回は写真がありません。男感溢れる油ぎった食堂の雰囲気を、イマジンしてみてください。

☆また久しぶりの更新になってしまいましたが、Wi-Fiフリーの宿にチェックインしましたので、あと3日くらいは続けて投稿出来そうです!がんばって投稿してね~と応援クリック↓赤青バナー押して貰えると嬉しいです!☆☆

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バーダーミ石窟寺院の陰に珍スポットを見つけた!

2015-02-20 15:54:42 | インド旅行

威厳あるバーダーミ遺跡に、
不協和を鳴らす一画がひっそりとあることを、わたしのアウトサイダーアート感知アンテナは感じ取った。

神よ!あれは、何か。


おぉ、あそこに私は行かねばならぬ。しかし、あちらは完全に放置され、観光地としては整備されてないようだ。
地元の釣り人が湖に向かって釣り糸を垂れて居るのが見えるから、近くには行けるようである。



つよい陽射してかすんで、よく見えない。
近づこうにも湖のヘリの細さを渡り、


わたしのサンダルを貫くトゲ(まじで貫いた痛い!)の茨をかいくぐって行く道である。
(足を踏み外すと、湖に落ちる不安定さなので写真がぶれていることをお許しください。)

しかし、わたしはひるまなかった!!


おぉ…!


おおぉ…!!(岩場を歩く山羊は本物。)



言葉では語り尽くせない世界なので、写真多めでお送りします。




どうやら、原始人間の芽生えから

進化し、やがて


やがて、高次元の神世を感じるSTORYへの超進化




東南アジアの割と有名な天国と地獄をかたどった公園や、
わたしの愛する、フィンランドの通称《ゾンビ公園》も、そうだが、日本の桃太郎神社にしろ、
この手のアウトサイダーアートパークは、国境を越えて、ある種の同じテイストを醸し出してるのは、

なぜだ!!


なぜ、なのだ!!


鉄の骨にセメント肉の人形、ペンキのペイントと、素材まで似通っている。

あぁ、なんなんだろう、なぜなんだろう。

どうしてわたしはこういうのものを、《見なくてはならない》のか?!

…声にならない問いの叫びが、バーダーミの岩の要塞に、ただ虚しく響くのだった…


☆見つけてしまったアウトサイダーパーク!この切実さは、伝わる人にだけ伝わればいいです( ̄▽ ̄)
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