うたたね帖

あれこれ思う、日々のこと。

上洛おのぼりさん

2011年11月27日 02時15分55秒 | Weblog
3日目~

朝から参拝だー!
ってことで、嵐山のほうまで。
渡月橋ってコンクリート舗装されて、
バスとか普通車両も走る橋なのねー。

松尾大社で、地元のおばちゃんに話しかけられておしゃべり。
地元の人の意識っておもしろい。
その方は、大原三千院にいつか行きたいといっていた。
京都に住んでいて、いつか行きたいと思っているお寺も京都なんだね。
近くて遠いし、私にとっては遠いけれど近いような京都。
古い歴史や、有名な寺社仏閣も、生活の中にとけこんでいて、
意識しないとそこへ行くことはないし、
行くと決めてしまえば、どこにでも行けるんだよね。

一年中鈴虫が鳴いているという、鈴虫寺へ。
お茶とお菓子をいただきながら、お話がきけるよ。
ここのお地蔵さまは、ぞうりをはいているお地蔵さまで、
お願いごとを一個だけかなえに来てくれるそうな。
引っ越ししたら、ちゃんと京都のほうをむいて
お地蔵さまに住所変更のお届けをしないといけないらしい。
なむなむなむ。。

街中にもどって、「伊右衛門サロン京都」でお昼。
六角堂でへそ石をおがむ。

そのあとは、石庭で有名な、龍安寺へ。
ここが、とても、よかった!!!
古さの中に、自然が美しく調和して、
完成された静けさがありました。。
(枯山水は、水をつかわずに、水を表現しているお庭のことだと思うけど、
 龍安寺全体で枯れて磨かれているようなイメージが。。)
石庭だけではなくて、
手入れが行き届いたお庭も、ふすま絵の雄大さも、
お庭の苔も、欄間のモダンさも、薄い板を重ねた屋根の曲線も、
まるごとでひとつの世界観があって、
不思議と心が静かに、リラックスするような。。
時間がなくて、駆け足でみたのが残念だったわ。。

金閣。。。
すっごい金ぴか。。。
もっと落ち着いた金なのかと思ったら、ぴかーっとした金だった。
それより、修学旅行生がおおすぎてびびる。
そそくさと通りすぎる。

祇園までもどって、八坂神社へ。
ううう。寺社仏閣も、京都はたくさんありすぎて、
できるだけ回ったけど、ほんとうは、もっとゆっくり見たかった!!
単純に、歴史がある建物が、それぞれ違う印象で、おもしろかった。
路地で舞妓さんの後ろ姿を見かける。
日本っていう、文化にちょっとだけ触れた感触があったなぁ。

京都駅の伊勢丹で、
満月の阿闍梨餅や亀屋友永の三色松露など、
おみやげをぎりぎりまで買いこんで、
高速バスで伊丹空港まで!

空港でも、なごりおしくて、たこ焼きをたべて、
なぜか伊勢名菓の赤福も買って、おなかもカバンもぱんぱんだよう!
お酒を飲んでイキオイをつけて搭乗したよ。
仙台にもどると、やっぱりちょっと寒いっけ。
現実に帰ってきてしまった~


やっぱり京都を見るのに、2~3日は短いよね。
でも、行けてよかった。
いつか行きたいと思っているところても、
決心するだけで、本当に行けるんだなぁ。
心の距離が、近くも遠くもきめるのかも。

またぜったい、京都に遊びにいくよ!

京都逍遥

2011年11月27日 00時38分05秒 | Weblog
すでに京都に行ったことは、全体的にいい思い出。
という、ぼんやりした感じで、霞がかかったようにおぼろげだけど、
記憶に目をこらして更新。


京都旅行にもっていった本は2冊。

森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」と、京阪神エルマガジン社の京都のガイド本。

「夜は短し」の先輩や黒髪の乙女を妄想しつつ、
エルマガジンで紹介されているおみやげなどを買い集めながら、ふらふら徘徊。


朝6時。

お寺や神社が山のようにある京都では、時間がいくらあってもまわりきれないから、
今回は超メジャーの寺社仏閣をせめる!
と、気合を猪木ばりにいれて、清水寺へ。

坂をあがりきると、朝の清水寺は、人もいなくて、掃除機の音がしています。。
空気がすがすがしい。
清水の舞台から飛び降りずに、したをのぞきこんだりして。
床がちょっとナナメになっているんだね。ほんとうに来たんだなぁってかんじ。

誰もいない地主神社で「恋占いの石」を体験。
目を閉じたままそろそろと歩いたら、ゆっくりだけど向こう側につけたよ。
ふふふ。

次はバスにのって、銀閣寺へー!
銀閣しぶい。
茶色と白のコントラストがかっこいい!
庭をひとまわりして、いろんな角度からみて、出口というのがいいね。

哲学の道をふらふら歩いて、平安神宮までもどってくる。
鳥居がおおきーーーい。ひろーーーーい。
朱色がまぶしいっす。

おなかがぐーぺこだったで、ガイド本にのっていた、吉田山のてっぺんにある「茂庵」へ。
坂道をのぼり、この道で本当にいいのか‥と2度くらい不安になったころ、
山頂に木にかこまれたカフェ「茂庵」がみえてきたー
(ぐーぐーぐーぺっこぺこになっていた)
京都を見渡しながら、カレーを食べて、よっしゃ、次にいってみよーー!

京都大学や進々堂の前を歩くと「夜は短し」の先輩や黒髪の乙女がいそうな気がするわぁ。

京都御所なかの梨木神社を参拝。

「出町ふたば」で、列に並んで豆餅購入。
今日のおやつです!

下鴨神社を参拝。しつこいけど「夜は短し」の先輩&乙女がいそう。。

そして、何年も前から憧れていた本屋さん、恵文社一乗寺店へ。
HPでみるとスタイリッシュな感じだけど、実際は木の温かみがあるような店内に、すてきセレクトな本がまるまるもりもり。
足がいたいのも忘れて、本をいろいろめくる。

とことこした電車にのって、街中までもどってきたーー。

ちょっとしたおみやげに買いつつ、
イノダコーヒー本店でお茶。
このお店でコーヒーを飲むことがステイタスだったんだと、
今でもわかるような歴史あるモダンな店内。
大きなシュークリーム食べたい。。

もう、足が限界で、ホテルにもどったら眠たくてしかたなかったけれど、
どうにかふんばって、バスにのって北野天満宮へ。
夜の参拝ができる25日だったので、さささっと参拝。
やっぱり夜は、ちょっとこわいよぅ。

夕ご飯は、おばんざいをバイキングできるお店へ。
梅酒飲んでふわふわ。

もー限界です。
って感じで、ふとんに入る瞬間も覚えていないくらいで寝ちゃった。
2日目くいなしです~








そして京都

2011年11月09日 22時27分03秒 | Weblog
あぅあぅ。
更新するつもりが、京都旅行ははるか前になってしまった。
でもメモとして更新。


大阪は大都会だった。。

しばらく、ぽーっとして、梅田のまわりをうろうろして(迷子?)、
御堂筋線で心斎橋へ。

アメリカ村の「甲賀流」でたこやきを食べる。
本場のたこ焼き!
とろっと、くりーみぃ。
300円っていう、お財布に優しい価格もすてき。
はともよってくるょ。
見つめても、つついてもあげないよ。

道頓堀のあたりを歩く。
ここが、あの、タイガース優勝の時に飛び込む道頓堀かぁ。。
グリコのひとのポーズって個性的ね。

キョロキョロしながら歩いていたら、苔むした不動明王さまと出会う。
法善寺というお寺で、不動明王に水をかけてお参りするらしくて、苔むしすぎて全身見えません。。
見よう見まねで水を投げかける。
なむなむ。

その後は、ドリカムの「大阪lover」を歌いながら、万博公園に太陽の塔を見に行く。

モノレール降りたら、でっかいのが見える。
あれが‥

近づくと、五階くらいのビルの大きさ、見たことあるフォルムが夕日に照らされてる。

でっかいものを見ると、意味もわからず興奮するわぁ!
太郎のパッション!!
予想以上の大きさだった!閉園時間なので、太陽の塔を見ただけで、引き返して電車にのって、とことこと京都へ。

四条烏丸。
ついにきちゃった!
ホテルに向かってずんずん歩く。ホテルは街中で、一人には十分なほど、きれいだし、快適。
ベットに倒れこんで、歩き疲れた足をさすりつつ、
あーまぶたがくっついてきちゃった!

でもまだ眠れない!
おいしいご飯を食べなければ!
雑誌に載っていた、路地裏のお店を訪ねる。格子から灯りがもれていて楽しげな声ももれる。
しばらく見とれていたけど、勇気をだして入ってみる!

混んでいたみたいで、おじさまが「俺はもうかえるからここ座りなよ」
って、カウンターの輪に混ぜてもらう。
鴨茄子の田楽と、海老芋の揚げ出し?を食べながら、梅酒飲んでいたら、
京都きてよかったぁ
って早くもおもっちゃった。

おなかいっぱいになって、夜の街を徘徊。
鴨川で、カップルの等間隔な距離をみて楽しみ、先斗町のちょうちんをみて、見たことない京都のお座敷に思いをはせる。

エレファントコーヒーというカフェで、コーヒーでふんわりする。
旅行中の知らない街で、夜にふらふらすることくらい、自由なことってないよね。