曇りですね。
昨日は雨で。
6月になる、という感じ。
雨は、足先がぬれたり、寒くなったりするけど、
見ていてすきです。
おちつく。
村上春樹さんの新刊が発売されたらしい。
今度、松ケンが主演するという、「ノルウェイの森」を読み返していました。
松ケンのもっている雰囲気は、いろんな役への可能性があるなぁ。
んー
なんていうんだろう。
言葉にできない「あこがれ」について、言葉でかかれているのが、
不思議な感じがする。
女性にとっては、ワタナベくんのような接し方のひとって、
心をつかまれちゃいますね。
安心するし、ほっておけないし、何をきいても答えてくれるし、
「私のおねがいをふたつ聞いてくれる?」
ときいたら、
「みっつ聞くよ」
と言ってくれるようなひとだし。
女性についても、とっても理想的な部分を、どの登場人物ももっていて。
わたし、村上春樹さんを読んでいる男のひとに聞いてみたいことがあるなぁ。
『「ノルウェイの森」の、直子と緑、どっちに惹かれる?』
繊細で、複雑で、せつないような、支えたくなる美しい人と、
奔放で、振り回されて、惹きつけられるような、健康的なかわいい人と。
どっちも、傷ついていて、
本質では、優しくて、受け止めてくれるような母性の持ち主で。
答えよりも、なんでそう思ったか、に興味があるけど、
とっても聞けないような質問だなぁ。
(大学時代に、村上春樹の授業をしてくれた先生に聞いたことがあったけど、
「ぼくは手におえない女性が好きだけど、緑はちょっとちがう」
という答えだった。。)
わたしが一番好きなシーンは、
スマートでシックな、ミッドナイトブルーのワンピースのハツミさんと
ワタナベくんがビリヤードをするシーンです。
こういうこと、だれかに話してみたい。
でも、煙たがられるだけだから、やめておく。
こんなことばっか考えているわたしは、ヒマなんだろな。
すきだけどさー。ヒマ。
くもりの日の、リラックス。