昨日の続きです。
外科の先生から「形成外科で詳しい話をしてくれる先生が火曜日にいるから行ってみて」と言われ、今度は形成外科を受診して来ました。
入って行くと、ま〜〜〜、感心する位腰の低い先生でした。
今でもそうなんですが、私が診察室に入る時と退室する時には立ち上がってお辞儀してくれるんですよ。
良い意味でこんな先生初めてって思った事でした。
乳房再建には二種類あります。
ひとつは自家組織を使う方法。それはお腹や背中の脂肪や筋肉を移植する方法でした。
けどその方法ではお腹から取ってもひとつしか出来ません。それに大きな傷がお腹にも残るから身体にも負担がかかるとの事でした。
「腹肉使って頂いて良いんですけど」って笑った事でしたが、私はもうひとつの方法を選ぶ事にしました。
それはまず乳がん摘出した後、大胸筋を剥がしてその下にエキスパンダーという物を埋め込みます。退院後には週1回通院し、そこに生理食塩水を入れて行きます。
生食も一度に入れるのは60~80CCずつなのですが、皮膚と筋肉を拡張させて元の大きさに近づくまで注入するのに約2ヶ月かかります。
拡張した皮膚や筋肉を安定させて、それから約半年後に今度はエキスパンダーを抜き取って、シリコンインプラントに入れ替える手術をします。
昔は自費だったそうですが、ずいぶん前に保険適用になったので再建手術を受ける方も増えて来たって言われてました。
もうひとつ心配だったのは23年前に全摘してた左側。こちらも一緒に再建できるのか聞いてみる事にしました。
一応状態を見てくれたのですが、皮膚の状態もキレイだし大丈夫との事。
わ〜〜、23年ぶりに元に戻るんだ🎵って私もめっちゃ嬉しく思った事でした。
この事もあって、膀胱全摘の事も霞んでしまったかも(*^^*)
けどその時は泌尿器科の手術の方が大切だったので、外科はホルモン剤の薬を飲んで乳がんが増えないようにしていた事でした。
で、いよいよ手術に向かいます。