中山ミシンのブログ

高知のミシン屋です。どうぞよろしく〜(´∇`)

滅茶苦茶落ち込んだ事

2019-04-09 20:56:53 | 自分の事・身体の事
去年の2月にがんと診断された事は書きましたが、その時はあまり落ち込んだりはしていませんでした。
次から次へと流れ作業のように検査が続き、実感が湧かなかったのかもしれません。
けど一度だけ、滅茶苦茶落ち込んだ事がありました。

膀胱全摘の手術を受ける前に色んな検査を受けました。
肺や骨に転移してないかを調べるものでしたが、どこにも転移は無く、腎臓と膀胱で留まってくれてるようでした。
それは良かったのですが、泌尿器科の主治医が気になる物を見つけてしまいました。

それは泌尿器科ではわからないので、外科に連絡しておくから行ってみてと言われました。
その辺は総合病院にかかって良かったと思います。

日を改めて外科の診察を受けて来ました。
細胞針などの検査をしてもらって後日結果を聞きに言った時、検査の時の先生の様子で、自分でも悪い結果になる事は何となく想像がついていました。

膀胱が無くなる上に乳房まで無くなるの?
もう何も考えられない。治療なんか
やめて緩和ケアに行って自分の人生の幕引きしようかとまで考えてしまいました。
あんなに落ち込んだの、初めてだったかも。

結果はやっぱり右の乳がんでした。

真っ先に「転移ですか?」って事をお聞きすると、膀胱や腎臓から乳房への転移は考えにくい。単発での発生だろうとの事でした。

乳がんの大きさは1cm。
今は温存できる状態だけど、どうしますか?って聞かれた時、できる事なら温存したい事をお伝えしました。

というのは実は私、23年前に左乳がんを患い、乳房と一緒にリンパ節まで切除する手術を受けているのです。
だから両乳房が無くなるのはスゴく辛い事でした。

それに対して先生からは
温存の場合、入院は2泊3日程度。
けど退院後に土日を除く25日間放射線治療に来てもらわないといけない。
それには皮膚がただれたり汗腺がダメになったり、合併症のリスクもある
との説明を受けました。

「その上でこちらからの提案ですが」という前触れで、
こちらの病院では乳房全摘と同時に再建が出来るんですよ。】だって!!(゜ロ゜ノ)ノ

さっきまで落ち込んでたのはどこ行った?
目の前が急に開けたような気がしましたよ✨

そこからはもう全摘&再建という事で即決(*^^*)
「希望が持てました」って言うと先生も看護師さんも笑ってくれたのを覚えています。

それならと今度は外科から連絡してくれて形成外科へ。
これで病院内の3つの診療科でお世話になる事が決定した事でした。
それにあの時は落ち込んだけど、今では初期の段階でよくぞ見つけてくれたって、泌尿器科の先生には感謝の気持ちでいっぱいです💓

重いお話はここまでかな?
続きをお楽しみに〜⁉️(*^^*)