同僚議員の質問の紹介になるが、3月議会でわが党の熊谷あつ子市議が住宅リフォーム助成の創設を求める提案をおこなった。
これまで市側はこの制度をやらない理由として「業種間の公平性」と言ってきた。つまり、住宅リフォームに助成をつけることは、建設業界だけを応援することになって、他の業種との公平性をそこねる、という議論だ。
共産党市議団でこの言い訳を検討した。
じゃあ、市が新年度始めるファッションとかフードとかコンテンスビジネスへの支援はどうなんだ。あれは特定業種の応援じゃないのか。必要なら特定業種へのテコ入れはするってことだよね?……と追及してみることにした。
熊谷市議 業種間の公平性の問題についてただしていきます。本市において、建設業は7万7,000人もの人が働く重要な雇用の場であるとともに、市民生活や産業基盤を支える重要な産業の一つであります。この業界の状況が本市の経済に大きな影響を与えることは明らかです。ところが、ここに直接支援する仕事づくりの予算は極めて不十分です。一方、市長は新年度には福岡ファッションブランド推進事業や福岡フードビジネス推進事業、コンテンツ関連事業などに約2億9,000万円の予算を組んでいます。まさに特定業種に対する支援です。この実態を見れば、住宅リフォーム助成制度は特定の業種に支援するものであり、公平性に問題があるという言い分は成り立たないのではないかと思いますが、答弁を求めます。
経済振興局長(中島淳一郎) 特定の業界団体に支援をしている一方で、住宅リフォーム助成制度は業種間の公平性の観点からふさわしくないとしているのは問題があるのではないかとのお尋ねですが、業界団体などへの支援につきましては、業界団体などが行う事業や研究などの奨励、援助や育成などを目的としており、その効果が業界全体に波及することを期待し、あるいは業界団体などの活動を通して福岡市の施策を実現するために実施するものでございます。
つまり、特定業種の事業への応援をしているのである。
なのに、住宅リフォーム助成だけは頑なにやらない。
支離滅裂な答弁だと言わざるを得ない。
市の言い訳はもはや詭弁にちかいところまで追いこまれてきている。
これまで市側はこの制度をやらない理由として「業種間の公平性」と言ってきた。つまり、住宅リフォームに助成をつけることは、建設業界だけを応援することになって、他の業種との公平性をそこねる、という議論だ。
共産党市議団でこの言い訳を検討した。
じゃあ、市が新年度始めるファッションとかフードとかコンテンスビジネスへの支援はどうなんだ。あれは特定業種の応援じゃないのか。必要なら特定業種へのテコ入れはするってことだよね?……と追及してみることにした。
熊谷市議 業種間の公平性の問題についてただしていきます。本市において、建設業は7万7,000人もの人が働く重要な雇用の場であるとともに、市民生活や産業基盤を支える重要な産業の一つであります。この業界の状況が本市の経済に大きな影響を与えることは明らかです。ところが、ここに直接支援する仕事づくりの予算は極めて不十分です。一方、市長は新年度には福岡ファッションブランド推進事業や福岡フードビジネス推進事業、コンテンツ関連事業などに約2億9,000万円の予算を組んでいます。まさに特定業種に対する支援です。この実態を見れば、住宅リフォーム助成制度は特定の業種に支援するものであり、公平性に問題があるという言い分は成り立たないのではないかと思いますが、答弁を求めます。
経済振興局長(中島淳一郎) 特定の業界団体に支援をしている一方で、住宅リフォーム助成制度は業種間の公平性の観点からふさわしくないとしているのは問題があるのではないかとのお尋ねですが、業界団体などへの支援につきましては、業界団体などが行う事業や研究などの奨励、援助や育成などを目的としており、その効果が業界全体に波及することを期待し、あるいは業界団体などの活動を通して福岡市の施策を実現するために実施するものでございます。
つまり、特定業種の事業への応援をしているのである。
なのに、住宅リフォーム助成だけは頑なにやらない。
支離滅裂な答弁だと言わざるを得ない。
市の言い訳はもはや詭弁にちかいところまで追いこまれてきている。