今年は野武士(再仕官バージョン)

「今年は野武士」改め「落ち武者」改め
新たな職場での再仕官の毎日を綴ります。

第1回県社研

2012-10-30 23:04:05 | 日記
今日は、3年生の公民の授業を参観した。

本時の目標は、「現代の民主政治に関して、意見が分かれる3つの論題に関するディベートを行い、日本の政治のしくみについて学習した知識とさまざまな資料を用いて、論理的な思考を通して、よりよい社会の形成に寄与する態度を育てる。」

論題は、「自分たちの住む町に大型商業施設を誘致すべきである。」

1クラスのうち、構成員6名のグループが2つのうち、1つが肯定側、もう一つが否定側として立論し、残りの生徒は審判となる。

ディベートを行う前は、反対する生徒が多かったが、ディベート後は賛成する生徒が大幅に増加した。

(参観メモより)
・それぞれの班がA4サイズの紙に自分たちの主張を書いて、机の前に貼ったり、後の窓枠に貼ったりしていたが、もっと大きい紙に書いて黒板に貼っていかないと論旨がわかりにくくなる。

・できれば、主張と主張の間の関連性も図で示せるとよい。

・肯定側、否定側ともに触れている論旨については、例えば、税収面・環境面等のマトリクスに整理できないだろうか?

・交通量の増加に伴い交通事故の増加や渋滞が予想される交差点の場所を示す際には、地図を大きく提示するべきである。

・結局、肯定側と否定側の争点は何で、全部でいくつあるのかを明確にすべきである。

・論拠となるデータは表よりグラフで提示する方がわかりやすいのではないか。

・データの調査年、出典を明らかにするべきである。

・肯定側支持から否定側支持に変わった3名の生徒、否定側指示のままの1名、否定の度合いが強くなった1名にそれぞれその理由を尋ねるべきであろう。

・審判役の生徒たちからの質問はできないのか。おそらく審判役の生徒たちはそれぞれの主張を完全に理解できていないのではないか?