今年は野武士(再仕官バージョン)

「今年は野武士」改め「落ち武者」改め
新たな職場での再仕官の毎日を綴ります。

研究助成

2012-11-30 01:16:43 | 日記
昔の同僚からパナソニック教育財団の研究助成について連絡があった。

隣の市の大規模校に勤めている彼は今年度研究主任となり、来年度に向けて助成申請をするのだそうな。

プライドが高くてとかく仕切りたがりの彼が私に直接連絡をしてくるのは初めてのことだ。

同僚だった頃は、えらそうにうんちくをたれる彼の態度に、「非主流派だから。」とかいってよく逆らっていたっけ。

管理職のいる時といない時とで、全然口調が違うのがなんかイヤだったなあ。

その彼が「パナソニックのHPは見た。今後どんな負担があるのか知りたい。」と相変わらず高飛車な口調で尋ねてきた。

(10年ぶりに電話をかけてきて、いきなりそれかよ。)

内心、そんなの申請書と要項をよく読めばわかるはずなのにと思ったのですが、
(ああ、校長さんとかに相談してみれば?って言われて電話してるのね。なるほどね。)

「自分のときは8月に授賞式があって、半年後に中間報告があって、最後に成果報告書を書いたよ。」
と答えた。

「ちなみに一般助成と特別助成とどっちにするの?」と尋ねると、

「一般助成に申請する。」だって。

「だったらそれほど縛りはないと思うよ。申請書の内容とか、前の職場のHPで公開してるから見てみたら。」

「負担にならないか?」って念押ししてくるから、

「負担というより、来年度の研究計画が今年度のうちに形になるから、かえって楽になるよ。」

(負担がかかるのは自分自身。研究の具体的な構想とか、助成金の使用使途とかはっきりさせなくちゃいけないからね。)

「何かあったら連絡する。」

(連絡するなら、こっちに電話をかけさせないで、自分からかけてね。)