ミスド・中国本土から全面撤退

ついにこの日がやってきました。

知っている日系の店が閉店して中国から撤退することは

とても寂しい限りです。

ダスキンが展開するドーナツチェーン「ミスタードーナツ」が、中国・上海で運営する全１０店を２４日に閉じ、中国本土から撤退することがわかった。人件費の高騰や、競合の激化で業績が悪化していたという。
上海には２０００年に進出し、一時は約２５店まで増えた。１７年の売り上げは、前年比４．１％減の２千万元（約３億円）。台湾やタイ、フィリピンなどの店舗は営業を続ける方針だ。

僕もあらためて店舗に行ってみました。





4つ買うと1つおまけ、6つ買うと2つおまけの閉店セールは

3月5日からやっていたんですね。

しかし、ドーナッツ1個9元という価格設定は

中国人ローカルにどれだけ受け入れられて

浸透したのかな～とちょっと疑問に思いました。



日本人の僕でも、ドーナツを2個買って18元を払うならば

近所のラーメン屋で1杯16元の红烧牛肉面を食べるか、

定食屋で1杯15元のチャーハンなどを選んでしまうな～と・・・。




ハーゲンダッツやスターバックスコーヒーは高価格設定でも成功した例ですし

パン屋も乱立はしていますがここ数年人気上昇が続いていて（パン食が浸透してきている）

売価がドーナツとほぼ同じ設定でもじゅうぶんに売り上げを伸ばしているように見えます。

ミスドがこの流れに乗ることができなかった。

とても残念ですね。