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葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

「立つ」ことに焦点を合わせて、水鳥から鶏へ。

2022-08-07 10:02:18 | 養生

 トレーニングの内容を以下のように変更した。

 導引

 起勢
 軟架/遊龍・雲片・蹲猴・臥虎・騎馬・獨鶴
 (9rep:6min)2
 招法/頂肘・撞膝・熊膀・弾腿・鷹捉(+驚蛇)・崩拳(半歩/十字)
 (9rep:3min)2*3
 外功/狸猫・鹿奔・劈山・木鶏・托天・鉤攀
 (9rep:6min)2

 収式
 拉鬆/跌岔・盤根・纒繞・望月・展翅・蝴蝶
 (9rep:9min)2

 レイアウトや記号の変更も、テンションにかなり影響するので馬鹿にならないのだが、今回はかなり多目。
 地味にストレッチで盤根と纒繞の順序が入れ替わっているのもその類い。

 鷹捉は引き続きスリークォータースローのシャドーだが、これに保険でバックブローを驚蛇という名称で追加した。

 また、崩拳の足運びを半歩と十字の二つに分類。
 以前から崩拳はひとつの動きで幾つかのイメージを兼ねていたのだが、動きを二種類にした方が自然に動けるようだ。
 驚蛇も含めて動きの種類が増えた分、回数を減らして集中力を高めたいな、とも。

 そして今回のハイライト?
 ピストルスクワットの名称を鴛鴦から木鶏に変更。
 いや、鴛鴦で気分は南斗水鳥拳にしようと思ったのだが、やってみると飛ぶとか翔ぶというのはちょっと違うなと。
 そもそも形意拳が好きで片足立ちを練習するのなら、金鶏とか鶏腿とか鶏形とか鶏関係は定番なのだが、どうも鶏という生物にシンクロできずにいたのだ。
 で、色々考えた挙句に、荘子の「木鶏」に行きついたのである。
 うん。揺るがないバランスのイメージに合うし、五行は木が一番好きだし。
 正直、双葉山のエピソードや某読書会にはちょっと引いてしまうのだが、それもこれも引き受けてしまうぐらい器の大きな言葉である。

 思えばこの記事を書いて以来、何度か同じ趣旨の記事を書いたが、かえってその作業が習慣化されているきらいがある。
 心身の変化に従ってトレーニングの内容が変わっていくのは自然なことだ。
 大事なのは心身の観察を伴った上で、振り回されないように変化することである。
 これからはそういう意味で「揺らがない」象徴として、また形意拳の一ファンとして、満を持して「鶏」の字を使うことにしよう。

 というわけで、トレーニングメニューを変更したらその内容を記事化する、という試みは、ここにその役割を終えたのである。

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アスファルトの固さを侮るべからず。

2022-07-17 10:02:23 | 養生

 六月の始め頃、仕事中にしゃがみ込んだら右膝から「カクン」だが「ポキン」だか、妙な音がして、急に動きにくくなった。

 はて、スクワットあたりで下手な動きをしていたのかとも思ったが、どうやら原因は、五月の連休明け頃から興味本位で履いていた、激安のビニールシューズのようである。
 私はこの激安ビニール靴を、主に休日の買い出し時、往復で約8~9kmの道のりで使用していたのだが、思えばあれから少しずつ膝や腰が痛んだり固くなってきたようなのだ。

 そこで、ダイソーでインソールを購入してその靴に入れてみたら、一週間ほどで膝も腰もほぼ回復してしまったのだ。
 ちなみに私は基本的に普段使いの靴も安物しか履かないので、こちらにもインソールを使うようにしてみたら、あらあら不思議、私の体はこんなに軽かったのか、と思うほど調子が上向きである。
 いや、怪しい通販番組みたいなノリで申し訳ない。

 だが実際、膝や腰が痛いとお嘆きで、普段の履物が固いサンダルやサイズのキツイ靴だという方は、まずそこから見直した方が良いのではなかろうか、と改めて思った次第である。

 ついでに、今回の故障で気付いたことを二点挙げておく。

 まず、歩いたら膝が痛むというような時でも、自転車だとまあ平気であった。
 よく言われることだが、自転車はやはり骨や関節への負担が低いのであろう。
 だが心肺への負荷はしっかりあるので、そこは使いようか。

 それと、関節の疼痛があっても、筋力に余裕があれば転倒の可能性も不安も激減するということだ。
 やっぱり筋トレはやっておいて損は無いのである。

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禁酒の呪具。

2022-07-10 09:04:04 | 養生

 どうやらお酒は基本的に不健康な飲み物だ、ということでエビデンスが固まりつつあるらしい。
 メリットもあるが、デメリットがそれを上回るということだ。

 ちなみに私がお酒を飲むのは職場の忘年会と、僅かなお中元・お歳暮と、家族のイベント関連が主だ。
 だから自分で買って飲む、ということをしなければ、ほとんどアルコールを摂取せずに済む。

 だがここ数年ほど、週1か2で発泡酒やチューハイを買って飲む習慣を改められずにいて、「ブログで宣言」という手も決定打になっていなかった。

 そこで五月の連休頃だったか、ちょっと捻った術式?を採用。
 まず、もうずっと飲んでいなかった、私が20代の頃のカッコいいビールの象徴である「バドワイザー」を、普段の買い物のルートに無い店で購入。
 これを「自分で買って飲む最後のアルコール」と設定する。
 ちなみに冷蔵庫に入れておいたこのバドワイザーを見たチーコさんが興味を持ったので、分け合うことにした。
 かようなエピソードは動機づけの強化に好都合である。

 で、更にこのバドワイザーを、こんな風に活用してみた。
 
 ↑ステイオンタブを自宅の鍵のキーホルダーにしたのだ。

 するとまあ不思議なことに、買い物をしていてお酒売り場の前に来ても、このタブの存在をイメージするだけで「ああ、もういいや」となるのだ。
 いや、特に我慢しているという風ではない。
 こんなちっぽけな金属片でも、やはり質量をもつ物体にはそれなりの力があるのか。

 行動は欲望よりも意志よりも習慣に大きく影響されるもので、その習慣を変えるキッカケは、ちょっとした工夫で作れることが多いということを再確認させられた。
 もう次第に「自分で買って飲んだ」記憶が、「淡泊な思い出」になりつつあるのだから良い傾向である。

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気分は南斗水鳥拳で。

2022-07-03 10:31:44 | 養生

 トレーニングの内容をあれこれ考える時間を減らすために、「内容を変更したらそれを記事にする」ことにしたのだが、実際に記事を書いてみると、思った以上に「あれこれ考えて」いるらしい。
 もっと落ち着いて、記事として更新するのはしばらく試しに動いてからにしよう。
 そして更新頻度を落とし、下手に考える時間を減らすのだ。

 で、今回はこのような変更となった。
 軟架↑遊龍・雲片・蹲猴・臥虎・騎馬・獨鶴(9本:6′)2
 招勢→頂肘・撞膝・熊膀・弾腿・鷹捉・崩拳(12打:3′)2×3
 外功←狸猫・鹿奔・劈山・鴛鴦・托天・鉤攀(9発:6′)2
 拉鬆↓跌岔・纒繞・盤根・望月・展翅・蝴蝶(9拍:9′)2

 揮浪→狸猫
 動きはスイングプッシュアップなので、揮浪は柔らかく波打つようなイメージが使えると思ったのだが、何というか、どうも巧く波に乗れない。
 そこで形意拳ではお馴染みの「狸猫」を、満を持して採用。
 狸猫と言えば形意拳では狸猫上樹もしくは狸猫倒上猫だが、ベンガルヤマネコという意味をとり、ヨガのキャット&カウを大袈裟にするイメージでやってみると、強さと柔らかさが両立できてよろしい。

 鉄牛→劈山
 「禹が治水に用いた」というエピソードでテンションが上がった鉄牛だが、やってみると「鉄」という文字が、固さや脆さをイメージさせてしまい、動きまで固くなってしまった。
 というわけで「山頂でレバープッシュアップをやったら、勢いで山が割れて崩れていく」イメージで「劈山」に復活してもらった。
 「劈」の文字は使いたいのに、上から叩きつけるイメージが打撃とは噛み合わなくて困っていたのだが、これならピッタリである。

 沈劈→鴛鴦
 ピストルスクワットなのだが、「沈む」「劈く」意識だと、下がるのは良いが上がり辛い。
 よって「沈劈」には降板してもらい、「劈」の文字は劈山に移動。
 ではこちらの名称はどうするか。
 う~ん、形意拳好きなら「金鶏」「鷂子」「燕子」などを使いたくなるのだが、どうもイメージが僅かにズレる。
 で、あれこれ調べていたら、戳脚門の看板技である「鴛鴦脚」の動きに目が留まった。
 鴛鴦脚というと後ろ蹴りだと思っていたのだが、下肢を狙った二段蹴りもあるのだ。
 そこで鴛鴦が水を掻く動きと、羽ばたいて飛び上がる動きを、それぞれピストルスクワットのしゃがみ込み、立ち上がりに重ねると、力強さと身軽さを兼ね備えたいいイメージがわいたのだ。
 勿論ここは「おしどり」ではなく「えんおう」と読むことにしよう。
 目指すはレイの如き華麗な体術を生み出す足腰である。

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リアルな身心の中にあるゲーム性。

2022-06-19 10:00:00 | 養生

 私は30代から40代半ばにかけて、そこそこゲームで遊んでいた。
 格闘や無双などのアクション系が多かったか。
 格闘モノに関しては、KOFや餓狼伝説が好きで、今でも時々KOF15のトレーラー動画を観て楽しんでいる。

 で先日、ぼちぼち操作にも慣れてきたスマホで、KOF15餓狼チームの動画を観ていたら、カミさんから「ソフトを買って遊ばないのか」と問われた。
 うん。それはもう、KOF15を自分でプレイすれば楽しいだろう。
 だが実際にソフトを購入する自分を想像しても、何だかリアリティが無いのだ。

 今はゲームの動画鑑賞で満足している。
 もっともそれは、実際にゲームをプレイする興奮とは別物だ。
 ペンフィールドのホムンクルスが端的な例だが、人間が指で出力し、目から入力した情報の刺激は強烈なので、自分で操作したゲームキャラの動きは、まるで自分の動きであるかのように錯覚してしまう。
 まあそれも限度なり個人差があるか。
 私の場合は格闘・無双のキャラの動きが、自身を投影するのに丁度良かったのだろう。
 そういえば魔法関係はイマイチ乗れなかった。

 ただ、もうゲームで遊ぶ気が無いかというと、それもちょっと違うか。
 つまり、今は自分の身心そのものがゲームキャラみたいなものなのだ。
 もともと私は「鍛える」というより「遊ぶ」ように運動をする性質である。
 真剣にeスポーツに取り組んでいる人達の方が、余程「鍛えて」いるだろう。
 多分私の本質は遊び人なのだ。
 そして「身心」というキャラは動きこそ地味だが、その直結感において現存するゲームの比ではない。

 ちなみに私はゲームキャラを「操作する」という感覚が希薄だったような気がする。
 ゲームキャラも自分の身心も、「操作」というより「交渉」に近い感覚で接しているからだ。
 ん?心さえも「交渉」の対象だとしたら、「私」の核はどこにあるのだ?
 …なんていう疑問は安っぽい「自分探し」になりがちなので要注意である。

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自転車から馬をイメージしてみる。

2022-06-05 15:35:55 | 養生

 高校生の頃に馬歩の姿勢で立ったら、左の腰に違和感があった。
 以来、違和感程度だったりひどく痛んだりと色々ありつつもかなり改善はしたが、まだ左の腰の位置や動きはあとちょっとの所で決まりきらない。

 で、先日。
 自転車に乗っていて、ふと左の坐骨の位置や向きを変えたら、腰からベダルの踏み具合までが巧くハマったのだ。
 この時の、股関節から脛骨と距骨まで噛み合う感覚は、普段の立ち方や歩き方の参考にもなると思ったのだが、また改めて「馬歩」の意味も考えさせられてしまった。

 馬歩とは、足を肩幅より広めにして腰を落とす立ち方である。
 スクワットで腰を落として止まるような姿勢だから、分かりやすい意味は「主に足腰の筋力の鍛錬」だろう。
 だがそれ以上に、「馬上に跨っている」というイメージが重要だと聞いたこともある。

 鞍に当たる坐骨の圧や向き、背骨の形、鐙を履く足の意識等々に、馬と一体化してその力を利用するための要領があり、それがひいては自分の足で立ち、歩くコツにもつながるらしいのだ。

 とはいえ、21世紀の日本で乗馬の機会などそうそうあるものではない。
 そう考えると、自転車というのは本当にいいトレーニングなのではなかろうか。
 動き自体が普通の歩行や走行とかなり近いし。
 まあ馬ほどの桁違いのパワーを体感するのは無理だろうけれど、そういう意味ではオートバイもアリかもしれない。

 あ、でも乗馬なら着地の衝撃で骨まで鍛えられるか。

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味わうために噛む。

2022-05-15 09:45:09 | 養生

 5月10日にオンエアされた「林修のレッスン!」を観た。
 この手の番組は気分が悪くなることも少なくないので、実はなるべく敬遠しているのだが、トマトの特集とあってついつい観てしまった。
 好きなんですトマトが。
 そのトマトをちょっと違う角度で観られるなら、という期待感に負けたんです。

 …で。
 色々な小ネタがあったのだが、目立ったのは「トマトの栄養は丈夫な細胞壁に閉じ込められているので、ミキサーにかけたり冷凍して細胞壁を壊せば効率よく摂取できる」というパターンである。
 割と野菜あるあるネタではなかろうか。

 いやでもこういう事は繰り返し聞いて再確認するに値する情報だ。
 が、とにかく「効率よく栄養を摂取する」ことにこだわり、果ては紹介された数々のレシピから「最強はどれ?」なんて言い出すのはちょっと興醒めである。
 どのレシピも美味しいのなら、その日の気分で選べば良いではないか。

 大体、そんなに細胞壁を壊したければ、よおおおおく噛めば良いのだ。
 勿論、「しっかり味わって美味しく食べる」ために噛むのであって、効率的な栄養摂取はその結果である。

 ちなみに食事における私の最優先事項は、「奪った命への敬意」であって、美味しく食べるのはその結果である。
 うん。感謝も謝罪もちょっとズレてる気がする。
 だから食前の挨拶は、「ありがとう」でも「ごめんなさい」でもなくて「いただきます」なのだと思う。

 あと、私はやっぱりトマトは生が一番好きである。
 ついでに書くと、小松菜もなるべく新鮮なのを生で齧るのが美味しいと思っている。

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視点が変わったか。

2022-04-24 11:55:24 | 養生

 前回に引き続き、一部を改訂する。

 導引
 軟架↑遊龍・雲片・蹲猴・臥虎・騎馬・獨鶴(9本:6′)2
 招勢→頂肘・撞膝・熊膀・弾腿・鷹捉・崩拳(12打:3′)6
 外功→揮浪・鹿奔/鉄牛・沈劈/托天・鉤攀(9発:2′)2
 拉鬆↓跌岔・纒繞・盤根・望月・展翅・蝴蝶(9拍:9′)2

 いや、自分でも呆れているのだが、暗号改訂の時間を削減するために記事を書いたのに、寧ろその頻度は上がってしまった。
 ちなみに今回の改訂は4か所。

 劈山→熊膀
 動きは突きを意識したサイドスローのシャドーである。
 投擲のシャドーはサイドスローとスリークォーターの二種類を採用していて、「劈」という字ならスリークォーターの方が相応しいのだが、そちらには「鷹捉」を当てているので、「山を中腹から叩き切る」ようなイメージで劈山としていた…のだが、熊が太い腕で横殴りにするイメージの方がしっくりくるのと、ちょっと熊形基本功っぽいニュアンスも含められるということで変更した。
 ただ、私は形意拳が好きなので、「劈」の字には思い入れがあるのだ。

 熊膀→鉄牛
 動きはレバープッシュアップである。
 将来的には片手腕立て伏せにするのが目標。
 腕立て伏せといえば「鉄牛耕地」で、でもこれは四文字なので不採用だったのだが、先日何となく「鉄牛」を検索したら、「禹が黄河治水の際に用いた」というエピソードを見つけ、一気にテンションが上がってしまった。
 ああ、幾つになっても知らないことはたくさんあるものだ。
 やっぱり「熊膀」は腕立て伏せではないよな、という自分の本音も見えたし。

 弓箭→沈劈
 動きはピストルスクワット。
 前方に上げて伸ばした脚を矢に、屈伸する軸足を弓に見立てて「弓箭」としていたのだが、実は私は飛び道具が嫌いなので今一つ気持ちのノリが悪かったのだ。
 男はみんな武器が大好きだと思ったら大間違いである。
 折しも「劈山」が降板することで、「劈」の字がフリーになっている。
 というわけで、形意拳の親戚である心意六合拳の技法から、定式がちょっとピストルスクワットと似た「沈劈」を選択してみた。

 横叉→展翅
 左右開脚のストレッチ。
 「横叉」という言葉はその通りである。
 だが、ストレッチは就眠の準備も兼ねているので、前後の流れから「望月」→「展翅」→「蝴蝶」とした方が意識がそちらの方に向きやすいと判断した。

 記事を書きながら思ったのだが、記事にするという行為によって視点が変わり、薄々気になっていた部分が鮮明になったようだ。
 結果として、動きに気持ちが乗りやすい言葉が揃ったので、まあ良しとしよう。

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量の見直し。

2022-04-17 09:54:54 | 養生

 先日こんな記事を書いた。
 実際、動きの内容や名称については、余程のことがない限り変更は不要なのだが、あらためて記事にしてみると、別の問題が浮上してしまった。

 私は基本的に、毎日同じメニューをこなす派で、オーバーワーク気味だと思ったら適宜軽めのメニューに切り替えて回復、というパターンでやってきた。
 だがオーバーワーク以前に、積年の課題であった「七時間睡眠」のためには、運動の時間を少し削るのが一番合理的だと気付いてしまったのだ。

 で、組み直したメニューがこれである。

 導引
 軟架↑遊龍・雲片・蹲猴・臥虎・騎馬・獨鶴(9本:6′)2
 招勢→頂肘・撞膝・劈山・弾腿・鷹捉・崩拳(12打:3′)6
 外功→揮浪・鹿奔/熊膀・弓箭/托天・鉤攀(9発:2′)2
 拉鬆↓跌岔・纒繞・盤根・望月・横叉・蝴蝶(9拍:9′)2

 相変わらずの暗号だが、全体的なボリュームが変更前と比べて約三割減となっている。

 運動の量を減らすのはいつ以来だろうか。
 私にとっては遊びの時間が減るようなものなので泣く泣くの決断だったのだが、まあ折角の機会だし、量に囚われて雑になっている動きがないか、確認しておこう。

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ほぼ暗号。

2022-03-27 09:50:00 | 養生

 私は身体を動かすのが好きで、それは運動をしているというよりは、遊んでいるという感覚に近い。

 例えば私は筋トレに関しては自重派だが、その理由のひとつはダンベルに凝りだすとのめり込んでしまって収拾がつかなくなる恐れがあるからだ。

 そういう「のめり込んでしまって本末転倒」になりがちなことのひとつが、トレーニングメニューの作成である。
 以前にこんな記事を書いたが、これ以降もトレーニングの内容はマイナーチェンジを続け、現在私のガラケーのメモ帳に記載されているのが以下の内容だ。

導引
軟架↑遊龍・雲片・蹲猴・臥虎・騎馬・獨鶴(9本:6′)3
招勢→頂肘・撞膝・鷹捉・弾腿・劈山・崩拳(18打:4′)6
外功→揮浪・鹿奔/熊膀・弓箭/托天・鉤攀(9発:2′)2
拉鬆↓跌岔・纒繞・盤根・望月・横叉・蝴蝶(9拍:9′)3

 このメモが示す内容は「起床後に筋トレと有酸素運動を約一時間、就寝前にストレッチを約三十分」なのだが、いやはや第三者が見ても何のことやらほぼ理解不能であろう。
 そしてこのメニュー作成というのが、夢中になると意外と時間を消費するのだ。
 いや、今年に入ってからは特に、名称が動きのイメージを広げるように考慮しているので、時間をかけるだけの価値はある。 
 だがそれも程度問題で、次第に「動くための名称」のはずが、下手をすると「名称のための動き」を選びそうになったりするのだから、正に本末転倒である。

 そこでだ。
 時々このブログでやっている、「記事中の宣言」によって習慣を変えることにした。

 上記のメモ内容はかなり気に入っているので、名称を変更する必要があるとしたら気分転換ぐらいのものである。
 それも悪い理由ではないが、当面は時間を無駄にしないことを優先したいので、もし名称、もしくは動きの内容を変更するのなら、このブログでその理由を記事にするのだ。

 これは勿論、「そんな記事を書かずに済めば、それに越したことはない」という意味である。

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