山口県長門市の「まち」「ひと」「しごと」をつなぐお手伝い

NPO法人つなぐ(長門市しごとセンター内)で働くことになりました。
そこでの活動日記

令和元年度萩市大学連携地域づくり推進事業「地域の魅力つくり研究会」 午後の部 田万川中学校編

2020-02-18 15:07:19 | #9 長門市以外
☆「ふるさと」by嵐 の紹介☆

ちなみに、嵐の、松本潤さんの初主演ドラマでは
「山口県萩市」が故郷の設定だったそうです。

ふるさとに戻り、地元の小学校の合唱婚クルール出場を目指す小学生に刺激されながら、元気を取り戻していく

 ふるさと/嵐 歌詞付き 高音質フル [リンク] ⇐youtubeに飛びます
 
そうだったんですね。。。
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さて、午後の後半の部が始まりました。

田万川の小中、およびそれを受けて大人でも「熟議」を行ったそう
なお、そのときに SWOT分析を取り入れて、弱み強みを整理したのだとか

こなれた方がいらっしゃる感じです((笑))

<子どもの熟議>


<それを受けての大人の熟議>


「愛情過多」ってのが目を引きます。
先日長門の中学校の先生と話してたら、最近の中学生は、僕の時代ではありえないくらい親と仲がよいんですよね、とのこと
親が悲しむことはしない、親の意見を尊重する。。

いい・悪いではなく、そういう感じがあるそうです。
その意味するところは何なのでしょうか。

っていう、私個人の思いは置いておいて、、、



さて、田万川地区の小中学校3校の先生で集まって熟議をして、教育の目指すところを
「自分の考えを、必要な言葉を使って、相手(場所)に応じた伝え方ができる」
にすえたそう

そして、今日の時間は、その続きをするのだとか。

田万川の子どもたちに身につけてほしい資質能力の焦点化を図るとのこと
「あなたが必要と考える資質は何?」というのを、一人一人が発言されています。


みていると、
・思いやり
・人としての立ち振る舞い
など人格的なもの

・トライ&エラーと調整力
・主体性
などの生き抜く力的なもの

・故郷を愛する心
・田万川の魅力を作り上げる力
といった故郷に対するもの

の3つに分かれるのかなあって見えます。


ふるさとに重きを置いた人の発言もあれば、
ふるさとに関わらず、「資質能力」の話をしようとする人もいて、

少し議論が混線しました。。。


そんな中、別の地域の方から
「教育に関わっていると、つい、この地域を何とかしてほしいとの思いを子どもに望んでしまう・・・
 でも、本当は、どこの地域に出ても活躍できるようきちんと能力をつけてもらうことなんでしょうね」

それを受けてほかの方が
「年を取ると、つい、相手の言い分を聞かず、つい結論をいいたくなる」とおっしゃりながら
「わたしは、地域に子どもを縛り付けるんじゃなくて、学校を魅力的にして、子どもたちが来てくれるような、
 そっ力の流れが大切じゃないかな、と思って、学校を魅力化するのに尽力できたらと思うのです」

とのこと。。嗚呼、まさにその通りだと思います。



地域を盛り上げてほしいの裏には
「私が住むこの町が廃れるのは悲しい」みたいなその人の感情があります。

出も困るのが自分なら、自分が頑張れよって話で、
子どもにその責を負わせるのは違う気がします

AIにお金注いで地域を持続可能にして、
人が自然に寄ってくるような「街」にしていく

言っていることは同じようで、その順序を取り違えると全く違うものになるので
ここはよくよく確認しておく必要があるのではないかと思います。


さて、フィッシュボウルの内側では
「地域の人」「地域のもの」「地域のこと」に関わる学習の充実に向けた意見をまとめてください
とのこと学校運営に関わる8名がおのおの意見を述べておられます

ある方が、下記みたいなこと仰ってて、そうだなあと感じます。

 課題解決とのこと「課題」に目を向けがちだけど
 課題じゃなくて、考え方変えれば魅力なんじゃないかと思ってて
 もっと目の前のこと、楽しめばいいのではないか?

 そういう、楽しく生きていく力こそ「主体性」ってものにつながるのではないか?


こういうご機嫌に生きている人が多い地域こそ、
旅行に来た人にとっても楽しい場所になるのではないかなと思います。

ところ変わって、ながとししごとセンターではどんなキャリア教育の場を目指すのか
私自身のミッションの「キャリア教育」はどのように活動をしていくのか


今日改めて思ったのは、
こういうのを大切にしていきたい

・子どもに地域の未来を託すというより、我々大人が地域を魅力化するべく頑張るから、その姿を見て
 でももし、いいと思えば一緒にやろうって空気つくり
・つい口を出したくなるけど「子どもも大人も巻き込んで」「話す中から湧き上がる企画を楽しむ」みたいな動きのサポートに徹する
・地域で何が起きているのか、発見し発信する。あそこにいけば、教えてくれる仲介してくれるって存在になる
・小規模だからこそできることを強みにしてしまう



さて、閉会の儀が始まりました。
ある方が、「やればいいこと、やってみたいこと、たくさんあります。でも全部やると、、温泉理論というか湯あたりを起こしてしまう。少しずつ、との視点忘れないように」
ある方は「スクラップ&ビルド、ではないのです。過去を否定するのではなく、今まで大切にしてきた教育活動を再構成する。例えばこの建物は昔、山口銀行の支店でした。でも今は、こういう勉強の場所になっている。リノベーションは、リフォームと違って新しいコンセプトの素、場をデザインする(すみません、後半かなり筆者意訳です)。では、この会場の柱は?学びの機会を作る、そういうね」
ある方は「一過性ではなく、次につながっていく研修会をしたい」とのこと

たしかに。。。

そして、なんと、今日は、東広島の教育関係の方も参加されていると
勉強会を通じて、いろんな地域と切磋琢磨する

ステキです

こういう機会を除く機会をいただき、誠にありがとうございました。

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