山口県長門市の「まち」「ひと」「しごと」をつなぐお手伝い

NPO法人つなぐ(長門市しごとセンター内)で働くことになりました。
そこでの活動日記

長門にも、いい会社があるということを伝えていくには?

2020-07-15 18:22:15 | #4 仕事を探すには
長門市しごとセンターと、長門市地域おこし協力隊しごと担当と
長門市出身で出版業界勤務の方との協力で

【進路を考える若者に贈る『地域企業ガイドブック』】が作成されました。

※詳細は、NPO法人つなぐのホームページより※
https://nagato-tsunagu.com/archives/1359


長門(および近辺)に本社ないし事業所のある 43社が掲載されています。


何がすごいって・・・

そう、43社もの掲載ができたことだと思っています^^


長門市は、人口規模3万人ほどです。
TOP3の売り上げ規模は50億以上とも聞きますが、
どちらかというと小規模の組織が多いのです。


でも、大丈夫。


高度成長期~バブルのころは「故郷に錦を飾る」とのことで、都市部に出ていく流れがありましたが、

ここ30年以上の経済停滞を経て、
稼ぐだけが人生ではない
大手企業でもリストラされる
意外と地方での生活っていい

みたいな揺り戻しがあって、
長門にも、2代目とかもぞくぞく戻ってきています。



これからの「地方」は面白くなる、と感じます。

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【「まだ知られていない」の意味は⁈】

こういうガイドブックなどをもとに
ある保護者の方々と話をしていたら


「長門にいても、知らない人が多い」
「こういう冊子とかで、どんどん長門の企業を知ってもらう機会を作りたいね」

との。後者は、初の取り組みだからわかるとしても、前者にはいつも違和感が。
だって、1つ聞けば30くらい、いろんな噂話が聞けるのに、、
「知らない」ってことはあるのだろうか?

田舎のネットワークの強さ
多分、知ったらって、価値観は変わらないようにも思う。

そこで 「今回、会社の存在を知って、息子さんが返りたいと言ったら、励ましますか?」と聞いてみた


「そうねえ、子どもが、長門市に残りたい、戻りたい」といったら、
正直反対する。「あんたここでどうするの?」と。


…ですよね
とても本音で話していただきありがたい。


でも、その方曰く、

少しずつだけど、こういう冊子とか見て
企業の人から話聞く機会とかあって、

長門にも会社がある
長門にも仕事がある
ってわかっていたけど、

なんとなく働く候補としてわかってきたと思う。

そういうの地道に伝えられたらいいなあと思うの。
そこからまた何か新しい動きがあるのではないかな

・・・なるほど。
 それは確かに。


実は、わたしは山口県内出身ですが、
実家は車で2時間の距離です。

最近は、月に1回くらい、帰って、一緒に過ごしています。



先日、親と話してて
「あのまま東京いたら、帰省しないで。お母さんからだ弱いからって言わないといけなかったけど、山口県に戻ってくれていて助かる。こうやって会えるね」

とのいい話がありました。
本当だねって、ほのぼのしてたら、そのまま


「でもねえ、あんたが女の子だから、一緒に買い物いけたりするけど、
男の子で、仕事もそういうの(有期雇用のある意味アルバイト)だと、、心配になってしまうねえ」

といわれたのを思い出しました。


うーん、そうなのかなあ?
男の子でもいいのでは?

と思いつつ、これはもう刷り込まれたもので
時代で片付けられるものでもないけど、、
社会的な価値観であろう


でも、数十年かけて
いろんな動きが合って、
だんだんと社会常識が変わっていく
のだとも思う。


私は今、地方で就職したって、のんびり働いたっていいじゃないか、って空気を作る手伝いをしているのだとしたら
それはそれで面白いなあと感じます。


価値観の多様化の流れを、幸福感に変えていけ


GOGOGOGO



追記:
実は、ガイドブックに合わせて、企業紹介動画も作成しています。
1社1分半ほどにしています。

▽NPO法人つなぐの、動画紹介ページ
https://nagato-tsunagu.com/archives/1382

ぜひ、ご覧ください




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