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2012 第24回ランニング学会 に参加しました。

2012年03月22日 | ジョギング

耳慣れない学会と、お思いの方が多いと思います。それでも24年続いている学会です。私は6年前に入会しました。

2012.3.18-19 第24回ランニング学会大会が東京の立正大学大崎キャンパスで開催されました。私も全日程に参加しました。昨年は徳島で開催される予定でしたが、震災のため中止となりました。

今回の本大会のテーマは「ランニングの再興」で「震災においてランニングを考える」と「日本マラソン再興」そして、「マラソン2時間を考える」といったいずれも興味深いテーマでした。基調講演では大会会長の山地啓司先生から「科学的根拠に基づくランニングのトレーニング法」の講演があり、我が国の伸びの速さは世界ほどでなく、①高所トレーニング、②筋パワー向上のトレーニング、③弾性エネルギーのトレーニングなどの見直しが必要とのことでした。

ランニングスピードは最大酸素摂取量とそれから生まれたエネルギーが効率よく推進力に利用されるかの経済性(RE)によって決まります。RE(ランニングエコノミー)は解剖的要素、生理的要素、バイオメカニクス的要素、生化学的要素、環境要素等により影響を受けます。そして、ランニングに必要な深層の筋肉を鍛える必要があります。筋の収縮スピードと筋力の関係から筋のパワートレーニングでは最大筋力の30-40%の負荷が理想的です。弾性エネルギーはバネのようなはたらきで、ランニングにも認められ、30-40%の省エネになります。これをいかにうまく使うか大切です。この能力は幼少児期にアップダウンのある不整地で跳んだり、走ったりする遊びの中で自然に養われるもので、無い場合は、別メニューで強化しなければならないとのことでした。

筑波大学の吉岡先生の「クロストレーニング」の講演では練習量が増えればパフォーマンスが向上するが、障害を起こす確率が高くなります。特に日本人は練習量が多い。エアロバイクをうまく用いてトレーニングすることで、練習の走行距離を落とすこと出来、障害の予防になるとのことでした。

どんなスポーツもそうですがやりすぎによる故障は避けたいですね。

私の場合は週1~2回、1回30分程度、トレッドミル(室内にあるランニングマシーン:床面がローラーで動く機械)でジョギングしているだけなので、故障はしないと思いますが、バイクの練習も交互にしてみようと思いました。

他にもいろいろ情報を収集しました。ジョギングやマラソンに興味のある方は、時々このブログor 副院長の学会報告等http://nagase-keiseikai.com/newpage7.htmlをご覧下さい。


第20回津山・加茂郷フルマラソン

2012年03月20日 | ジョギング

第20回津山・加茂郷フルマラソンは4月15日に開催されますが

フルマラソンブームの波はついに「津山・加茂郷フルマラソン」にも押し寄せてきました。   申し込みの締め切り日は2月20日でしたが、締め切り前の1月23日に定員に達してしまいました。 来年からのエントリーは早めにしましょう


2012 第16回香港マラソンに参加しました。

2012年03月20日 | ジョギング

2012.2.05 第16回香港マラソンが開催されました。

1997年7月1日の中国本土返還を記念して開催され、今回は16回目の大会でした。フル・ハーフ・10kmレースの3種目に6万8千535名の参加があり、フルマラソンの参加者は12,105名。日本からの参加者は3種目合わせて約650名。

コースは世界の繁華街といわれる、九龍(カオルーン)のネイザン通りをスタート、北進し、2カ所で折り返し、海底トンネルを通り、香港島に入り、ヴィクトリア・パークがゴールとなる走りやすく、又、見所の多いコースでした。上2枚の写真は大会のホームページより引用しました。

前日のヴィクトリア・パーク入り口と日本人専用受付です。右下はあちこちで見られたビルのイルミネーションです。旧正月の期間のみ行われるとのことです。

フルマラソンのスタートは6:45と7:15の2班に分けられていたので、混雑も少なく、スタート地点まで1分で到達しました。

気温は18度前後?風が少し強かったですが、日本の2月とは思えないくらい。暖かかく、気持ちよくジョグできました。第2班の7:15スタートだったので、ハーフは2時間41分で通過しました。右下の時間は6:45スタートからのタイムです。

九龍と香港島を結ぶ海底トンネルの入り口と、トンネル内です。35kmの標識が印象的でした。

トンネルを過ぎると、九龍(カオルーン)側の街並みが見えます。2階建てバスの収容車と声援を送ってくれている香港の美人たちです。

中心街を抜けて、無事ゴールにたどり着きました。右下は荷物預かりに向かっています。関空を土曜日の朝出発し、月曜日の早朝6時頃に帰国しました。強行日程でしたが、時差は1時間なので、気にならず、気持ち良く観光&ジョギングを楽しむことができました。土日休みの人は国内のマラソン大会と同じように参加は可能と思います。