耳たぶの炎症性粉瘤 :小切開内容物一部圧出後の摘出
耳の炎症を起こした粉瘤です。
切開排膿も考え、小切開法施行。少し剥離後、袋に小切開を加え、内容物を少し排出、膿も出て、袋が小さくなったところで、深部に剥離を続け、全摘出しました。
袋の大きさは1.5x1cmm、皮膚の切開は約5mmですみました。
キズ跡は殆どわかりません。
炎症を起こしていても、まずは考慮してもいい方法です。
しかし、炎症を起こした粉瘤の治療の基本は:腫れが引くまで待つか、切開排膿です。
常には期待しないでください。
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