粉瘤 皮膚外科 他

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粉瘤 耳(耳たぶ)の炎症性粉瘤

2023年02月28日 | 粉瘤

耳たぶの炎症性粉瘤 :小切開内容物一部圧出後の摘出
耳の炎症を起こした粉瘤です。 

 切開排膿も考え、小切開法施行。少し剥離後、袋に小切開を加え、内容物を少し排出、膿も出て、袋が小さくなったところで、深部に剥離を続け、全摘出しました。

 

 袋の大きさは1.5x1cmm、皮膚の切開は約5mmですみました。

 キズ跡は殆どわかりません。

 炎症を起こしていても、まずは考慮してもいい方法です。

しかし、炎症を起こした粉瘤の治療の基本は:腫れが引くまで待つか、切開排膿です。

常には期待しないでください。


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粉瘤 頬の粉瘤 小切開法

2023年02月27日 | 粉瘤

 

 

  2018.11の手術です。    県外からキズ跡を出来るだけ小さくしたいと言って受診されました。

 近くの形成外科、皮膚科を何件も受診しましたが、2,3cmのキズが残ると言われたとのことです。小切開摘出法で摘出しました。この方法は特殊な方法で、小さな切開から、袋を出来るだけ剥離します。その後少し引っ張って、袋の一部を切開し、中身を少し圧出します。中身が減ると、深部が見えますので更に剥離して、袋を綺麗に取り出します。  この方法は前もって超音波検査して袋の状態を確かめないと出来ません。初診、手術、抜糸の3回の受診で終了しました。

 逆に言うと、超音波検査なしの手術ではキズ跡は大きくなります。

 

超音波検査の必要性について

 

 

へそ抜き法、くり抜き法について

参考にしてください

 

 

 

 

 

 

 


粉瘤 再発 くり抜き法 下顎

2023年02月26日 | 粉瘤

右下顎部の再発した炎症性粉瘤にくり抜き法を施行しました。

半年前、他医手術を受けるも、2週間前より赤くなって、ふくれてきました。超音波検査で粉瘤を確認。お盆が近いのでくりぬき法を施行、膿を出した後に袋を引っ張り出しました。5日後、キズはふさがりました。お盆は安心して帰省できます。

とりあえず、キズは小さくできましたが、再発のチェックが必要です