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FF11日記

初回「ヴァナディール」からお読みいただけると幸いです。
特に「FF11一寸いい話」の原作者の方々は是非お願いします。

競売 3

2018年06月07日 | 日記
2018年6月1日
いきなり「3」からで「おや?」と思われたかも知れません。
実は競売「1と2」はこのブログの初めの方で書いているのです。
別な題名にしても良かったのですが、例によって永田さんが
競売について書かれており、この先進めば進むほど、初期事項なので、ご紹介しず
らくなってしまうと思い、今回のテーマにこれを選びました。
新規者さんにFF11を強くお勧めした内容の「プロミボン地図」のあとなので、
多少つながりがあるかな? と思ったからでもあります。
永田さんの題名は「濡れ手で粟をつかめ」です。
  *  *  *  *  *  
さて、細々とモンスターからアイテムを得ては、細々とそれを店に売り、細々と
した現金を蓄えていって、細々と道具などを買い揃えてきた僕である。
いわば僕は細々冒険者であり、その職業は細々戦士であると言っても差し支えない。
細々国出身の細々族の細川細男だと思って間違いない。
何の話かというと、そのようにして僕は実に堅実極まりないプレイを重ねてきた
と言うことだ。
そんな僕だが度肝を抜かれてしまった。
ドタマをくり抜かれてしまった。
土手っ腹に穴が開いてしまった。
何をそんなに驚いたかと言うと、オークションと言うものの存在に気づいたのである。
そういった施設があることを、一応知ってはいた。
しかし、初めてそこを訪れた時、オークション会場はまだ営業を始めていなかった。
それで僕はオークションの存在を最近まですっかり忘れていたのである。
久しぶりにそこを訪れてみて驚いた。
度肝を…まぁとにかく驚いたわけだ。
ここでオークションのシステムを説明しておこう。
町にはオークション会場と言う施設があり、そこのカウンターに話しかけること
によって、売りたいものを出品したり、欲しい品物に入札できたりする。
要するに本当のオークションとほとんど同じである。
要らなくなった武器や防具を売りに出したり、人が要らなくなったものを買ったり
するわけである。
オークションに出された品物には、出した人が最低落札金額、つまり
「この値段以上なら売るよ」と言う金額を設定する。
欲しい人は「この値段なら買うよ」と言う金額で入札する。
両者が折り合えば、その品物は即座に入札した人の物となり、代わりに代金が
出した人に渡る。
実際のネットオークションと違うのは、規定時間内の競り合いによって落札額が
上がることがないと言うことだ。
価格が折り合えばそれで落札決定となる。
またオークション会場には、その品物が過去にどのくらいの値段で誰から誰に
売れたのかと言う、取引の記録も残っている。
何気なくその取引記録を閲覧して僕はひどく驚いた。
なんと、さっき店に二束三文で売ってしまったアレがこんな値段で売られている。
やや、大枚はたいて店から購入したあの防具がそんな値段で。
わ! 今買おうか買うまいか悩み中の鎧が定価の2割引!
おいおい、あんな高価な品物をこんな値段で落としたやつがいる。久々に
「うーん」と唸りながら真後ろにひっくり返って卒倒する僕である。
  *  *  *  *  *  
書きながら、またまた笑い出しているsouzouです。
本当に永田さんの文章はおもしろく、それでいて的確にその内容を
教えてくれます。

さてこの競売という仕組みに結構面白いことがいろいろあるというのが今回書き
たいことです。
先ずは値決めにおける駆け引きの面白さです。
取引というのは需要と供給のバランスで決まるので、いろいろの駆け引きが生じます。
たとえば忍者全盛の頃、「銭投げ」と言われた「紙兵」ですが、
今見たら競売出品はゼロでしたが、以前は二桁の出品数でそれが大量に売れて
いました。
当時いくらだったか記憶がありませんが、仮に履歴がダース1万ギルで
出ていたとします。
30個出ているところに、1万で出品すると絶対に売れません。
必ず売れ残りで戻ってきてしまいます。
なぜか?
出品する人は早く売れて欲しいので、1万に対して、たとえば9500ギル位で出品する
からです。
1万に対して1万で出品す人はほとんどいません。
そして次に出す人もやはり9700等で出すため、売値の1万で出した人は常に最後尾
になってしまうのです。
結局次から次と一万以下が出品されて、期限切れで1万は返品されることになります。
買う人はそれがわかっていても、前の人達がずっと1万で買っていれば、1万で買います。
このあたりの心理が面白いところです。
履歴がずっと1万で続いているのに、souzouの名前だけ9700で残る
のってちょっと格好悪いじゃないですか。
まして細かく値入をした結果9760等という履歴が残るといかにも
「しみったれ」さんぽく感じてしまいます。

以上を踏まえて、今度は1万に対し、千ギルで出品する豪の者があらわれます。。
リストを見るとその人の名前が数多く出品者名に登場しています。
一桁違う値段ですから、優先的に売れるのは当然です。
souzouはこれを見つけると「ははーん、あれだな」とただちに千ギルで入札してみます。
これがはまって1000ギルで落ちた時の快感は結構楽しい。
「どうだ!」のドヤ顔になっていたことでしょう。
出品者は「やられたか」と苦笑いと言うわけです。
まあそうそうハマルわけではありませんが、千ギル入札は思った以上に多かった
ように思います。

競売で不思議なこともありました。
彫金倉庫がスキル上げのため、大量のリングを作った時、競売に出そうと履歴を
調べました。1ヶ月前に3万で取引がありました。
ポツリポツリの事例なので、競売は期待できないものの、アイテム欄がこの指輪で
満杯なので、追加で作るために、倉庫がわりに7個出品したのです。
即座に売れました。
ラッキーと追加出品。即売れ! 即出品。また即売れ!と延々続き、たまった在庫が
全て売れてしまいました。
スキルも上がって、次の製品に移動です。
にこにこ顔でしたが、ふとしたことから、翌日そのからくりが判明しました。
そのリングなんと店売り価格が3万2千ギルだったのです。
買ってくれたひとは、「3万で買って3万2千で売り」を繰り返し、あっという間に
数万ギルを儲けた訳で、この価格差を良く知っていたなと不思議です。
このリングに限らず、このパターン「競売と店売りの差」も結構な頻度で起こりました。
とにかく皆さんよく値段を知っていることに感心してしまいます。

先ほどは損した話しですが、今度は得した話です。
競売のすぐ近くに店売りがあるのに、店で買って出品するとそれがどんどん売れる
のです。
矢玉や消耗品が多かったのですが、3割近い差抜きでどんどん売れます。
どうして店で買わないのか不思議でした。
初期に儲けたウィンダス茶葉のように、ウィンダス倉庫が買って、送られたサンド
倉庫が売り、その結果儲けが出るというのは、商売の常道です。
(今は競売統合でこれがなくなったのは少々残念)
でも階段一つ下りるところで買って、競売でどんどんさばけるというのは、
「商売?」って思ってしまいますね。

更に競売で頻繁に起こるのが誤入金です。一桁違って買ってしまうパターンです。
でもこの話しはすでに「長い名前は損をしますよ」の項目に既に書いたので省略
しますが、皆様高額品を買うときはくれぐれもご用心の程を!

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一寸いい話 番外編
      名前  Handomade
ちょっとアイテムを整理していて、不要なアイテムを競売に出したり店売りしてた
のですがよく知らない素材らしきアイテムがあったので競売所に持って行ったと
ですよ。まぁ1万位かな?
とか思って過去の取引履歴を確認した瞬間心臓がばくん★と跳ねましたw
その理由がこちら。

「ルテニムインゴット」   5500000

550万ですよ!?
驚いたね・・・。貧乏ですので。
普段から150万程度しか持ち合わせていないし、多い時でも300万位までしかいった
ことないんですよねw
まだ売れてないから喜ぶのは早いんだけどね・・・。
テンションはあがるよね。
だれか直接買ってくれるなら500万でいかがっすか~?!
(スリスリ←手もみの音

ちなみに、コレいつ手に入れたのか覚えていなかったのですが、どうやらゴブ箱で
手に入れたみたいです。
たまにはいいもんくれるんだな~^^