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FF11日記

初回「ヴァナディール」からお読みいただけると幸いです。
特に「FF11一寸いい話」の原作者の方々は是非お願いします。

ありがたい命令文 1

2022年06月28日 | 日記
2022年6月28日
◎ /partyinfo showtp on

いきなり何事かと驚かれたと思います。
「何の説明もなしに、いきなり横文字ならべられてもねー」と眉をひそめる姿が眼に見えるようです。
この説明に入るには少々時間がかかります。
そして状況を説明できる段階で初めて書いても、文章のなかに埋もれてこの一文が
もつ凄さが見えなくなるのを心配して、真マツ先に書かせていただきました。

さて説明に入る前に、「souzouが何故これを書かざるを得なかったか?」のそのまた説明をしなければなりません。
2002年のクリスマスにバストゥークに降り立ったsouzouですが、長いこと2人パーティで過ごしてきたことは、このブログをお読みいただいた方々は既にご存知のとおりです。
とくに2012年からの後半10年は、8種の合成キャラを高級職人にするべく、合成合成
の毎日でした。
そのsouzouが始めてリンクシェル活動をしてみたいと思ったのは、2020年10月です。
当ブログ「当世ギル事情」を書いていて、最先端を行く猛者達が、戦闘行動でギル稼ぎをして居る姿に憧れににた気持ちを持った時からです。
そして実際行動に移したのは2年後の2022年1月です。
一人でつけていたリンクシェル「タルタルソース」のパールが割れて一瞬がっかりし、次に新しい「タルタルソース」のパールを貰った瞬間、「今がチャンスだ」と心のなかに灯がついたのです。
次々に新しいメンバーが入り、上位ミッションBF「少女の傀儡」クグツ 
ファントムクォーツ「騎龍」。BC戦で「魔神印章」20個のコスミックオーブ戦
星唄ミッション最終章「〔勾玉〕の輝き」
オデシーの「シェォルA」「シェオルB」「シェォルC」「シェォル ジェール」
アンバスケード デュミナス ダイバージェンス
などいままでソロではとてもやれなかった活動にも、おろおろしながら参加したことは当ブログ「リンクシェル3」に書いたとおりです。
「○×△行くよう!」「アイアイサー!」と颯爽とリンクシェル活動をして見たい、それが憧れです とも書きました。

そして実際に参加してみての活動は、それはそれは悲惨なものでした。
リンクシェルが新しくなり、まだメンバーが少なかったために、人数あわせで参加することが出きたといったほうがいいかもしれません。
ソロ活動でひととおりマクロが動かせたのは赤魔導士だけなので、赤で参加しましたが、まず筆頭は「方向音痴」です。
ヴァナディール風に言えば、souzouの方向オンチは「計り知れない強さ」です。

よくそんな状態で今までのミッションをクリアーできたねと思われるでしょう。
しかしいままでこなしてきたミッションは「本国」にしろ「プロマ」にしろ「星唄」にしろ、知らない場所を延延と調べながら走り続けるものが多いのですが、ほぼ100%相方のmoriyさんが先導してくれたのです。
リアルでも方向音痴で、イオンなど大きい商業施設にいくと、方向がわからなくなり、駐車場でも自分の車がどこにあるかさっぱり分らず延延さがしまわるのは日常茶飯事でした。

リンクシェルメンバーにあきれられたのは、アンバスケードのトリガーを取る時で
トンネルの中にはいると、前にも後ろにも進めず堂々巡りするだけで、全員がトリガーを取って「○」と報告するなか、現地にたどり着けないsouzouのために、次の闘いが開始できない状態が繰り返されました。
リーダー格のKさんが、souzouが道に迷わないように、馬鹿でかい戦車タイプのマウントを使ってくれたときは、申し訳なさで一杯になったものです。

この状態で「オデシー」というコンテンツに参加することになりました。
普通のメンバーでも迷子になる事があるとのことです。
スタート時点から場所を変えて、つぎつぎに次のステージに進んでいき、最後のゴールでポストにタッチするのですが、途中でモンスターとの戦いが入るため、気がつくともう皆先に進んでいて、即迷子です。
souzouが居るために時間がかかってしまうので、オデシーだけ参加するのをやめようかとも思いましたが、時間が30分でギルも稼げて、やり続ければ優秀な装備なども手に入るという人気コンテンツなので、これをやらないリンクシェル活動は考えられないのです。

メンバーの一人が突入時に、ネットに載っているオデシーA、B、Cとも地図を用意していると言っているのを聞き、早速自分も準備しました。
ところが方向音痴の実力発揮で、自分が走っている現地と地図がまったく結びつきません。それどころか地図を見ている瞬間にメンバーの姿を見失い、逆に必ず迷子になるという逆効果を生んでしまいました。

ソロで突入も可能なのですが、一回入ってしまうと入る権利を失うため、メンバーと
入れなくなってしまいます。
ここで役に立ったのが、セカンドキャラの木工担当のmaskiです。
きこりは襲われるという理由でレベル上げに精を出したため、常にsouzouより先にレベルアップをしてきたキャラです。
レベルは99でジョブマスターにはなっていませんが道を調べるだけなら問題ありません。早速オデシーAに突入。フェイスを出しても一番手前の弱いモンスター1匹倒すのに10分近くかかってしまいました。これでもう戦闘はあきらめ、地図をみながらゴールを目指します。
ゴールについたらタッチはせずに今度は入り口まで、地図を頼りにバックします。
これを毎日一回かならずやっているうちに、地図の見方が頭の中に出来始めました。
1匹しか闘わないので、BとCに進む事はできないのですが、地図を見ることができるようになったため、メンバーとBやCに突入した時も地図で判断できるようになったのです。
オデシーはこうして何とかついて行けるようになりましたが、全く歯がたたないものが聳え立ちました。連携です。

もともとsouzouは赤魔導士がメインで、後は白黒と後衛専門でやってきました。
そして赤魔導士の強化作業がやたらおおいのです。
リフレ、ヘイスト、リジェネ、ファランクス、ゲインデック、ストライ、エンサンダーなどをかけているうちに、メンバーに移動されると、気がつくと迷子になっています。おまけに戦闘中もリフレは魔法持ちに、ヘイストは前衛さんに切れたらかけなければなりません。
やることがおおいのと迷子の心配でオデシーと聞くと気持ちが落ち込んでしまうようになりました。
ある日突入前にチェンジするのを忘れ、シーフ/忍者で入ったところ、強化はセミを張ることくらいで、後は闘っていればよく、メンバーの位置を確認してたたかえば、移動されてもついていけるようになりました。
心の重荷がとれて、毎日欠かさず入るオデシーが楽しみになりつつある頃、メンバーの一人から厳しい一言を貰ったのです。
戦力になっていないということらしいのです。
「今日のオデシーはsouzouさんの存在全く感じられなかったよ」と指摘され、またまた落ち込んでしまいました。
この人が人に厳しく言えるのは、本当に真面目にゲームに取り組んでいるからで、その実力もはんぱなく、いつも「強いなあ」と恐れ入るばかりの人です。
しかし話しのなかに「シーフが戦士のように強ければまだしも・・・」という一言があり、はっと思いついたことがありました。

当ブログ「ジョブマスター2」を見ていただければ分るように、なんとsouzouは戦士をジョブマスターまで上げて居るのです。
ブログに書いたように、なぜ戦士なのか本人も分らないのですが、間違いなく戦士
です。そしてこの厳しい指摘のあとは、戦士で参加することにしてみたのです。

最初の内はシーフも戦士も弱さに変わりはなかったのですが、合成で貯めこんだギルをひたすら武器の強化につぎ込みました。
「英雄の結晶」とか「色あせた皮」など99個で百数十万近くする強化材を「これでもか」とばかり買い続け、その額が数千万ギルに達する頃から戦闘ダメージが出せるようになって行ったのです。

そして問題の「連携」が登場します。
戦士の役割の最大のものは連携ですが、souzouはこれが全くできなかったのです。
連携の知識が無かったわけではありません。
昔黒魔導士を上げた時、パーティでの役割はMBでした。
前衛の連携にあわせて魔法を打つため、自分ではやれなくても連携の知識だけはあったのです。
当時のパーティでは前衛さん達がTP報告マクロを作っており、「現在TP○○」と報告しあい、お互いが満タンになったことを確認して「ファスト→レタス→コンボ」
等と連携を実行していました。
ところが今はTP報告もないのに正確に連携を発生させています。
仕方がないのでsouzouはTPが満タンになると即打ちをするという形でしか戦闘が出来ませんでした。

そして遂にある日問題が発生してしまったのです。
場所はオデシーではなく、ジョブポ上げのために参加したドーの門です。
リンクシェルでいつも辛抱強く色々と教えてくれるKさんがsouzouを含む内輪3人(多分)とシャウトして集めた外部3人(多分)で、魚や蟹を狩っていました。
戦闘が始まると例によってターゲット探しで無我夢中でいたのですが、ふと気がつくと戦闘は中止され、外部の3人が仁王立ちでK先輩を叱りつけていました。
何故連携が出きるようにしないのか? と言っているようでした。

しかりつけているのは一人で後の人は黙っての仁王立ちです。
多分一人は黒魔導士さんと思われます。
なぜかというと叱った人がこう言ったからです。
「なんのために、黒さんに来て貰ったとおもってるんだ!」

この場は、戦士のsouzouがソロ活動が長く連携が不得手ということを説明して、結局
後半は盛り上がりもなく解散となってしまいました。
Kさんには本当に申し訳ない結果となり、「なんとか連携を覚えなければ戦士を続けていけない」ということを痛感しました。
そしてKさんに「どうしてTP報告無しで連携ができるのですか?」という質問をしたところ、信じられない回答が返ってきたのです。

それが今回冒頭に掲げた命令文です。
 /partyinfo showtp on
これを日常会話の欄に書き込むと、右下のHP欄にそれぞれのTPが表示され、連携相手が満タンになったらそれが青く変化するので、そこでW/Sを撃てばいい。
この命令は一回書き込めば後はなにもしなくてもずっと表示される。

早速実行して驚きました。
右下のメンバーのHP一覧の名前の下にTPの数字が見えるようになったのです。
しかも満タンになるとその数字が青色に変わります。
これなら連携相手が撃てる状態になったかどうかがすぐわかり、連携一番なら青字
確認と同時に撃つことが出来ます。

この命令は二つに分解できて、メインが /partyinfo です。
サブコマンドが showtp onで、オンをoffにすることで消すこともできます。
実装は2014年6月のヴァージョンUP。
2014年8月にはペットのTPも表示できるようになりました。
説明を読むと、「このシステムの実装により仲間のTPがわかり、TP報告無しに
連携に生かすことができるようになった」とあります。

便利ですねー。souzouは20年間ログインを欠かしたことはありませんが、ソロ活動
ばかりなので、このヴァージョンUP情報に気が付きませんでした。
2014年以前に引退した復帰者はこの便利な命令は知らないはずなので、souzouのようにならないよう十分気をつけてください。

以上これにて今回の「ありがたい命令文 1」を終えますが、一つご報告したい事があります。
それはsouzouが戦士に目覚めた事です。
とにかく楽しい。楽しくて仕方がありません。
その理由は永田さんです。
何をするにしても、どんなにメンドイ作業でも「この作業を永田さんもしたんだ」
「ここを永田さんも走ったんだ」と思うだけで楽しくなるのです。
永田さんがジョブアビを使った場面を読むとき、いままで文章でしかなかった部分が
自分がそのジョブアビを知ったいまは、「このようにして切り抜けたのか」が実感で
分るようになり、そのことがまた楽しさを増してくれます。
8回読んでボロボロになり、また新本を買いなおしたと書きましたが、自分が戦士をやれるようになったことで、さらに読む回数が増えそうです。

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FF11ちょっといい話 「ファスト-レタス-コンボ」
      ID: /jjKq1Hw さん
久々に連携に感動したので書いてみました。駄長文ごめん。

サービス開始一カ月後から始めて、メインがガル戦60。
両手斧のスキル上げを怠ったので、シルブレマンセーの頃、スキル上げに追われ、
何となくLV上げしなくなって約一年。
使うアテのないお金稼ぎや2ndや倉庫でソロで遊んでた。
その2ndのヒュム子さんの砂丘でのお話し。

結成まもなく崩壊したJE混成PTを核にして作った日本人PT。
サポ無し戦18、赤/白(?)15、シ/?16に自分戦/モ16。
魔道士の増強ができず、かつLVバランスの悪さもあり、あまり稼げてはいなかった
から、みんな少し退屈していたかもしれない。
そこにサポ無し白14がPOP。E表示だったが、すかさず誘った。
フランス人だった。

サポ無しがいると、サポアイテム有無を気にするのが、ごく普通のなりゆき。
「サレがない」、「じゃあ、見つけたら釣るよ」と約束して狩りを続行。

LVバランスの悪さは解消されてなかったから、戦うモンスターの割りに経験値が
イマイチだったんだろうね。
白さんが「自分は初心者。稼げてないのは自分のせいか?
悪いところがあるなら教えて」
と言うのを、「いやいやLVバランスが悪いからで、あなたに問題はないよ」と
返す場面もあった。

そして最終局面。
白さんが「友人と約束があるから次で終わりに。」と言ってきた。
私は、あぁこれで解散だな、と思いつつ釣りに出かけた。
そしたら鎌持ちグールの姿が。16の私から見てとてとて+。
一歩間違えば全滅の相手だが「最後だしいいか」と釣ってみた。

戦闘の経過はよく憶えていない。
全員のHPがオレンジになった頃に連携開始。

ファスト-レタス-コンボだったと思う(核熱のグラが2連だった)
最初の核熱グラフィックが始まったときには全員のHPは真っ赤になってた。
グールのHPゲージは部妙な位置に。
「コンボで決まらないと全滅かな~」と思いつつ、シの不意打ちコンボを待つ。
一瞬静かになったような気がして、核熱のグラフィックと効果音が流れ、消える。
さらに一瞬の間の後。

ひょうきんな声をあげて、鎌持ちグールは沈んだ。
そして、続いて呪われたサレコウベの文字が。

「あと一戦で上がるから・・」という赤さんのお願いを白さんが快諾してくれたのは
言うまでもない。

*  *  *  *  *  
 Res ID:l6yCbb.c さん
いい話だ・・。
ただでさえギリギリで倒せたときはすごく感動する。
しかもサポアイテムまでくれるとは・・・。

やるな・・グールめ。