長崎東洋針灸館・長崎東洋漢方薬館

科学が好きな臨床工学技士であった私が、寄り道しながら東洋医学を学び、感動をつづったブログです。

漢方で腸内環境の改善

2024年07月08日 | 東洋医学 鍼灸と漢方
近頃 腸活に興味があり、便移植とか調べていた。

腸の細菌で病気が発生したり、予防治療が出来る



便移植は病院でも日本では今だポピュラーではないし

自分で出来ることは、野菜などまめにとり、腸内環境をよくするしかないか



そんなとき、某番組で東洋医学を科学的にみると言うのが放映された。

漢方が効くにはやはり腸内細菌が関係するらしい。



大建中湯が腸の免疫改善をし、バリア機能を強化すると研究を紹介されていた。



テレビはすごいもので、大建中湯を買い求める人が増えた。



当館では証が合わない人は出さないようにしている。

大建中湯は虚証の寒虚証の人でお腹の冷えがある人で腹部膨満感

冷えだから脈は沈で細い、舌はこけが白くちょっと潤っている。



次に買いに来た人に効果を聞いたら

1便秘が改善された。

2便のにおいがなくなった。または少なくなった。

3皮膚病 あせも、脂漏性皮膚炎が軽減した。

などが報告された。

東洋医学では皮膚と腸は密接な関係があるとされている。

匂いがなくなったのも腸内細菌が改善されたものと思われる。

腸内環境の改善で他の漢方の効きがよくなった傾向があるように思われる。

ぜひ、研究機関で統計をとってもらいたいとせつに願う。

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