長崎東洋針灸館・長崎東洋漢方薬館

科学が好きな臨床工学技士であった私が、寄り道しながら東洋医学を学び、感動をつづったブログです。

アレルギー性鼻炎

2017年04月19日 | 東洋医学 鍼灸と漢方
アレルギーはもともと自分を守る体の制御システムですが
なかなかつらい
アレルギー鼻炎の人は胃腸が弱い人が多い

腸内細菌の影響といわれるが
お腹を冷やしたり、暴飲暴食はいけない

水分の取りすぎはてきめん症状が悪化する。

症状を今抑えるには、鍼で、鼻の両脇のにおいを迎えると書いて「迎香げいこう」
頭の「上星じょうせい」を使う
その時は鼻がすいてくる。

長期的にはお灸で胃腸を整える。しばらくかかるが、根本治療は時間がかかる。

漢方は「小青竜湯」質の良いものを選ぶ事が大切
証を合わせて飲んでもらいたい。
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四十肩 五十肩 夜うずいて痛いんです。

2017年04月18日 | 東洋医学 鍼灸と漢方
四十肩 五十肩 おじさんおばさんの象徴のように
人に言うと「くすっ」と鼻で笑われる。
場を察知して「ハハハハハ」と笑ってごまかすが

痛いんです。ある角度になると力が抜けるくらい痛い
夜は奥がうずいて痛いんです

それは、腕を切りたいくらい痛い 大げさでなく

中には放置しても治ったという人がいるが、まれです。
放置して安静にして腕が上がらないまま放置し固まってそのまま生活して
意を決して鍼灸に来られるが、筋肉と関節が固まり
少しずつ可動域を広げ、痛みと半年以上かかります。

早めの治療とストレッチが必要

鍼灸は早道、夜の夜間痛は
疎経活血湯がよく効きます(特に左の痛み)

未病を治すのが東洋医学ですが

早い治療はそれだけ、痛みと費用が少なくてすみます。

なぜって、経験者だからです。痛いよね、うずくよね
心から同情できます。あのつらさ
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スマホ症候群

2017年04月18日 | 東洋医学 鍼灸と漢方
近頃スマホ、インターネットの普及で情報が簡単に得られ
それは、すごいことなのだが
情報が多くあり、自分の症状に当てはめていくと
とんでもない病気になっていき
それで、心を病む人が多くなっている。
スマホ症候群など、患者さんに教えてもらった。

皆さん首の後ろ、肩がはり、ひどい人は頭痛、吐き気、自律神経、軽いうつ?状態になる人もいる。
睡眠不足、同じ姿勢なども原因だろう。

東洋医学では目の使い過ぎ、睡眠不足、ストレスで肝がやぶれ肝の証となる。
目が血走った「肝化上炎」ではないか
そこまでして、自分を追い込まなくてはならないのか

すぐ、いらっとするので夫婦仲も悪くなる。

そんなにして、情報が必要でしょうか?
私はいまだに、ガラケーで私の居場所を家族が探すのに必要らしい。


ツボは肝の太衝、心の神門、を使い落ち着かせ
首の後ろを和らげます。

漢方は加味逍遥散を薦めます。

本は種田山頭火先生の随筆など如何でしょうか?
近頃読んでます。一言一言が、あーと片意地が取れていく気持ちです。

春だから、バーチャルの世界より自然の美しさを味わって下さい。
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