長崎東洋針灸館・長崎東洋漢方薬館

科学が好きな臨床工学技士であった私が、寄り道しながら東洋医学を学び、感動をつづったブログです。

桜と春の脈

2010年04月05日 | 日記
昨日桜を見に行きました。

私は、人混みが嫌いなので、
有名でない山の中の公園

桜もクライマックスを迎え
風が桜の花びらを、よそよい横を通ります。

その幻想的なこと、まるで、おとぎ話のような
ああ日本に生まれてきて良かった。
自然に感謝します。

春は、脈が浮いてきます。(古典の通り)
体も春になり、浮かれているのでしょうか。

以前、循環器の所属していた私は、手首の橈骨動脈を
診る東洋医学に疑問を抱いてました。

だって、一本の血管数センチで強いの弱いのって
物理的におかしいと思いませんか

今では、患者さんに脈を診て、「睡眠不足ですか」とか
「腎虚ですね」言っているんですから不思議ですね

そして、治療すると脈が変わる。不思議 不思議

今マイブームで、「篤姫」を見ているのですが、
殿様を診る漢方医が脈を診るとき、手首の真ん中に手を当てている。

おいおい、そこには脈はないぞ。
その場面が、何回も出るんです。
東洋医学の専門の人を立てて撮影してもらいたいものです。

でも、篤姫とお父さんの別れの場面目の奥がじーんとなります。

また、感動する作品に巡り会えたらいいですね