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長野ふれあい村から

北九州市小倉南区長野から北九州市任意団体 長野ふれあい村実行委員会が発信します。

年末恒例の餅つき

2015年12月21日 | 長野の自然・歴史・行事など
12月20日の日曜日、天候に恵まれました。いつもながらもう一年経ってしまった感がありますが、毎年恒例の楽しみな行事です。
今回は稲刈り体験同様に、北九州市家庭局の呼びかけでのご家族も参加してくれました。お餅がつき上がる前の下準備、あんこ作りから始まりました。
モチ米が3段セイロで45~60分で蒸し上がったら餅つきの開始です。今回はいつもの熟練と初めて餅つきをやる若いお父さんが一緒に付き始めました。
その後は、お母さんや待ちに待っていた子供さんたちが参加して多いに盛り上がりました。
もちろんつきたてのお餅をちぎって、丸めてきな粉やあんこ等のお餅作りにも活躍しました。
休憩には、蒸したての山菜おこわと特製豚汁でお腹を満たして大満足。今回のもち米は、70kgで去年より10kg多めなので午後も後4~5回はつきます。
ということで、白餅、あんこ餅、よもぎ餅が出来上がりました。皆さんご苦労様でした。今年1年の締めくくりも無事に終える事が出来ました。来る来年も新たな気持ちで頑張りましょう。

年末恒例餅つき

2014年12月22日 | 長野の自然・歴史・行事など
12月21日の日曜日です。今日は小雨が時折ちらつき風が冷たい天候となりましたが、今年最後の教室で大勢の方が参加してくれました。
毎年恒例のお餅つき、夏の異常気象のおかげで例年の半分程度のもち米の収穫でしたが何とか出来る事になりました。
日本古来の伝統行事の餅つきですが、最近は行事としてもなくなりつつあります。餅が季節・行事ごとに供えられ食されるようになったのは「鏡餅」が誕生した平安時代からの事。 この頃から餅は祭事・仏事の供え物として慶事に欠かせない食べ物となったそうです。
現在でも昔からの名残で正月や節句、季節の変わり目に餅を食べる習慣があり、縁起の良い食べ物として伝えられています。餅つきは昔から正月を迎える大切な段取りのひとつとして、年の暮れの数日間に行われます。 ただし、12月29日は「苦」に通じる、26日は「ろくなことがない」と言われ、その二日間だけは餅をついたり購入するのを避ける風習があります。
食育体験の締めくくりとして誰でもウエルカムの美し村の餅つきは、是非とも続けていきたい行事です。主に一度でもこの美し村の農業体験に参加された方々ならびに多くの方が参加してほしいと思っています。今年1年有難うございました。尚、明けての教室日は1月11日からと25日です。よろしくお願いします。

寒餅つき

2013年02月04日 | 長野の自然・歴史・行事など
2月3日、この時期としては珍しく寒さが和らいだ日曜日になりました。汗ばむほどではないけど3月中旬の陽気だそうです。今年も例年通り寒餅作りです。大勢集まって下さいました。
準備も着々と進んでいます。今日のもち米はおよそ60kg、かなり沢山交代でつかなくてはいけません。
例年なるべく多くの人が交代で、ついていきます。老若男女それぞれ体験して貰います。特に子供達は、順番を争って楽しんでくれます。
もちろんついたお米をちぎって丸めてお餅にする作業も子供達にも手伝ってもらいます。
石臼を手に入れてからは、きな粉もその場で作ります。市販のものより独特な甘みが特徴です。
餅作りの過程でのちょい味見的なちぎり餅や酢餅、きな粉餅の出来立て味も最高です。
極寒の時期に 農村での保存用としての寒餅も、この美し村でその存在を知った方も多いと思うのですが、かつての農村を代表する冬の風物詩、軒先で寒風にさらして乾燥させて「おかき状」にしてみようと試みた方はいらっしゃるでしょうか。舌でよりも遠い記憶のほうで味わえる懐かしい素朴な美味しさは、食育の精神にも通じると思います。昨年末の餅つきとは、ひと味違う行事でした。子供達も含め皆さんご参加ありがとうございました。

長野小西田遺跡

2012年09月10日 | 長野の自然・歴史・行事など
長野美し村がある“長野緑地”は長野緑地整備事業に伴い発掘調査が行われた地域で丘陵裾を流れる小川の跡から弥生時代のドングリの水さらし場跡などがみつかりました。全国的には、縄文時代の水さらし場跡はよく知られていますが、ここの遺跡は弥生時代前期から中期のもので希少価値の高いものです。

このようにここ長野は、古く弥生時代から澄んだ川の流れに集落が集まり、ドングリのあく抜きや導水路や木道具の水漬け場、集積土杭なども見つかっており、木製農機具を製造する施設が存在していた事がわかっています。古く弥生時代からこの清らかな水を利用して、豊かな恵みをもたらす農業が今日まで続いている証明でもあります。

“長野緑地”にお越しの際は、このプレートを参考に、周囲の豊かな収穫風景にも目を配って頂ければ幸いです。


長野緑地に白アザミ

2012年05月22日 | 長野の自然・歴史・行事など






5月19日付けの読売新聞で上記の記事を発見しました。美し村の目と鼻の所、早速確かめにいきました。辺り一面白い野草花ばかりで探すのに苦労したようですが、傾斜した斜面の真ん中に一群れポツンとありました。ごくまれに突然変異でこういう事もあるとの事ですが、なるほどこれ以外には見当たりませんでした。白いあざみでネットで検索してみると、白いアザミは白花薊といって野薊(Cirsium japonicum)の白花種と分類されている。白いアザミの花言葉は「自立心」だそうである、とあった。これだけたくさん咲いてる野アザミの中で、なるほどの花言葉ではある。遅いかもしれないけれど興味のある方は、長野緑地の奥にある洗面所の裏の傾斜面の真ん中に咲いてましたヨ。