現在、われらが情報紙『ぷらっと』の配布場所を新規開拓
すべく「ぷらっと突撃隊」を結成し、心当たりのところへ
ぷらっとを持ち込んでいます。ペーペーは過去の職歴で営業
ってしたことないんですけどね、飛び込みの営業ってこんな
感じなのかなーと思ってみたり。

あっ、「うちに置いてもいいよ」という殊勝なお申し出、
「いいトコ知ってますぜダンナ」という耳よりなタレコミ
(…タレコミ?)、
心よりお待ちしています。


時々お買い物にゆくアジアン雑貨屋さんに突撃をかけた先日。
店主の方とお話する機会をいただきました。
そりゃ、お互いうっすら顔を知ってるからといって、
ワタシは年に数度しかいかない、寅さんのようなお客さん
の一人。
その寅さんがいきなり
「市民公益活動センターで働いてるん
ですが、情報紙を置いていただけないかと…」とブツを取り
出し言い出したもんだから、店主さんは頭の上に「?」が
いくつも踊っている様子、手にとるように分かりました。
お気の毒です。逆の立場だったら、ワタシ、話も聞かずに
叩きだしてたかもしれません…。

かくかくしかじか、もんぜんぷら座の3階にいること、
長野市の委託を受けて活動していること、NPOの支援や
相談業務をしていること、ナガノのまちをもっと楽しく
出来ないかと思っていることなどをお話しました。
店主さんは
「もんぜんぷら座は1階(の食品売り場)はたまに行くんです
けどね、3階とか、なんだか入りにくいですしね、なかなか…」
「NPOなんですよねえ…うーん、何をやってるか、ねえ、よく
分からなくて…。自分とはあまり関係がないといいますか、正直…」
と心の内を率直にお話くださいました。
この時のぺーぺーの脳内BGMは『異邦人』by久保田早紀。
そのすがたはー
きのうまでのー
なにもしらないわーたしー♪
(↑皆さん知ってます?)
NPOのエの字も知らずにぷらっとに勤めだしたワタシとしては、
その気持ちがよーくよーく分かります。ただの怪しい団体で、
ただの怪しいぺーぺーだもの。
今、少しはNPOの事情が飲み込めてきた立場で、市民の方のナマ
の声を聞いてみて、絶対的に、もう絶対的にNPO側の情報発信不足
を痛感しました。これは各NPOとワタシたち中間支援センターの
課題です。しかも早急にとりくむべき問題です。
市民の方が応援するもしないも、存在すら知られていないNPOが
どれだけあることか。
本来は市民(もっと広かったりするんだけど)のために
活動する団体なのにね…。
お話をさせていただいて、ぷらっと、無事置いていただけることに
なりました。さらに「また出来ることがあったら」とも言っていただき
ました。ああ嬉しいなあ。
「いろいろな情報もありますし、よろしかったらもんぜんぷら座3階
にもお越しください♪」とお伝えして帰ってきました。
NPOに対する市民の方の思いが分かって、ぷらっとを置いていただく
ところも見つかって、センターの存在も知っていただいて、やっぱり
嬉しい。ぷらっとの机にしがみついてるだけじゃだめだなーと、
突撃隊は(ヒトサマの迷惑にならない程度に)これからも突撃を
してゆくのであります。
長文失礼しました、の、ぺーぺー