昨日、今年初めての「枝豆」を食べました。
えー!?今頃!?
そうなんです。 はい、ようやく我が家の食卓にも並びました

かなり出遅れてますが、
枝豆を食べてビールを飲んだら、「ああ、今年も夏が来たなぁ」
と、しみじみ夏を実感しました。
夏が来ると思い出すのが・・・「築地」。
この2年の間に、三度訪れているのですが、
三度とも、行ったのは、夏。
そんな暑い時に、なぜ築地へ!? と思われるでしょうね。
生まれて初めて築地に行ったのが夏だったので、
「夏=築地」の図式が頭に刷り込まれてしまったようです。
夏になると築地へ行きたくて、そわそわしてしまうのです。
築地へ行ったことのある方は多いでしょうが、
これに乗ったことのある方は、そうおられますまい!
初めて築地を訪れた時、
友達と二人で、どこをどう行けばよいかわからず、
市場正門前でオロオロしていたら、
私たちの横に車が止まりました。
「乗ってくか?」
「え・・・!?」
渥美清さんと菅原文太さんを足して二で割ったような、粋なおじさんが、
私たちに救いの手ならぬ足を差し伸べてくださったのです。
築地では、歩行者よりも偉いと言われている
「ターレット」という運搬専用車です。
「乗せてやるから! ほら、しっかりつかまってろよ!」
と言われて、荷台に立って棒をギュウっと掴みました。
寅&文太の親分さんは、丸いドラム缶のような運転席に
立っての運転です。
一見、リヤカーかスクーターのようですが、
これが、速いのなんのって!!
市場の通路を、ビューン!と走り抜ける爽快感!
映画の1コマのような・・・あっという間の夢の時間でした。
観光客でにぎわうお店の前で私たちを降ろすと
「楽しんできな!」
ニコッと笑って、寅&文太の親分さんは、ビューンと
去っていきました。
粋な江戸っ子の魅力に、しびれました
築地の魅力は、本当に語りつくせませんが、
行くたびに、ますます好きになってしまいます。
移転してしまうのが、本当に寂しいです・・・。
築地で覚えた、卵焼きの専門店
松露さんや、佃煮の江戸一さん、
築地塩砂糖販売さん・・・etc.
またぜひ伺いたいです。
築地に一緒に行った友達は、なぜか二人とも、今はアメリカ在住です。
きっとみんな、夏が来ると、築地のことを思い出しているのでは
ないかなぁ?
つい、熱くなって書いてしまいました。
長い独り言にお付き合いくださって、ありがとうございました!