2020年12月3日(木)天気曇
この家に引っ越して早7ヶ月。年末を迎えてしまった。契約上一年以内の退去は1ヶ月分の家賃相当額を払わなければいけない。4月の違約金なし退去と3月の1ヶ月違約金退去は支出額は同じ.と考えており後3ヶ月強の忍耐だと考えている。
ソファやホットカーペットの導入で外気温と室温の差を表す「ぼうぎょりょく」は3から4.5に上がった。しかし前住んでいた家の年中18〜22℃(※空調未使用)に比べれば雲泥の差だ。窓の外の雪を眺めながら18℃の室内で半袖でいた。
なぜ防御力が4.5なのか。
20代の頃建築建材の販売や設計をやっていた人間として流石にこの違和感は感じている。腐っても石膏ボードにモルタルタイルの外壁。シラフの状態で熱感流率を計算してもぼくぎょりょく4.5は低い。
家はボロながらアルミサッシに単板ガラス。熱貫流率は5程度。石膏ボードより脆弱なのは窓。窓の防御力が低いとしても気密が取れていたらぼうぎょりょく4.5はあり得ない。
日々疑いながら考えないことにしていた。
…さっき気付いてしまった
台所と脱衣所・風呂を隔てる建具に5ミリ強の隙間。風呂は自然換気のための穴が空いており事実上外気ダダながら、外に風呂があるのとなんら変わりがない。
そことの隔てに5ミリもの隙間があった.
半年気付かぬとは元・建具ガラス工としては失態にも程がある。確かに気温が下がっても室内の湿度が60%ということに違和感はあった。常に風呂から外気と湿度が流れ込んでいたという事だ。
ビバホームに駆け込み6mmのモヘアを買ってきた。漢は黙って槌屋のモヘア。隙間に対してモヘアを取り付けた。
取り付けた途端洗面台付近のサッシは結露。これはやっと洗面から居室への流入が止まり気密が取れたということか。
暖房を使って今の気温は16.9度。
明日の朝この効果が判明する。
私は勝利したのだろうか?
いずれにせよ春には転居してやる。