2020年7月11日(土曜)天気 雲時々雨
文字通り朝飯前に倉庫からコーキングガンとアンバーのシーリングを持ってくる。
マスキングを貼って初めて気づいたことがある。…床沈んでるな。
下アングルのシーリングを終えて私は新たな闇に気づく。
最悪はフリーハンドで打つ。コーキングノズルを斜めに切り打ちながらならす。
薄くついたやつは今夜でもカッターナイフで削げばいい。…多分忘れて退去日にやるんだろうな。
朝出かけるときにマスクを持って行くのを忘れたがコンビニで調達ができるようになった。安定供給が始まったんだな、と実感する。
さて今日は闇との戦い。
マイフレンド・ナメちゃんはこれまで幾度と浴室に現れて我が家のガードの甘さに警鐘を鳴らしていた。彼の無言のアプローチはどこが侵入経路なのかまでは理解できなかったが昨晩現行犯を押さえたことで事態は進展する。
昨晩の侵入経路。
文字通り朝飯前に倉庫からコーキングガンとアンバーのシーリングを持ってくる。
マスキングを貼って初めて気づいたことがある。…床沈んでるな。
右側はアングルが床面とフラットになっているのに対して左側はアングルの小口が全露出+チリ1mm。つまり床面より3ミリほど落ちている。幅800程度のドア開口。そこで2mm下がりって。角度にしたら0.2°。角度の問題というより大工仕事としてどうなの?というレベルだわ。
使いかけの一液シーリングをサランラップを挟むことで保存するという現場でやったら怒られるであろう裏技を使う私。
前回アンバーのシーリングを打ったのは玄関。サランラップより外側、ノズルで固まり詰まったシーリングをドライバーでほじくり返して使用可能にする。
…ぼてっと落ちた固まったシーリングが「なめくじシルエット」なのはなんかの因果かしらねぇ…。
下アングルのシーリングを終えて私は新たな闇に気づく。
洗面台の裏、壁のメラミンボードのコーキングがすごく汚いことを。ブラウンの化粧柱の取り合いに黄ばんだ白。今アンバーを装備しているしまたセーブするのもアレだし使い切るためこのまま打つか、と。
最初はそうとしか考えてなかっと。
…あれ?下端コーキング打ってないな。
ずいぶん砂埃がひどい。
下端押してみるとたわむ。
間柱ないなここ。
0.5間に相当するメラミンボードを貼っといて下地なしか。というかたわむってことは間柱は勿論石膏ボードもないわけだな。
つまりこのメラミンボードは仕上げ材というより内壁材といった方が正しい状態な訳だ。
ここも床下からダイレクトで繋がっているわけだ。
人の住む家じゃねえよ。
とりあえず害虫の侵入経路を絶たなければ。まず黄ばみカビの生えたコーキングをはつって打ち直し。
メラミンボードの汚れがひどいのか湿度が高すぎるのか、はたまたマスキングテープが古いのかテープが剥がれる。
最悪はフリーハンドで打つ。コーキングノズルを斜めに切り打ちながらならす。
洗面台の裏の隙間も確実にやばい。ここも三角打ち。洗面台側は打接中にマスキングが剥がれ結局両方フリーハンドになってしまった。
薄くついたやつは今夜でもカッターナイフで削げばいい。…多分忘れて退去日にやるんだろうな。
しかしノーマスキングのフリーハンドのしかも打ち均しで打った割には上出来じゃないかしら。
黄ばんでいたコーキングを光沢のある新しいコーキングに打ち替えるだけでこんなに清潔感が出る。家中やり直した方がいいな。台所はコーキングが切れている部分、カビが放置されている部分もある。
設計参考価格ベースのメーター単価でこの家でどれだけシーリング打ったか計算しようかしら。
元ガラス/サッシ工と堂々と会える日は近そうだな。
ホームセンターに行く余裕がないかも。
躯体用のバカ強いマスキングと変性シーラントを三色。Amazonで買うか。Amazonでコーキング買うの初めてだな。