1ヶ月前頃 中古住宅の 売却を頼まれ 査定が 1,950万円
しかし 残債が約2,000万円あるそうで 抹消さえできればいいということだったので 了解の上 2,100万円の 売出しを しました。
普通だったら こんな値段は 責任持てないので お断りするのですが どうしてもということだったので 引き受けました。
ちょうど 条件のあうお客さんに めぐり合って やっと 契約の準備を すすめておりますが
先ほど 売主より もう売らないという 連絡がありました。
先方の迷惑や こちらの信用失墜などを 説明して説得しましたが また売るときは貴方に頼むから ということで どうしようもありません。 私は 次は 受けません。また この値段ではそんなに簡単には売れないと思います。
不動産業の仕事の上では よくありえる事態ですが あまりにも勝手過ぎますね。
私はなんとか 我慢できますが お客さんの身になると 耐えられませんね。
こんな場合 委任状をたてに 請求は出来ますが やっぱり 泣き寝入りになります。
逆に買手からは 苦情や 損害賠償の問題にまでなる場合も あります。
私たちの仕事は 成功報酬ですので 簡単に利用されたり 報酬を減額されたり いろいろと大変です。
3年前には 3億3,000万円の売買物件を 東京の買主が 極秘資料まで渡したのに 買わないとのことで 残念に思っていたら なんと 売主も東京でしたので あちらで 直接取引を してました。 事情を知ってから 買主会社へ 内容証明を 出したところ「貴社は契約に立ち会ってない」とのことで 仲介料は払えない旨通知が 弁護士より 来ました。
こちらの弁護士に相談したところ、委任状を取っておくべきだった と言われ せいぜい情報提供料ぐらいしか 請求できないだろう との事。
売り側の福岡の不動産業者は 私が 抜いたと 怒鳴り込んできましたが 「そちらが 売主としっかりコンタクトとっておけば 分かったはず」と 逆に問い詰めました。
とにかく まずは信用信頼の前提のもと 仕事をしておりますが もう少し しっかりと締めないといけないと 反省しております。
現在 8億7,000万円の売買物件を扱っておりますが これは是非 無事に取引終了させたいものです。
がんばろう。