goo blog サービス終了のお知らせ 

かつおぶしのココロ

かつおぶしの「我が身を削りながらあらゆる所に感動を与える生き様?」に憧れる〝私〟のつれづれ日記

湯けむり道

2009年05月10日 07時22分36秒 | 旅絵巻&湯けむり道
と、称して突発的に私が今まで行った数々の「湯が出る所←なので温泉に限らず湯が出れば銭湯もあり」を書き綴ろうかなそうしよう。

第一回は「日本最南端の銭湯 濱の湯」

かれこれ約12年程前、石垣島にて入った謎の銭湯である。写真とかは撮った様な気もするし撮ってないかもしれないが探し出すのが大変なのでネットでどっかからひっぱってこようかなっと思ったら貴重な写真が残っていた。

当時本土の銭湯はどんどん値上がりが進み350円位だったのにここは確か200円代のお値打ち風呂だったと思う。お湯はなぜだか黒っぽく、ただのお湯ではなく実は温泉成分の含まれた湯だからこの色なのだろうかと思ったが、理由は分からないがただのお湯なのに無色透明ではないのであった。

写真の全体像を見ての通りまあとにかくレトロな雰囲気全開の銭湯で、南の島にこうした銭湯があるという意外性は観光とはかけ離れた地元の生活の一部をしみじみと体感出来、加えて風呂やシャワーに中々出会えない旅人にとっては身もココロも癒される空間なのである。

で、まだあるのかなとネット調査をしてみたら・・

ん?な、なにィ~っ!もうこの銭湯はない~っ!?変わりではないがどこかのリゾートホテルが一般向けに1200円で大浴場を開放しているらしい・・ケッ。

こうして第一回の湯けむり道はあっけなく終わってしまった・・・。

今後も突発的に掲載予定だが私の性格上テレビや雑誌で華やかに取り上げられるバラ色の様なトレンディーな場所は一切出てきません(ていうか行った事ない)ので悪しからず。


旅のこぼれ話

2009年03月10日 21時54分26秒 | 旅絵巻&湯けむり道
三線を持っているのだが、瞬間はまってからは実は押入れでひっそりと眠っている・・。

しかしこれではいかんと思い、再びしみじみとペンペン鳴らす為に必要なアイテムをこの旅の機会に手に入れようと思っていたのだ。

で、牧志公設市場内の三線のお店で割れてしまった駒(ウマ)と音を合わせる調子笛と壁に引っ掛けるホルダーを買おうと思いお店で順番に欲しいものを手にしていった。

駒はないと困るのでスペアで2個買い、その後店のおねーさんに調子笛も出してもらったのだが、そこでおねーさんが「ギターのチューナー持ってます?」と聞くので「あります」と答えたら「だったらこれは買わなくてもそれで出来ます」と言って調子笛を引っ込められてしまった。では次は壁に掛けられるホルダーをと思い、それを出してもらうと「別にこれじゃなくてもタオルを輪にしておけば掛けられるし、そこの店に掛けてるみたいに洗濯用のS字フックでも十分出来ます。」と言うので「じゃあもしかしてこれ買わなくてもいいです?」と聞いたら「そうですね~、別にいりませんね~」と言ってこれも引っ込められてしまった・・。

全部買えば3,000円位になったのだが結局300円で済んでしまった。

続いて青パパイヤを買おうと思って探していたらタンカン(オレンジみたいなもの)を売っているお店の横にザルに入った大きめのパパイヤが2個。

このパパイヤ下さいと言うと「これ欲しいの?実は売り物じゃないんだけどね~、飾り用に今日の朝畑から取ってきて飾ってるだけなんだけど、欲しいなら200円でいいよ」との返事が。ついでにパパイヤの漬物を小さい容器に入れてくれたのであまりにも申し訳ないと思いストラップを2本買ってしまった。

う~ん、これがあるから沖縄はやめられない。

ここでひと湯、温泉情報を・・・。

2008年09月14日 21時17分47秒 | 旅絵巻&湯けむり道
長野県にある青木村の田沢温泉http://www.vill.aoki.nagano.jp/sights/index.htmというとこに行って来たのだ。いや~、あんまし教えたくはないが読者のみなさんには告白しよう。

ここはいいっ!

10年ぶりの再訪、通算3回目。

地元ではそれなりに知名度はあるようだが派手な温泉街でもなく石畳の小路を挟むように昭和初期(?)な古びた温泉宿が数軒連なっている。その一角に共同浴場があるのだが大人一人200円。

浴場のそばに近づくとイオウのにほひがほのかに鼻をかすめる。この微妙な弱々しいにほひを五感を研ぎ澄ませて感じながらこれから入る湯への思いをはせらせる。

昼過ぎの為かお客さんはまばらだったので、それほど広くはない湯船も十分すぎるパーソナルスペースが確保出来とても素晴らしき湯を堪能出来たのだ。

もちろん加水なし加熱なしのかけ流し。加熱してないが湯は熱くもなくぬるくもなく長く楽しめる湯温となっている。

うちひしがれたココロが癒された。

ん?何が「うちひしがれた」といいますと、温泉の前に行った渓流釣堀(この村にもある)で2時間1,500円でニジマス釣り放題に挑んだものの結局2匹しか釣れず、挙句の果てにこの塩焼き代一匹160円に餌代210円で合計一匹あたり1,015円というとても高いニジマスの塩焼きになってしまった事に相変わらずの自分の釣りのセンスのなさに哀しみをおぼえていたのだった・・・。

しかしここリフレッシュパーク青木の食堂の手打ちそばはうまかった。田舎でなく更科系でお店のおばさんの手作り手切りのまさに「そば」な味がお手ごろ価格で堪能出来る(630円。大盛りプラス210円)。

はげしく活動して帰還したのでサッポロラガーを飲むとしよう。

たまには旅日記を載せてみよう。

2008年05月31日 22時11分39秒 | 旅絵巻&湯けむり道
前述日記のテントをなぜ高知県で買ったのかは11年前の日記より明らかに。

(以下当時の原文)


5月17日(土)
夜中2時位過ぎてから外が騒々しい。

と言っても人がいるわけでもないのだが、なぜか急に風がビュービューと吹き出したのだ。穏やかな夜が過ごせると思ったのになぜか下流の方から突風の様な風がテントを押し付けてくる。今までもあったことだし今回もそれ位だと思っていたがどんどん風は強くなる。

とうとう今までで一番強い風に出遭ってしまった。

強く吹いて静まっての繰り返しならテントもしなるだけで耐えてくれるのだが、夜中3時半ごろ、とんでもなく強い風がテントを襲ってきた。しかも瞬間的ではなくしばらくゴゴゴーッとテントを押してくる。やばい!

テントの右側の方がどんどん深海に沈む一斗缶の様に変形してくる。風は止まない・・いかん、こわれる・・・。と、思った瞬間、ドラマでもマンガでもそうは聞けない見事な「ベキベキッ」という音と共に私のテントは骨が一本ぶち折れた。

自分の背中を柱代わりにして妙に落ち着いてテント内を片付け、うす明るい4時過ぎの外で空しくテントをたたみ片付けた。お湯を沸かしてワカメ入りコーンスープを作りずるずるすすりながら5時半には出発してしまった。一人でテントを張ると必ずといっていい位災難が降りかかる。もう涙も枯れた。

ホームセンターでまた似たような3,980円のテントを買った。あと2回壊しても約4,000円×3=12,000円で、いいのを買うよりも安いからだ。でも先代の貴重なデータのおかげで安物テントの扱い方はよく分かったので2世はもっと上手に使えると思う。

夜は三崎町という四国の佐田岬のとこの福祉センターの裏で野宿する。テントは張らない。10時に寝たが12時位までよく眠れんかった。野宿は寝れんし疲れもとれん。四国はユースを使わんと決めとったが明日はユースにする。ねむい。


※補足解説1・・・筆者は旅の目標の一つである「四万十川のせせらぎ」に出合う為に高知県に到着。川沿いにきれいなキャンプ場があったが管理人が帰っていなかったのでそのピカピカキャンプ場を一人貸切で宿泊する事に。その前日は道で千円拾ったりとラッキーな(?)日だったのだが、それで土佐名物かつおのタタキ定食を食べた天罰か、翌日この様な悲劇に陥ってしまったのだった。

※補足解説2・・・ワカメ入りコーンスープ→旅で身につけた節約レシピ。ふえるワカメと粉末スープの素があれば生きていける!安売りスパゲティを買っておいて(しかも買ったら半分に折って容量をコンパクトにしとく)必要に応じてお湯を沸かしてワカメでミネラル補給やらスパゲティでエネルギー補給を行うのだ。荒技で
スパゲティを茹でながら一緒にレトルトカレーも入れて一度の湯沸しで晩飯を完成させる(さらにお湯でコーンスープをつくる)身体への影響を無視した秘技も存在する。

※補足説明3・・・一人テントの災難→熊本県不知火町の駐車場で夜中土砂降り&近くで落雷の恐怖の中、ついにテントが浸水、沖縄にて使い方未熟の為に雨漏り数回(とにかく雨にたたられた・・)