昨日の試合参戦者の方々、お疲れ様でした。惜しくも十分な結果が出せなかった人達もどれも僅差の判定ばかりで惜しかったです。今日は自分のビデオに入っていたそれぞれの試合を見ての感想を書いたので今後の参考になりそうなとこは参考にして下さい。
M本さん・・・惜しくも一発かすった上段でポイントを取られてしまいました。その後の追い上げは素晴らしい攻撃でしたが、上段で取られたポイントを取り返すには上段を当て返すか確実に相手の動きを止める技ありを取らねばなりません。「取られたら手数だけで挽回は出来ない」という事実に対してそこからの対処には何を攻撃すべきかをネタとして用意していく事が次戦に向けてのテーマかもしれません。
N藤・・・出す技のネタが偏ってるな~しかも不得意なネタのがよく出てるな~と思っていたのだがその不得意は普通の人のオーソドックスの攻撃なんだよな~。と、ゆうことは理性のコントロールによって確実にオーソドックスとサウスポーを使いこなせるというわけだ。今は意識制御下だとサウスポー型、暴走状態ではオーソドックスという風に、自分の特性をコントロール出来ていないのでこの辺が意識下で使いこなせる様になれば素晴らしい戦士になることでしょう。ナイスファイト!!
M平・・・激戦区の軽量級で確実に上位入賞の実力を持っているだけに今回の結果は本人が一番悔しいかもしれない。ほんのゆるんだ一瞬が明暗を分けるのを身を持って学んだと言う事で次戦是非頑張ってくれい!その一瞬は優しさでもあり罪でもある。しかし結果負けてしまえば己の持つ優しさが時に進むべく道を妨げる弱点のなにものでもないという事を真に気付いて変えていけば名古屋支部で君にかなう人はいなくなるでしょう。
T村先輩・・・いやあ~、素晴らしい感動を有難うございました。思わず目頭が熱くなりました。人知れずあらゆる角度から今回の試合に向けて努力してきた先輩の集大成を見事に表現してくれた感動の結果でした!また笑いと感動を追及していきましょう!
T一師範・・・有言実行ここにあり!公約を見事に果たす男らしさに脱帽です。「なんか空手してないな~」とその後言ってたけど見事に空手してまっせ!気合と技術と努力を極限までやりこんでいる男しか出せないオーラ全開の試合でした!
と、つれづれとみなさんの試合感想を書いてみた。因みに全員(特に惜しくも入賞を逃した人達)に共通しているのは「一旦試合の流れが中断してからの仕切り直しの続行後間もなくに試合の流れを決める一発(上段系)をもらいやすい」「どこに効果的に自分の攻撃が極まっているかを把握しないままあちこちに的を散らしてしまっているので致命傷を与えていない」感がある。
こうした欠点というのは実際自分がやられてはたと気付くものだが、それで落ち込むのではなく「それは使える!」とすぐにそうした攻撃方法を自分に持ちネタにする事が必要だと思う。明確な理由があって負けたのであればそれを対処する事を意識すると同時にそのネタは自分も使える様にした方がいい。せっかく試合に出たならば負けてもそこからきっちり土産を持って次からの稽古に活かした方がいいのだ。
まあそんなこんなも踏まえて明るく楽しく激しくみんなで頑張っていきましょう!