名張市立病院を守りよくする会

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名張市議会市立病院経営改革特別委員会 市立病院「独法化」の中間報告へ  三原議員らが反対

2023-11-12 17:14:42 | 日記

名張市議会の市立病院経営改革特別委員会(6人)が10日開かれ、市立病院を「独法化」すべきとの意見が多数を占めたという中間報告をとりまとめることを、三原、柏両議員の反対を押し切って決めました。

市民不在で国や県のいいなりに独法化にアクセルを踏もうとする危険な動きです。「名張市立病院を守りよくする会」が12月3日に開く「名張市立病院のあり方を考える集いー公立病院として拡充をー」を、〝市民の議論・合意もなく独法化を勝手に決めるな〟という市民の意思を示す場として成功させる意義が大きくなっています。

この日の委員会では、永岡、吉住、常俊、川合の4氏が「独法化が一番リーダーシップをとって経営改革できる」などと「独法化」を主張し、永岡委員長が中間報告を出すことを提案しました。

これに対し、三原氏は、「民間でできない医療を提供するのが公立病院の一義的任務。同時に収支改善を進めていく必要もある。そのためには直営で市の施策が反映でき、議会のチェックもできる公営企業法の全部適用がふさわしい」と主張。その上で、「市の独法化の財政シミュレーションも出ていないなかで中間報告を出すのは拙速だ」と反対しました。

柏氏も「独法化でなぜよくなるのか示されていない。経営者が悪い方向にいった時に誰がチェックするのか。千歳市民病院は一部適用でも経営改善をした。まずは全部適用で経営者をおいてやるべきだ」と主張し、中間報告に反対しました。

これに対し、永岡氏は「マイナスばかりいうと何も進まない。独法化で暴走する管理者を知らない」と強弁し、中間報告を行うことを一方的に決めました。11月20日に開く市議会全員協議会で報告を行う構えです。


【名張市立病院のあり方を考える集い】開催のご案内

2023-11-12 16:51:35 | 日記

新型コロナウイルス感染症は2023年5月に5類へと移行し減少傾向にあります。しかしウイルスは変異を繰り返すため今後どのようになるか先行きが不透明です。そのうえ例年以上にインフルエンザが早く流行し広がりを見せています。

このような状況下ではありますが、私ども「名張市立病院を守りよくする会」は、12月3日(日)に下記(※画像参照)予定で「名張市立病院のあり方を考える集い」を開催することとしました。

名張市及び名張市立病院は9月に「市立病院経営強化プラン(素案)」のパブリックコメントを実施されました。

素案によれば、市立病院の経営形態にも触れられており、且つ行政として独法化された病院の視察・調査をしていくとなっています。

今一度、市立病院はどうあるべきか、公的病院の在り方について考え、意見を出し合う必要があると考え「集い」を計画しました。

市民の皆様にも、自分たちの命の砦である市立病院がどうあるべきか重大な関心があることと考えます。

お忙しいとは思いますが、ぜひ参加していただきたいと考えますのでよろしくお願い申し上げます。