名賀医師会と懇談しました。（2022/7/13）
医師会長が交代した直後に行われました。
医師会：経営者を変えても黒字になるわけではない。経営形態を変えたら良くなるわけでない。建設時の借金が残っているくらい。議会の先生は何も知らずにしゃべっている。市立病院の先生は頑張っている。一次医療、二次医療のすみわけが必要。民営化するために参加しているわけではない。地域医療構想：津と伊賀名張を一緒にしてもらっては話が合わない。議員は(経営形態を)変えよ変えよばっかり。何を言っても分からん（理解されない）ところがある。「繰り出し金」から議論に入っている。
地域医療構想：津と伊賀名張を一緒にしてもらっては話が合わない。一括りではおかしい。伊賀地区全体を考えて検討している。
売上を増やすには、患者を増やすことが大事。総合診療科がある病院は少ない。「地域に行こう」と医師は奮闘している。本日の話は大変参考になりました。
名賀医師会と懇談する「よくする会」のみなさん＜2022年7月13日：名賀医師会＞
「名張市立病院を守りよくする会」は市立病院と懇談しました。（2022/5/31）
「守りよくする会」の発言
◎アンケートの回収率は２１％（8000枚配布で1703名回答）は、市民の関心の高さを示している。
◎６５％の市民が「名張市立病院在り方検討委員会」の設置を知らない。
◎感染症対策など不採算部門があることは公立病院としてやむを得ない。
◎（日本医労連,北海道勤医労もなみ支部）--介護。春闘前半の賃金交渉で計68回約700名の組合員が声を上げ、署名を集めるなどして、介護職員月5000円アップ、時給30円アップ、60歳以降の賃金減額を廃止し一人当たり平均18000円アップ
◎(福祉保育労大阪地本いずみ野福祉分会）--障害福祉｡中堅職員の退職が続き,｢『人材倒産』を防ぐために抜本的な賃金改善が必要｣と訴え,署名も集めて要求書を提出し,常勤職員一律6000円,非常勤一律40円アップ。
◎（福祉保育労 東京地本 陽光保育園分解）
保育園３園と学童保育１園の社会福祉法人。保育と学童の格差を出勤回数で調整。賃上げは保育4000円、学童9000円でしたが、5000円差を法人負担で埋めることは財政的に困難と判断し、時短分が5000円となるように土曜出勤を減らして年間労働時間を短縮することで法人と合意した。
◎（建交労愛知学童保育支部）
職場で今年３万円の賃上げを実現。しかし10年間仕事を続けて手取りは20万円前後。
コロナ禍で学校一斉休校、感染対策などで退職者が発生。国の9000円はあまりに低い。
懇談に出席した名張市立病院のみなさん＜2022年5月31日：名張市立病院＞
名張市の地域医療に関する市民アンケート結果報告
市民アンケートの中間集計を発表する記者会見が3月28日名張市役所で行われました。8000枚をポスティングし予想を大きく超える1703名の回答がありました。
回収率２１％は市立病院への期待、地域医療体制への関心の高さの表れです。
「名張市立在り方検討委員会の設置を知っていましたか」の問いに６７％の市民は知らなかったと答えています。｢民営化の議論より充実の取り組みを｣５８％、｢市民の声を幅広く聞いて、市民の合意を｣５３％、｢中立・公正であってほしい｣３６％などでした。
記者会見する名張市立病院を守りよくする会の人たち＜2022年3月28日：名張市役所＞
