名張市立病院に働く医療労働者に関する懇談要請書
市民の安全・安心な生活を守るため日夜、奮闘されておられますことに敬意を表します。
「能登半島地震」は、何時名張市で起こっても不思議ではなく、改めて公立病院の重要性を教えています。コロナ感染症も人の往来が戻りつつある一方で定点調査でも増加傾向にあることから、公衆衛生・医療体制の拡充がいっそう求められています。
こうしたなかで貴職は、1月12日の市議会「全員協議会」において「今後の市立
病院経営強化の方針について」と題し、市立病院の「地方独立行政法人化」への方針決定を表明されました。また、2月全員協協議会において3月議会で「定款」を条例として提案されると伺いました。私たちは本末転倒の提案であります。
市立病院に働く医療従事者にとって重大な身分変更となるのに、労組との協議はされていないと聞いています。労働組合との協議・合意、そして市民への丁寧な説明なしに、定款等を条例化するのは本末転倒であり問題あると思います。
私たちの組合にも、ハラスメントの相談や、快泳形態の見直しについても何ら説明されていない。「独法化」されると雇用などはどうなるのかのなど不安の声が寄せられています。
私たち伊賀名張地一般労働組合は、名張に働き・生活する組合員で組織する個人加盟の組合です。名張市立病院の在り方は私たち組合にとっても重大な問題と考えています。伊賀名張地一般労働組合に加入する組合員の生命・安全を守るために下記事項について要請懇談を申し入れいたします。
記
1.要求事項
・「定款」条例化以前に市立病院に働く医療従事者への丁寧な説明と合意を求めます。
・市立病院に働く医療従事者の希望を最大限優先し不利益変更を行わないこと。
2.懇談希望日
2024年3月19日(火)15時30分
以上