１５４

　何が嬉しいって、これでしょ。
一年半続いた「不幸の手紙」が、やっと終わりました。
犯人は奴ですＴＯＴＴＩ、一年半の過酷な修行を終え、下界へ降りてきました…いや、この１９日に降りてきます。

　奴の名は「とっち」、謎の経理と同じく微々たる同級生。
大阪市立榎本小学校一年六組浜田学級の時からのお付き合い、さぁ～お付き合い。
互いに、めちゃ嫌やのに、お付き合い。

　そんな奴が、社命により「穴」に入ったのが、一昨年の三月。
そこでの修行内容は、手当たり次第に不幸の手紙を出し続けること
毎日連日今日も明日も明後日も、誰かに出す
けっしてメールやテレパシーではダメダメ、自筆の葉書。

　それも上手！どころか、文章力も筆記能力も、一年半も何修行してたん？ちゅうくらい、最期の不幸の手紙の内容の薄いこと
笹尾には最終の三通は「ツーリング行こうぜ！」の繰り返しで、あの笹尾まで…
「もう、とっちもネタ切れみたいですわ」って言うてたし。

　そんなこんなで、ビビリながら毎日を送ることもなくなりました。
毎日ポストに「不幸」入ってる？大丈夫？と気遣いすることもなくなりました。
わしの机の上に「ぼそっ」っと葉書一枚、暗ぁ～～～い状態で置いてある光景も、やっと終わりです。
今日はそれが嬉しくて、今日の１５４！にしました。