昨夜、日曜日に借りてきた「ヘルプ」というDVDを見終わって、まったりしてたら
主人が話を切り出した。
何となく、もう長くないような予感がしてはいたけど
昨日
主人の父に癌が見つかったらしい
昭和一桁生まれの主人の父はもう80を過ぎてるから、長生きといえば長生きやねんけど
癌は…
私の父は私が高校を卒業する一ヶ月前の2月に肺ガンで51歳で死んだ。
見つかった時にはもう末期で余命半年と宣告されて
効癌剤や放射線治療でボロボロになって
最後は水を飲むのも辛いくらいになって
宣告通り、半年後に死んだ。
思わず大声を出して泣いてしまった。
私が大泣きしたので、主人もつられて泣き出した。
しばし二人で抱き合って、子供のように泣いた。
苦しまないで欲しい
それだけや
私にできることがあれば
出来るかぎりのことをする
また死と向かい合うことに
負けそうやけど
人は必ず死ぬ
勇気を持とう
なんとなく、朝からぐったりした気分で出社。
次々、依頼のくる業務をこなしてたら
午後、主人からメールが来た。
じゅりちゃんの赤ちゃんが生まれた知らせやった。
2時間の安産で無事に男の子が生まれたらしい。
終わりゆく命もあれば、こうして生まれ来る命もある。
輪廻は巡る。
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