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今日は一日、一人でゆっくりしてた。
久しぶりに気管も痛くないし、普通に元気やった。
掃除と洗濯して、ぼけーっとテレビを見てた。
こんなんほんまに久しぶりや。
昨日はハウルの動く城を六年ぶりにテレビで見た。
ソフィーが過去に遡って、ハウルとカルシファーが契約するところに出くわして、
未来で待ってて~っ、と叫びながら時空を超えるシーンが
とてつもなく怖かった。
六年前に映画館で見た時にはそんな風には全然思わなかった。
あの日、映画館で三回続けて見た。
三回目に当時の家族四人で揃って見た。
あの時はまだみんな家族やったけど、今では赤の他人や。
六年前にはそんなこと考えもしなかった。
それが今は私は全く別の人と二人きりで暮らしてる。
たったの六年でこんなに変わるんや。
あの頃はまだ南千住に住んでたけど、それから数年後に葛飾に引っ越して
引っ越してから今の会社に勤めだして
あの時にきっと次のステージに向かってスイッチが入ったんや。
そして二年で全部が終わって
終わった途端に、今の彼がぽんと現れた。
最初にバンマスが彼の紹介話をしてくれた時には、彼はイタリアにいた。
そして彼がイタリアから帰国して、バンマスから電話がかかってきた日が
私が前のダンナときっぱり決別した日やった。
こうなることが決まってたんやとしたら、
と考えたら
かなり気持ち悪くなった。
離婚して、バンドをやりたいと思ってバンドのメンバー募集サイトに登録して
そうしたらバンマスからすぐにお誘いメールが来て
あの時に違うバンドに入ってたら、全然違ってたんやろな。
「たら、れば」
は現実には無いことだから考えても無駄だよ、
と
よく息子が言ってた。
人の一生って迷路みたいや。
いくつもの選択肢があって、全部の道にそれぞれゴールがあって
自分自身を違う次元の外側から見たら
きっとその迷路の座標が全部見えるんやろな
と思ったら
かなり気持ち悪くなった。
今、振り返ってみると
30年、40年なんてあっという間や。
これからは本当に自分自身がどういう風に生きて行くか
今更やけどよく考えなあかんな…
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