なあんおばはんの日常

冬が来た。
夏はいつの間にか終わって
短い秋がすぐに終わり
冬が来た。

夏の間、仕事は閑散期で、
いろんなことを考えた。

自分自身のことも。

なぜ、こうなってしまったのか。

こうなっているのか。

いい面も悪い面も含めて。

今の自分は、過去の積み重ねで
でき上がっている。

過去は、もう終わったことだし
振り返るな、と主人は言う。
過去を振り返るなことはそれだけで
ネガティヴだと。

主人はすぐに、私のことをネガティヴだと否定的に言う。

多分、それも壊れた原因の一つ。

先週末から私は人生二回目の偏頭痛に悩まされた。
尋常じゃない痛さ。
あまりの痛さにのたうち回る始末。
痛すぎて泣いた。

マクサリスも最初は効いてたけど、
3日後くらいからは効かなくなってきた。
飲むタイミングが遅いと、劇的な効果は望めないらしい。

偏頭痛だからと、去年の夏の会社勤めの時のように、休んで3日間、寝たきりになれるわけでもなく。

頭痛の合間に仕事もした。

あれから一週間過ぎた。
もう激痛はないけど、なんとなく鈍く痛い時がある。

偏頭痛の原因も、ストレス。

小児喘息だった人は偏頭痛になりやすいなんて書いてあった。


体の具合が悪くなるくらいのストレスとはもうサヨナラしたい。

楽しく生きるにはどうすればいいのか。

最近は主人とは話をしても無駄だということに気づいた。

どうして解らないのだろう、とか
思わなくなった。

解らなくていい。
全部、分かり合えるなんてことは無い。

一番大切なことも、人それぞれ違う。

家族も他人。

親子も他人。

考え方も感じ方も違う。

同じ必要も無い。

この前、ノアの箱船という映画を見た。

しかし、二人の感想は全く違うものだった。

主人は単なる宗教セールス映画だと言う。

そう思うなら、思ってればいい。


私はあの映画を見て初めて、「カインの末裔」という言葉の意味を知った。

「カインの末裔」とは
有島武郎の本のタイトル。

読んではいない。

カインとアベルの話は何となく子供の頃に母から聞いた。
ノアの箱船の話も。
母はクリスチャンでは無かったが、教会でそういう話を聞いていたのかな。

賛美歌の本や聖書も家にはあった。
全部は読んでいないけれど、
詩篇23というのが意味も解らず、好きだった。

神は我が牧者なり。
我、ともしきことあらじ。


そういえば、壊れて入院して
大分良くなって
閉鎖個室から
普通の四人部屋に移った時に
隣のベッドだった中年女性は
敬虔なクリスチャンだった。









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