渡り鳥の休息地

社会人アマチュアギター弾きNa-Neの頭ん中。
滞る割に突如アップする不定期ぶり。
北極星を見失って漂流中。

忘れられないBGM

2017-07-29 | 

都度発生するやらなきゃいけないことを優先
するあまり、未クリアゲームが積まれていく
進捗なき永遠の俄かゲーマー。

今年も自ら新たに足枷を増やしてしまいました。
もはや生涯ゲームの奴隷(笑)。

…それも時間のかかるRPG(ドラクエXI)に。。。
まだDSのDQ IXもクリアしてない癖に(笑)。



ドラクエシリーズといえばドット絵(2D)の
頃からのファンでして、まだあれほどの大作
のオリジナルのロールプレイングゲームが
国内になかった時代に彗星の如くリリース
された、モンスター級のヒット作です。
(ファイナルファンタジーも好きなんですが、
後発なんですよね。ハマったタイミングは
後追いで、成人してからなんです。)

発売当時はファミコンのソフトを専門に売る
ショップに朝から並ぶ長蛇の列をよく見かけ
ました。
目に焼き付いていて、思い出す度に懐かしく
なります

離れた町の大手量販店にわざわざ行くのでは
なく、地元の小さなお店で並んで買う人が
多かった時代。
時の移ろいと共に、今はそんなお店も消えて
しまいましたが…。
まだ通販という手段では買えなかった頃の話。

漫画家・鳥山明さんの手がけた豊富なキャラ
クターデザインと、歌謡曲や中山競馬場の
ファンファーレの作曲者でも知られる、
すぎやまこういちさんの衝撃的かつ心揺さ
ぶるメロディが最高にcoolで、子供達は
ハートを鷲掴みにされました。

週刊少年ジャンプに連載されて流行っていた
鳥山明さんの漫画『Dr.スランプ』や『ドラゴン
ボール』に傾倒していた少年少女のど真ん中
を突き、一大ブームを巻き起こした様は実に
あっぱれでした。

学校ではこぞってイラストを描くのが流行り、
行事でロトのテーマの演奏をする為、放課後
に仲の良い友達とリコーダーを吹く練習を
したり。

自分は決められた曲以外も勝手に吹いて
遊んでました。
『Love Song探して』とか。
これはドラクエIIでセーブデータを呼び出す
操作や新規でゲームを始める為の主人公の
名前を入力する時に流れていたBGMの
タイトルで、他の楽曲に比べ、メロディライン
がポップで印象深いです。

その他の曲といったら、子供向け、若者向け、
と曲調を世代の趣向に下手に寄せるような
こともなく、世界を救うという大変重い使命
を背負う者を取り巻く世界の空気感を伝える
ような、憂いとひとときの憩いとダイナミック
な勇ましさを含んだ交響曲を意識したもので、
意外性にかえって惹きつけられました。

まだ容量が64KB(ガラケーの壁紙画像1枚分
程度)しかない頃の3和音だけの構成でも
オーケストラでの演奏を想像させるメロディ
でした。



ドラゴンクエストに限らず、レトロゲーム
のBGMは、鳴らせる音の数が少ないという
制約の中で作られている訳ですが、ちゃんと
メロディとして成立し、音楽好きのゲーマー
間ではよく名曲として今でも話題にしています。

当時のそんな名曲たちを、ご存じない方にも
是非知って欲しいと思っています。

いくつか下記より知ることができるので、
良かったら覗いてみてくださいね








雨に奏でれば

2017-07-22 | 
ようやく梅雨のシーズンと思ってから
ひと月も経たないけど気づいたらもう開け
ちゃいました
それでも冷房を使わないとまだまだ湿度も
室温も高いので、熱中症との長い戦いが
始まりました。

同居の両親とは体感温度が違うようで、
冷房をつけるのを我慢していたら早速二日
ほど体調を崩して寝て過ごす羽目に…。

頭痛も起きて体も火照っていよいよヤバイと
思い、慌ててスポーツ飲料をコップ2杯分
がぶ飲みしたら、瞬時に体がスッとして
状態が落ち着いた。
脱水症状起こしていたかも…
湿度計を見なくても、体感的に高いかどうか
は、過ごしにくさでなんとなく分かります。

この戦いは初秋まで続きそうですが、体調の
ことばかり言っていられません。

この室内環境は、楽器にとってもかなりヤバイ
と今更自覚。(私にとってもですが。)
無頓着でアイスマセンヨーコサン。

以前あった湿度計を見た際は、ピークで
80%に達していたこともあるので、もしこう
なったら弦楽器類がことごとく壊れそうで
怖い…。
やっぱり湿度計はないとダメだ。
そんな訳で、まあまあ精度の高い温度湿度計
をゲット。


除湿機はあるので、これで確認しながら
状況に応じて稼働させようと思います。

先日は、ここしばらく出番のなかったGUILDの
エレアコのハードケースの表面にカビが発生
しているのを目撃してしまい
慌てて湿度調整剤を調達したばかりですが、
普段弾いているギターにも懸念が。

この時期は湿度に加え手汗もかきやすいので、
弦の錆びるスピードが倍増してるように
感じています

一番登場頻度の高いSD-II-24は、イベント事
の出演本番などの前までは結構ズボラで、
あまり弦の張替えをしないでいるから、
錆びたまま練習し続けてしまったり…

そして著名なギタリストだって、不遇の時代
はきっとあんまり交換しないで弾いていたに
違いない、とか勝手な想像をして開き直って
みたり。

でも鉄クズがポロポロ指に降りかかるぐらい
になってくると、弦も微妙にたわんできて
音も寂しくなってくるので、さすがに交換を
意識しますが、ホントはダメでしょうね…。

そこで逆の発想。
なかなか錆びなくて音も悪くない耐久性のある
弦にすれば、本番の少し前までの練習期間中、
頻繁に交換せずとも使い続けられるのでは?

そんな弦、存在するのか?と思ったら、
結構あるんですね。
もっと早く知っていれば良かった…。

まずこちらは学生時代から一番よく使っている
アーニーボールのノーマルな弦。

初心者向けの定番かと思っていたら、かの
ジェフ・ベックも使っていたと知り、驚く。
今尚張られているのがそれ。

(見やすいようにフレットガードを弦と指板の
間に挟んだ状態で撮影。)
だいぶ錆びちゃって真っ黒です…。

そして噂のエリクサーのコーティング弦。
救世主となるか?


今後はこの弦に張り替えて、蒸し蒸しシーズン
を乗り越えたいと思います!