渡り鳥の休息地

社会人アマチュアギター弾きNa-Neの頭ん中。
滞る割に突如アップする不定期ぶり。
北極星を見失って漂流中。

2018年8月13-17日 - 那須観光&ギター合宿

2018-08-19 | 

※前回記事は→コチラ←

折角取れた夏休みをどう過ごそうかと
直前まで悩んでいましたが、知人達の
協力もあって、北関東で少し避暑り
ながら観光と買い物と趣味の遊びを
してこれました。

しかし実は旅のスタート時に壮大に
やらかしまして。

大きな荷物を複数抱えてバスに飛び乗り
予定通りの時刻に出発できたし、無事
新幹線にも間に合うぞ、ヒャッホウ!
とノリノリで座席に座った瞬間急激に
不安が過ぎり我に返った自分。


…いつも目にするアレがない。


…そもそもアレをカバンに入れた覚えが
ない。


全てがスローモーションに見える。


“時よ止まれ…じゃなく、戻れ!”


しかしバスは予定を間違えずひた走る。


みるみる弱る自分

13日はauユーザーのスマートパス会員
が楽しみにしている3の付く日、三太郎
の日(au=英雄で、桃太郎と浦島太郎と
金太郎のCMキャラクターにちなんだ
キャンペーンイベントの日)で、今月
8月はミスタードーナツで216円分の
ドーナツがただで貰える日なので、
旅先の近く(徒歩で行くには遠いが)
にあるミスタードーナツの店舗で
ポンデリングとハニーディップを頂き、
ついでに何品か買って、お世話になる
仲間にも差し入れようと思っていたのに
この失態。一気に憂鬱になる…。

いや、レジャー目的で飛び出したと
いうのにこれでは駄目だ。

おっし今日から4日間、ノースマホデイ!

そう自分に言い聞かせて腹を決めた。


幸い今回の旅は待ち合わせる仲間がおり、
事前に到着予定も伝えていたので、
事なきを得ました。
実は差し入れ品は前もって用意した他の
があったので、ミスドだけ諦めました。
(事の顛末を伝えられた側の方がむしろ
ショックを覚えたと言っていました
あちこちご心配をおかけし申し訳ござい
ません)

第一の目的は、比較的涼しい地域
(それでも日中晴れていれば太陽が照り
つけますが)に住んでいるギター仲間の
地元に滞在し、ギター合宿と称して
数日間ツインギターで合奏したり、
個々の練習をしたり、一方のギターに
合わせてベースを弾いたり、持参した
マルチエフェクターや仲間所有のコン
パクトエフェクターで自己流の設定で
音色を作って遊ぶことでした。

また周辺は観光地なので、共通で行って
みたい場所があったので、この数日間は
台風の影響が懸念されることもあり、
到着したばかりですがとりあえず仲間の
家に寄り、近辺でお昼ご飯を済ませ、
すぐ移動してみることにしました。

まずは前回も軽く触れた建築家・隈研吾氏
が手掛けたという「那須芦野 石の美術館
〜STONE PLAZA〜」を訪問してみました。
※公式サイトは コチラ





建物はこの地域で採れる芦野石を主に
扱って作られています。

この辺りは昔宿場町として栄え、かつて
は屋号灯篭という、屋号の付いた常夜灯
が各家の前にあったそうで、それを再現
したものを見ることができました。

たくさんあって、美術館の近くで目を惹
いたものを撮影してみました。


大概は職業の名前(車大工など)や屋号
のようです。
こちらは木彫りのカエルが乗っていて
かわいいですね。
(ノーマルなものには屋根部分には何も
乗っていません。)


博物館や資料館という要素も少しあり
ますが、大変静かで落ち着きのある場所
で、ファミリー層も訪れていましたが、
個人的な感想としては大人向けな印象を
受けました。
土木建築が好きなマニアックな方にも
向いているかもしれません。

シュールな展示は、真っ暗な部屋の中で
ベンチに座りながら(もちろん石でできて
いるので座り心地は硬い。薄くていいから
クッションが欲しかった。)最近では
珍しくなった小さなブラウン管のテレビ
で、以前隈研吾氏を特集したらしき番組の
VTRを鑑賞するコーナー(笑)。

自分らは興味があったので、軽く会話を
交えながら最後まで見て楽しみましたが、
後から展示室に入ってきたお客さんは
そのシュールさに耐えられず?(笑)、
扉を開けて覗いただけですぐ行って
しまったり、最初の1分くらいしばらく
座ってみるものの、やはり耐えきれず
すぐ部屋を出て行ってしまいました。

知らない人同士のパーソナルスペース
(人それぞれが持つ心理的な縄張り)は
かなり広いだろうし、更に閉じられた
真っ暗な空間となると、目的に対する
譲れない意思(石だけに)や好奇心を
持っていない限り、リラックスできない
のだろうと思う。

この美術館は複数の建物に分かれて構成
されており、コーナーを移るごとに外に
出て移動するのも特徴の一つで、蔵を
利用して作った建物もあり趣きがあり
ます。









館内のトイレの洗面台も石でしたー。


薄曇りで途中天気雨も降りましたが、
ほどなくしてやみ、ときどき折りたたみ
傘を差すことはありましたが、最後は
晴れ間も見えて天候には恵まれました。

受付ではコーヒーなども注文できると
知り、次の散策スポットへ移動する前に
早速休憩。

コースターも石という徹底ぶり。


次は石の美術館から少々マニアックな
名勝地へ。
松尾芭蕉が奥の細道で那須の殺生石を
見た後に立ち寄り、句を残したという
場所があるそうで、中学生の頃、芭蕉に
憧れて俳句を作っていた自分にとっては
大変有り難いお誘いです。

行ってみるとまず目に飛び込んできた
のは、美しい田園風景の緑。
父の田舎でも子供の頃は毎年こうした
景色を見ていたので、懐かしく癒され
ます。



あぜ道の途中みたいなところにある木
が、芭蕉が立ち寄り句を詠んだという
『遊行柳』。





奥には鎮守の森がありました。



トトロが住んでそう。

更に進むと神社がありました。
上の宮(温泉)神社と呼ばれているそうです。
芭蕉が前述の柳の木を訪れて句を詠んだ
ことによって神格化され、訪問の数年後
建立されたのだとか。



訪問記念にお賽銭を投げて二礼二拍手
一拝してみました。

拝殿の傍にある樹齢400年の銀杏の木。
那須町指定天然記念物らしい。




この銀杏の木の後ろ辺りから見上げると
凄い岩肌の崖が見えて壮観です。


それから、ここ一帯に棲む生物もまた
魅力的。

都会じゃまず見かけないハグロトンボ。
図鑑でしか見たことがなかったので
感動しました。 神秘的。


ちっさいイトトンボ。
アオモンイトトンボのメスかなぁ〜?


ちと分かりづらいかもしれませんが、
田んぼでは遭遇率が高いカエルちゃん
トノサマガエルかな?


この日のうちに行っといて良かったかも。

今回は滞在期間中は台風の影響でかなり
の雨量の日が続いていたので、旅の目的
がインドアな遊びだったのは幸いしま
した。

散策から仲間宅へ移動。

事前に用意した共通の課題曲は、
TUBEのギタリスト・春畑道哉さんの
ソロの楽曲『Re ː birth』。
メインの部分は仲間のギタリストの
方が最近猛練習して上手なので弾いて
もらい、自分はアコギパートやベース
部分を弾くことにしました(笑)。

滞在期間中の15日には他の音楽仲間
ともスタジオで合流。
そこでは90年代前半にヒットした
懐かしの曲、The Cranberriesの
『Dreams』をギターやベースで
弾いたりちょっと歌ってみたり。

また、やると思っていなかったので
全然練習していなかった曲(1年以上前に
集まった際に1度遊んだことのあった曲)
も急遽ドラムを叩くことになり、
メタメタでもとにかく楽しめました。
合奏バンザイ。

本来16日には東京へ帰ろうと思って
いましたが、台風の影響がいよいよ
やばそうだった為、急遽帰宅を1日延期
することにしました。

その間、あれこれ練習したり、仲間所有
のコンパクトエフェクターを好きにいじ
って(いじっていいかは事前に許可を
頂きました)自分ならどういう組み合わせ
で設定するかなど模索して楽しみました。





私は普段ギターはマルチエフェクター派
なので、コンパクトエフェクターは
持っていなかった為、以前からどんな
もんか興味があったのです。

写真は撮ってきていませんが、そこに
ある歪み系のエフェクターの中では
自分としてはTURBO Over Driveの音が
一番好みでした。

滞在地は那須塩原だったので、ガーデン
アウトレットや、那須街道沿いで有名な
レストラン、ジョイア・ミーア(もう
何度も行ってますが、美味しいんです。
連休中はいつも混んでます。)にも寄れ
ました。

行きは大雨でレインブーツで来てしま
った為、サンダルに履き替えたくて
アウトレットへ。
他にも衣類を買ってみたり。

名探偵コナンのコラボイベントが開催
されていました。


そして那須に来ると時々行きたくなる
しーおい処。大満足。








17日には台風も外れ、帰宅しました。
夜だけかなり寒くなり、まるで秋のよう。
さすが避暑地。
しかし大宮に着いた途端、ムンとする
暑さ…。
こうも違うのか。

いっときでも涼を求める価値はあったと
思えた、平成最後の夏でした。

2017年11月15日 - 家族サービスin清水・焼津・静岡

2017-11-15 | 

最近まで猫のお世話の為、家族の数日間の
旅行中は留守番が続いていましたが、妹の
計らいで誘われ、休みを取って母親と妹と
3人で日帰りバスツアーに参加してきました。

実は近場でのTUBEの冬のライブ&ファン
イベントの開催日と同日でしたが、申し込み
時点では仕事の状況の懸念をしていた為に
泣く泣く参加を諦め、その代わり仕事する
気満々でいたのですが、日が近付いた頃に
妹から誘いが来たので、急遽職場に休めるか
確認し決意したのです。

しかし実は近々自身のライブ出演を控えて
おり(詳しいことはまた後日改めて書きます。)、
仕事どころか練習のことをすっかり忘れた
ようにして一日サボることにも不安を感じて
しまい、前日になったら楽しみより憂鬱な
気持ちが勝り、超絶自己嫌悪しておりました…。

とはいえ、乗りかかった舟を降りるのは
もっと嫌だったので、気合いを入れ直して
ガツっと早寝早起きし、予定通りバスの
出発場所へ母親と参上し、妹と合流しました。
明るく振る舞う裏側で不安を抱えたまま…。
自宅を出たのは午前6時前。
まだ外は暗く、雲が折り重なった空は私の
気持ちそのもののようでした。

この沈んだ気持ちは一旦寝ぼけて忘れる
しか立て直すことはできないだろうと思った
ので、新宿を出発して首都高を抜け切らない
うちに眠気に身を委ねて目を閉じて再び
開けるとそこには連なる山々がありました。
(早起き苦手。)

普段は見慣れぬ景色は、現実から私を強制的
に引き離す。
そうやって適度にリセットしてくれるお陰で
観光を純粋に楽しむスイッチが自動的にオン
になりました。
大自然に感謝。

足柄SAで少しの休憩を取るとまたバスは
走り出す。
まぶたを閉じて、気付くと妹の声が。

「ほら、海だよ。」

目を開けると大好きな海が広がっていました。
何度見ても心を奪われます。

程なくして清水市へ。
清水エスパルスの本拠地ですね。
清水駅にはあのオレンジと空色のエンブレム
が描かれていましたよ。

エスパルスドリームプラザという複合商業
施設も紹介されました。
観覧車などのちょっとしたアトラクションも
あるような場所で、一泊旅行とかなら寄り道
してみたいところですが、今回は旅程の決め
られた日帰りバスツアーなので割愛。

コンビナートのある港周辺を抜けると、最初
の目的地・三保の松原に到着。
小学生の頃、友人にここのお土産の小さな
置物を貰って知っていたけど、実際に降り
立ったのは今回が初めてです。







…既にツアー御一行様から外れていますな
撮影したいものがあってそうなりました。

この道は三保の松原から御穂神社に向かって
伸びる参道で、神の道と呼ばれているそう
です。
ここを通って海に向かいました。

海岸に着くまでの間に、三保の松原にまつ
わる文学作品などが紹介されたパネルが
あったので、撮影してみました。
以下はその一部です。









500mほど住宅地を抜けると海であった。



砂浜の砂は、どちらかというと砂よりは少し
粒の大きい小石です。
案の定私も妹もスニーカーの隙間から入って
バスに戻る直前まで足の裏がジャリジャリ
してしまいました(笑)。

ここでの教訓を次に海岸を歩く予定があった
時に活かすというなら、紐を通す穴などの
ない、長靴タイプのブーツを履いていこうと
思います。

ここは歌に詠まれたほか、浮世絵など絵画の
題材にもされた景勝地です。
松原と駿河湾と富士山。
打ち寄せる波の音がたまりません。



三保の松原は富士山に付随して、構成遺産に
登録されています。




富士山はちょこっとだけ見えましたが、それ
より横の建築機材の存在感があり過ぎと、
残念がる人達も見受けられました。


まぁその気持ちは景色を楽しみにしている
者として分かる。
けど、この景観を守る為にとっても意義の
ある工事をしてるんですよね。
誰だって砂浜を無くしたくないんですから。

完成された美しい部分だけを百発百中見続け
ようとすると世の中あまりに大変です。

自然も地球環境の変化と共に変動し、共存
するには今や人工的な化学の力を添えなけれ
ば維持できない程の存在になってきています。

工事中の未完成のスカイツリーの姿を楽しむ
ブームがあったように、発展・進展・向上・
自治体や企業、個人の努力を温かく優しく
見守る姿勢を観光者も持った方がいいと
思いました。

↓詳しくはこちらをご覧ください。
※静岡新聞公式サイトの記事参照


建築の巨匠・ガウディの未完成の作品である
サグラダファミリアなんて、もし自分の生きて
いるうちにその完成形を見れなかったとしても、
自分は人生を呪ったりしません。
だって仕方ないもん。
生まれたタイミングが合わなかっただけだから。

残りの工期は技術進歩のおかげでだいぶ早
まったらしいので、あとに生まれた人達、
これから生まれてくる人達は、存分に驚きと
感動を味わってくれたらと願います。

話を戻すと、その日程のツアーに申し込んだ
時点で、ある程度用意された運命に乗っかって
ますから、過度の期待はしないことが肝心
なのかも。
ハプニングさえ楽しむようなスタンスが
いいと思います。
(事故や事件には巻き込まれたくないのは
当然ですが。)

海岸には小さな神社もありました。
羽車神社といって、美穂神社の離宮として
建てられたものだそうです。
三保の浦に神様が羽車に乗ってやってきた
のだとか。


海は気持ちよく、ついつい長居してしまいがち
ですが、そろそろ戻らなければいけない時間とのこと。

えっ?!まだ美穂神社参拝してないじゃん!
御朱印も念のため持ってきたんだよ。

参道を 全力疾走 不謹慎
(真ん中は神様の為に空けて右側通行、って
のは守った。)

マナーとして手水で清めようと思ったけど、
掛け流さないタイプでちとゴミが結構浮いて
いたので、口の中はゆすがず(ゆすぐ振りだけ
した)、手と柄杓を洗って参拝。
神様、神主さん、ごめんなさい。

バタバタな参拝後、社務所で御朱印について
尋ねると、既に紙に書かれた御朱印で対応
しているとのことで、初穂料300円を納めて
無事入手。


こういうのは挟むものがないと持ち帰った
あとに悲惨なことになるので、御朱印帳は
持ってきて正解でした。

受け取ったあとは再度猛ダッシュ。
お土産購入タイムに突入。
寄ったお土産屋さんでは、東海道名物の安倍
川餅とお茶のサービスがありました。
餅好きの自分好みの味でしたが今回は買い
ませんでした。
しかし美味しかったので、今思えば安倍川餅
買っておけば良かったなと後悔

バスに戻って乗る直前、お土産屋さんで売られ
ていたお菓子を配られました。

工程をこなすべく、バスは次の場所へ向かい
ます。

待っていました目玉企画。
焼津のさかなセンターではこのようなランチ
を頂きました。


…すみません、寿司ネタめっちゃこぼれたまま
撮影しちゃってます(笑)。

甘エビと味噌汁は食べ放題。
海鮮物は私の大好物で、これが一番楽しみ
でした。
我が家では習慣的に刺身や寿司は毎週食べて
ますが、全く飽きないんです。
子供の頃からずっと。
父親が海育ちだった影響です。

どこへ遊びに行っても食べられたら嬉しい。
日々、居酒屋でご一緒する人達が海鮮物を
選ぶ度にありがたがってます。

食べ終わったあとはさかなセンター内で
しいたけの詰め放題&ショッピング。


きっと明日からしばらく鍋だな(笑)。

屋内はこんな感じ。


市場らしくて粋でしっくり来ますね。

試飲して美味しかった生姜湯を帰ってからも
飲みたくなって、砂糖漬けの生姜をワンパック
買ってみたりもしました。

マグカップとかに細く刻んでお湯を注ぐだけ。

実は生姜単体だと好きじゃないんですが、
これだけ甘くしてあれば、レモンピールみたい
な感覚で残りカスも食べれちゃいます。
寒い日喉の調子悪い時とか良さげです。
自分にしては珍しい行動を取ったかも。
ま、思い付きです。

旅の記念の定番として静岡バージョンの
キティーの根付もゲット。
収集、結構続いてまして(笑)。

※さかなセンターについての詳細は
公式ページよりどうぞ。

焼津さかなセンター

バスに戻るとき、ここでのお土産として
干物が配られました。
やったね

買い物と休憩が済んだら続いては駿府匠宿と
いう、伝統工芸産業のPR施設に移動。

ここでは丸子紅茶のサービスを受けた他、
静岡茶と鰹節と米の詰め放題をやってきました。
頑張って詰めたつもりが、しいたけ程は
稼げない

同行した妹は、はなからヤル気なし(笑)
テキトーに詰めたので私より全然少ない量
でしたが気にしてない様子。

ちなみに“丸子”はちびまる子ちゃんのこと
ではありません(笑)。
紅茶発祥の地名で、静岡市駿河区丸子のこと
です。



本当はここは染物や焼き物や木工細工などの
ものづくり体験もできる場所でもあるみたい
なんですが、一人一人に時間をあまり割け
ないのが団体ツアー。
フリープランの一人旅だったら絶対に何か
作ったな。今回は仕方ない。
紅茶、温まりましたよ♪

↓※詳しくは下記でチェックしてみてね☆
公式サイト

最後はみかん農園に移動。
団体ツアーにはよくフルーツ狩りが盛り込まれ
ます。
柑橘類好きでよかった。


みかんの食べ放題です。
が、自分はすぐお腹タプタプになるので
あんまり食べられなかった





17個食べれた、とか言ってるお爺ちゃんが
いて、皆驚愕してました(笑)。
食べたのは、メインの早生の興津(地元の品種)
と、極早生の日南(宮崎県の品種)。

みかん狩りから戻ったらみかん3個のお土産
を貰えました。


このあと、バス車内ではお土産を巡って
ジャンケン大会が行われました。
自分はこういうので勝ち抜くのは全く期待
してないので、当たるも八卦当たらぬも八卦。
(昔職場の忘年会のビンゴ大会でルームライト、
はとバスのツアーで皆と少しだけデザインが
違うバッジを配られてたことで、お菓子入り
のはとバス缶を貰えましたが、あれはだいぶ
運を使ってしまったと思うんだ…。)

ここで昔から勝負運が強いとよく言われてる
妹がミラクルを起こしました。
勝ち抜いて、刺身の切り身をゲットしてました。
流石だわ。

少し疲れてウトウトした帰りのバス。
ハッと目を覚ますと、雲がすっかり晴れた
大きな富士山の姿が現れたので慌てて
シャッターを切りました。





富士山、ちゃんと見れたぜ〜

サンキュー静岡〜!

2017年5月6-7日 宇都宮散策

2017-05-06 | 

ここ数年私もメンバーとしてバンドで
ご一緒させて頂いている夫妻が、
実験的な試みとしてユニットを組み、
今回のゴールデンウィーク中に宇都宮で
行われるライブに出演すると知ったので、
久し振りでお会いしたかったし、応援
しに行ってみることにしました。

今回のGWは折角9連休取得できたのに
前半はあまり出かけず、どこか遠出
したい!と思っていたので、良い
タイミングでした。

お二人と同県内に住み、私の入れて
もらっているところ以外のバンドでも
繋がりのあるギター仲間もバックヤード
での助っ人として応援に行くという
ので、始まるまで行動を共にする
ことにしました。

ちょうどお昼時だったので、宇都宮
グルメを堪能。
焼きそば店の石田屋です。


トッピングを選んで注文するシステム。
私は野菜+たまごにしました。


ウスターソースみたいな特製ソースを
しこたまかけて食べるんですが、
一般的な焼きそばの味とは違うので
カルチャーショックを味わいました。
オリジナル性が高い。
美味しかったですよ。

まだライブが始まるまで時間があった
ので、オリオン通り周辺を散策。


タリーズコーヒーでお茶したあと、
二荒山神社に寄れました。


何度か立ち寄ったことはありましたが、
今回は初めて御朱印を頂きました。
古地図のプリントのおまけがなかなか
良いです。


会場までは徒歩では結構遠かったの
ですが、幸い仲間の車に同乗させて
貰えました。


本番前はリハーサルはなく、打ち合わせ
や機材の搬入を終えた夫妻も開始まで
時間があるということで、皆で近くの
レストランで談笑しながら過ごして、
いよいよオープン。





大所帯のバンドも目立つ中、夫妻は
アンプ内蔵ミニギターのZO-3と歌
というシンプルな構成。
ボサノバ2曲と邦楽1曲。
所属バンドとは少し違った趣向で、
しっとり聴かせて頂きました。
お仲間の新たな一面を垣間見ることが
でき、楽しかったです。

夜はどうせ飲むと思っていたので、
泊まりにして臨み、宿泊地から近い
ところの居酒屋で打ち上げ飲みを
しました。
みんな海産物好きで嬉しい(笑)。


翌日は宇都宮市内にある陶芸工房で、
ギター仲間と手びねりの体験をする
予定を入れてみたので、時間まで
観光することに。
こんな趣味まで一緒に楽しめる人は
本当に少なく、非常にありがたいこと
です…

磨崖仏のある大谷寺。




中には1000年前、800年前に作られた
という磨崖仏がありました。
重要文化財に指定されています。
海外ではバーミヤンなどにあることで
知られてますね。
バーミヤンのは残念ながらタリバンに
破壊されてしまいましたが…
実際にはその仏像の特徴から、バーミ
ヤンの石仏を彫ったアフガニスタンの
僧侶が関係した可能性があるといわれて
いるらしいです。
日本のシルクロードですね〜。

天狗岩。


その他の崖や奇岩。


こちらに気づかずに撮影に夢中の仲間(笑)
と比べるとその巨大さに圧倒されます。


大谷平和観音。
巨大建造物って惹かれます。


この観音様は、太平洋戦争の戦没者を
追悼するために作られたそうです。
憂いを帯びた目をしていますね…


後頭部。
シュールな写真が撮れました
個人的に気に入っています。


御朱印も。


お昼ご飯はファミレスにて。


時間になったので工房を訪問。
親子で陶芸をやっている工房で、今回
ご指導頂いたのはお父様の方。

話を聞いていると、息子さんは音楽も
されているようで、お仕事でも音楽の
イベントによく関わるそう。
ご本人には「最近はどんな音楽を聴いて
いるの?」なんて質問をされ、思わぬ
ところから音楽談義に発展。
アルフィーがお好きとのこと。
やはり音楽イベントに関係したことも
されているようで、アーティストの
ライブで、陶器で作った楽器(ちゃんと
音が鳴る)を出品されたこともあるとか。
凄いですね〜。

今回私がメインで作ったのはマグカップ。
あと余った粘土でペンダントヘッドなど
をちまちまと。

焼き上がったものを受け取るのは、1ヶ月
先ぐらいになりそうです。
どんな仕上がりになるか、楽しみです。

2017年2月25日 - 成田山ぶらり旅

2017-02-25 | 
厄年ではないけど、ここしばらく雲行き
が怪しかったので、どうにかしたくて
休みの日に時々ウォーキングがてら
寺社を訪れる習慣を持とうと思い立ち、
昨日寝る前まで、今度はどこへ行こうか
と悩んでいました。

できるだけ行ったことのない場所に
行くのが自分なりの、開運法という名の
悪あがきです。

一応九星気学なんてのも参考にして、
行っても大丈夫そうな方角を確認して
行き先を定めてみたり。
運気がそんなに悪い気がしない時は
方角なんて気にしませんが、ヤバい日が
続き過ぎると急に気になりだす…。

2月になってもまだ若干正月気分で、
方角も良かったので念願の成田山に
行くことにしました。

三賀日をだいぶ過ぎたので、道は普通に
歩けるだろう、という判断です。

以前ゴールデンウィークに江の島に
行ったら、あり得ないぐらい混雑して
いたので、少しは学習しました(笑)。

ブラタモリで成田山の回を見たばかり。
起伏があって、地形も楽しいです。


タモさんも来た近江屋でしーおいする
ことにしました。


成田といえばやっぱりうなぎでしょう。


食べ歩きにはこんなのも。
かぼちゃ餡のよもぎの焼きだんご。


普段だんごって滅多に食べないから、
こういうところで食べると楽しいです。

あと、イタリアンのお店でミルクティーで
一服。


内装も雰囲気があって、いい感じです。


そしてついに来ました成田山新勝寺!






やはり大きいですね〜。


お寺だけかと思ったら稲荷神社もある
んですね。
出世稲荷なんて書いてある。
ならば仕事運の向上を祈願してみよう、
ということで参拝してみました。


出世の階段?
私は実は社内で出世したいというような
欲はなく、懐が今までより少しでも暖かく
なるようなことが起きたらいいなという
程度ですが、それでも叶ったら凄いと
思う訳です。


内定を目指す新卒らしき若者が多かった
かも。
あとマジで出世を願う人は、絵馬に名刺
を貼ってました。
ここは沢山の人の人生を賭けた強い念が
渦巻く場所ですね…。

鎌倉時代より神仏習合の進んだ場所
とはいえ、お寺の境内にあるので、
参拝マナーはお寺式です。
ろうそくを供え、合掌一礼してきました。
間違えて二礼二拍手一礼しちゃう人が
いたんでしょうね。
祭壇に貼り紙されてるので、見れば
間違えないでしょう。

出世稲荷の御朱印も頂けました。


荼枳尼天が祀られています。
仏教では狐に乗った女神ですが、狐を
共通項に神社のお稲荷様と結びつけて
いるんですね。

境内は思っていた以上に広く、奥に
写経するためのお堂があったのですが、
受付時間が終わってしまい、今回は
写経はできませんでした…。


次回行ったら、文字数の多い写経で
しっかりリベンジしてこようと思い
ます。
(子供の頃から習字は嫌いですが、精神
統一の練習みたいな修行の意味合いで
チャレンジしたいのです。)

2月といえば梅の花ですね。
沢山咲いてました。









新勝寺の御朱印ももちろんゲット。


お守りは歌舞伎役者に人気と聞いた
勝守をメインに、いくつか選んで
みました。
勝守は勝負運が向上するというより、
「自分に勝つ」よう導くご利益がある
らしい。


新勝寺を出たあとは、近くにあった
成田ゆめ牧場のお店でチョコレートの
ジェラートでシメのしーおいをして
帰りました。


2017日1月22日 - 小田原さすらい旅 ―Restart my self―

2017-01-22 | 

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

昨年は一見平穏で変わり映えしないよう
に見えて、別の側面では自分の中では
波乱に満ちた激動の一年となりました。
あゝ人生に涙あり。
上を向いて歩こう。


気持ちを新たにして、2017年の私を
始動したいと思います。


さて、そんな風に思った時は、少し
遠出をするに限ります。

旅は自分にとって、気持ちを整えるのに
絶対必要だと思っています。
悩んだりモヤモヤしている時、旅程を
考えているとかなり気が紛れる。
いわば現実逃避かもしれないけど、
そんな日が少しぐらいあってもいいと
思っています。

それに普段運動しないので、出かければ
自ずと歩きます。
基本的には公共の乗り物と徒歩で移動
するので。

今日もウォーキングを兼ねて出かける
ことにしました。
降りたことのなかった小田原に!

小田原には難攻不落で有名な小田原城が
あります。
城址付近は敷地も広く、城を上り下り
するだけでも結構歩くだろうと思ったの
です。

ひとり旅はだいぶ慣れました。
ボーッとしながら全ての旅程を自分の
ペースと流儀で組めるのが心地良い。

今回は新宿から特急電車に乗って向かい
ました。

電車の旅の楽しみといえば駅弁。




富士山も見えました♪


とりあえず、敷地を歩いたり階段を上り
下りするだけでもいい運動になりそうな
小田原城を目指すことに。



またしても天気が味方してくれました。
気持ちの良い青空です。


鯉の他にはカモメなんかも。
海が近いからですね〜。


アオサギもたくさんいました。


梅の花も見れましたよ〜。




立派な石垣。








中に入ると博物館のように貴重な遺物を
見れて面白いです。


歴史に興味がある方なら絶対楽しめる
でしょう。

上まで登ると海と山を臨めます。
風が強かったので少し怖かった(笑)。








眺めはいいけど、敵陣に囲まれていた
側はどんな心境だっただろう…。


歴史グッズも入手。






小田原城の近くには報徳二宮神社という
神社があったので、ここで初詣を済ませ
ました。


薪を背負ってない大人の金次郎さんの像
がありました。


御朱印やお守りも頂けました。




神社を後にしたら海に出てみようと、
適当にブラブラ。

面白いものを見つけましたよ。


お土産に良さげなクッキー類です。


なんじゃこりゃあ?!
ロッカーの中にお菓子が入ってる!
当然一度買ったら次に補充されるまで
空になります。


お土産というよりほぼ自分用に購入。
全部美味しかったけど、特にじゃこ瓦
がハマりました。(文字通り、中に
じゃこが入っているので賛否が分かれ
そうですね…)


これは小田原以外でも売ってるんで
しょうなぁ。
また探してみたい。

道もよく分からず、ひたすらトボトボ
歩く。

…はっ!…ここは一体…?


…なんか犯罪の匂いがする。
いかにもヤバそうなところへ出てしま
ったので、慌てて来た道を戻り、進路
変更。



親子連れ発見。ここなら大丈夫そうだ。
観光地というよりかなりローカルな場所
だろう。
父の田舎の三陸地方の海岸に通じる
空気を感じた。


やがて陽は落ちて、


シルエット…


やっぱり海が好きだ。

人通りも少なく、真っ暗になると流石に
不安になる。

まぁまぁ歩いたし、そろそろしーおい
タイムといこうじゃないか。

駅前の繁華街へ移動。
イワシ丼!


おまけに生牡蠣!


夜が更ける前に帰らねば。


駅にてちびっ子金次郎に別れを告げ、
タラタラ帰宅。


小田原はいつもなら箱根方面に向かう
のに通過してしまう場所なので、新鮮な
気持ちで楽しめました。