誰でも 一度は 聞いた事があるって思う お話
いろんな シチュエーション があるかもぉ~だけど
ある会食に 招かれた そこには大きなテーブルに 御馳走がいっぱい乗っていた
テーブルの両側に招かれた 客たちが 座っていた
ところが備えてある箸が 1mもあろうかと云う 長い箸
これではとても 御馳走は 口に運べない さあ どうやって その御馳走を 頂くのか
誰もが どうやっても この長い箸では 口に運べない
と 中のAさんが気がついた
Aさんは その長い箸で 自分の前のBさんの 御馳走を取って
Bさんの口に運んで Bさんに食べさせた
するとBさんは美味しそうに 御馳走を食べた お礼を言ったBさんは
おもむろに 今度はAさんの御馳走を取って Aさんの口に運んで来てくれた
こうして Aさんは御馳走を食べる事が出来たのだった
自分だけで その御馳走を食べようと している人達は
いつまでたってもその長い箸では 食べられなかったというお話
幸せは自分から 幸せにしてあげる気持ちに ならないと
幸せには してもらえないと云うお話
それは お互い様だけど そこに気がついた人間だけ
御馳走が食べられると云うお話は とても良く出来ている
なかなか難しい事もあるけれど 心のどこかに 少しでも
この気持ちがあるうちは 救われるのだろうか と思われる