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コラム記事【5/22】

2025年05月23日 01時53分45秒 | マリーンズ2025
≪5/22≫


ここまでパ・リーグ最下位に沈むロッテ。39試合を消化した21日現在で借金11を抱える低迷の主要因は、リーグ唯一の100得点未満の貧打。一方でチーム総失点数は139とリーグ5位。守りもパッとしないのが実情だ。その守りの足を引っ張っているのではないか…と気になる数字が相手に盗塁を許した「チーム許盗塁数」だ。

ロッテが今季ここまで被企図数44で盗塁阻止は2回。そのうち捕手が刺したのは、3月29日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)の初回に田村が周東を刺した1回だけ。もう一度は4月8日の西武戦の二回に牽制で誘い出した走者を挟殺でアウトにしたものだった。21日のオリックス戦(京セラ)でも1盗塁を許し、チーム捕手の盗塁阻止率はわずか「・023」(1/44)となった。試合数を上回るペースで走られていることになり、12球団でも断然のワーストだ。

この状況をチームとしてどう捉えているのか。吉井監督は5日の楽天戦で今季ワーストの5盗塁を許し、1-2での敗戦を喫した後も「ダメージは大きい? そんなことはないです」と盗塁の影響を否定した。

とはいえ、このまま捨て置ける状況ではないはず。光山英和一軍・二軍統括コーチ兼球団本部一軍・二軍統括コーディネーター(59)は「これはバッテリーコーチからしたらショックな数字だよね。自分はベンチに入っていないので、試合は映像で見ている」と前置きし、盗塁を許したバッテリーに聞き取りを行ったという。

「一塁走者が二盗に掛かるタイムは3・3~4秒。投手のクイックモーションでの投球は1・25秒が基準。捕手からの二塁送球は2秒以下。本当ならアウトにできるか、いい勝負になるはず」とプロ野球の基準のタイムを説明する。

「クイックをサボっている投手もいない。それでも、余裕でセーフになっている」と首をかしげる。光山コーディネーターは「捕手の佐藤や寺地の肩が弱いと見る向きもあるが、いかに投手がクイックなどで削っても、ノーチャンスの場面が多い。こうなると捕手の力やクイックの努力というより、それ以前の問題。投手のモーションのクセが盗まれている可能性がある」と話す。佐藤は22年には阻止率リーグトップを記録。決して肩が弱いわけではない。「出番が増えている寺地の送球も完全にノーチャンスというわけでない」と光山コーディネーター。このまま、試合数を超える盗塁を許してしまうのか。シーズンの3分の1が終わろうとしているが、処方箋は見えてこない。(片岡将)

(サンスポ)

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≪5/22≫


 ロッテの澤田圭佑は、スライダーにかなり手応えを掴んでいる。

 澤田は昨年10月31日の取材で、「シーズン終盤にスライダーを横の大きいやつに変えて、それが今結構いい感じになってきています。スライダーは今ジョニーさん(黒木知宏投手コーチ)にフォームからこういうイメージというのを教えてもらって、そのフォームでスライダーを投げると結構曲がり始めた。曲げるイメージは西野さん、唐川さんにちょっと教えてもらって、フォームをジョニーコーチに教えてもらって、今こんな感じかなというのが出てき始めて、ちょっと面白くなってきています」と話し、1月23日の取材で「今も引き続き投げています。変化球のメインになってくるかもしれないですね」と、今季変化球の中で軸になる可能性があると語っていた。

 シーズン開幕してから4月18日のヤクルト二軍戦、6-2の9回二死走者なしで矢野泰二郎に対して1ボール1ストライクから空振りを奪ったスライダーは126キロを計測し、4月26日のDeNA二軍戦では1-4の8回先頭の知野直人に対し2ボール1ストライクから投じた4球目の外角のスライダーは131キロと、スライダーで球速差を出しているように感じたが、澤田本人に確認すると「差は自分の中では出していないですね」とのこと。

 一軍に上がってからは、今季初登板となった5月14日の楽天戦、0-4の7回一死走者なしで浅村栄斗を2ボール2ストライクから見逃し三振に仕留めた7球目の外角131キロのスライダーが非常に良かった。澤田も「浅村さんが三振しているくらいなので、結構自信を持って投げていこうかなと思っています」と好感触。

 気になったのは、5月4日のヤクルト二軍戦、5-3の6回一死走者なしで川端慎吾を1ストライクから空振りを奪った2球目の縦気味に落ちる135キロの変化球、5月11日のDeNA二軍戦、7-0の9回二死一塁で武田陸玖に1ボール2ストライクから投じた5球目の空振り三振を奪った137キロの縦気味に落ちる変化球。フォークのように見えるが、澤田の落ちる変化球のスピードといえばスプリットチェンジ、フォークが125キロ前後、チェンジアップは110キロ台、そうなると昨年の秋からスライダーにこだわって取り組んでいたこともあり、腕の振りによってスライダーが縦気味に落ちているのだろうかーー。本人に確認すると、「スプリットっすね」と教えてくれた。

 なぜ、スプリットの球速を上げたのだろうかーー。

 「普通に速くしようと思って速くしました」。

 速くしたスプリットは、「まだ何球かしか投げていないので、ここから抑えていったら、自信もつくし一軍のバッターの反応を見て決めようかな、決め球になり得る球はスプリットとスライダーになりそうな感じはしますね」と、決め球で投げていこうという考えを持っている。

 ストレートに関しても、ここ最近の登板で150キロを超えるボールが増えてきており、かなり力強さが出ているが、本人も「ストレートもいいと思います」とニヤリ。

 昨年は吉井理人監督から“BEST”より“GOOD”くらいの方がいいという助言をもらい実践してきたが、今季も「去年より感覚が上がっていると思うので、夏以降もっと上がりそうなイメージもあるし、今は今でいい感じかなと思います」と話す。

 「勝っている試合で投げられるように目の前の1試合を頑張ります」。リリーフ陣は若い選手の働きが目立っているが、実績のある30代の選手の活躍も必要。日々“進化”を続ける澤田圭佑がブルペンを支える存在になれば、非常に心強くなる。

取材・文=岩下雄太

(ベースボールキング)



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