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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム記事【4/27~4/28】

2025年04月29日 08時07分23秒 | マリーンズ2025
≪4/27≫


2024年に楽天を指揮…今江敏晃氏が絶賛するロッテ・寺地隆成

 2024年シーズンに楽天の監督を務めた今江敏晃氏が25日、パーソル パ・リーグTVで配信された第1回「裏パ〜OBたちのゆるマニアック解説〜」に元西武&ロッテのG.G.佐藤さんと出演。日本ハム対ロッテ戦を“ゆるマニアック”に解説した。「入れ替わってみたい現役選手は?」というファンの質問に、この日の試合で決勝スクイズを決めたロッテ・寺地隆成捕手を挙げた。

「もう未来しかないじゃないですか。光が溢れているプレーヤーで、これから日本を背負っていくような選手になると思います」

 明徳義塾高から2023年ドラフト5位でロッテに入団した19歳は今季、開幕1軍入りを果たし、4月18日の楽天戦ではプロ初本塁打を含む2本のアーチを記録するなど存在感を発揮している。25日の試合では1-1の7回1死一、三塁で初球にセーフティスクイズを決めた。今江氏は「作戦としては(スクイズが)ありますよ。でも、まさか寺地選手にやらせるとは思わなかった」と驚きを口にした。

「若い選手の1軍の舞台での失敗って、その後の野球人生にも影響してくると思うんです。失敗したら『次、またサインが出たらどうしよう』と不安になってしまうんですよ。それも考えたうえで選手にサインを出していると思うので、同点の場面で寺地選手にスクイズをやらせようと思った監督の決断力のすごさ、決めた本人のすごさに驚きましたね。将来もこういう大事なところでしっかり打てると思います」

 高卒3年目の2004年に41試合に出場。翌年2005年からレギュラーとして活躍した今江さんは「僕とはレベルが違いますよ」と謙遜しながら、有望株へ大きな期待を寄せた。

「キャッチャーは大先輩方をリードしたりゲームを支配したり特殊なポジションですが、プレーのひとつひとつが落ち着いていて、細かいところもできて末恐ろしい感じがします。かなり順調にきていると思いますが、壁にぶつかることもあると思います。でも、それをはねのけるくらいの力も持っていると思いますし、もはや順当に駆け上がる可能性も大いにあると思うので、本当に楽しみですね」。今後どんな選手に成長していくのか、楽しみだ。


(「パ・リーグインサイト」高橋優奈)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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≪4/28≫


 「去年に比べると率的にも残っているのかなと思うんですけど、あとは強い打球を求めてやっているので、そこをもっともっと強い打球を打てるように頑張っていきたいなと思います」。

 ロッテの育成2年目・松石信八は、昨季はどちらかというとセンターから逆方向の安打が多かったが、今季引っ張った力強い打球が増えている。

 3月22日の西武との二軍戦、8-0の5回二死一、二塁の第3打席、森脇が投じた初球のインコース126キロフォークをレフトフェンス直撃の二塁打は昨季からの成長を感じた。

 森脇から放ったフェンス直撃の二塁打について「あの時はサブローさんに足の上げ方、タイミングの取り方を教えてもらってすぐ結果がついてきました。本当にタイミングの取り方、足の上げ方だけで、あれだけ変わる。オープン戦は打率0割だったんですけど、オープン戦が終わって教えてもらって、開幕して教えてもらってからちょっとずつヒット性のあたりが生まれてきた。そこが本当に良かったなと思います」とサブロー二軍監督兼統括打撃コーチに感謝する。

 昨年、取り組んでいた“タイミング”の取り方を継続しているのだろうかーー。

 「去年の後半ときも教えてもらって、今は違う方法なので、今はそっちの方が合っていますね」。

 昨季取り組んでいたタイミングの取り方を完全に消したわけではなく、今取り組んでいるタイミングの取り方が合っており、引き出しを増やしている最中だ。

 ルーキーだった昨季から“トップの作り方”、“タイミングの取り方”を常々口にしている。そこは大事にしている部分なのだろうかーー。

 「外国人選手は速いピッチャーが多いので、いつでも打ちに行けるような姿勢、いつでもトップを作れていて差されない、急にクイックするピッチャーとかもいるので対応できるように意識しています。ちょっとずつできてきているのかなと思います」。

◆ 守備でも成長した姿

 ショートの守備では、4月8日の巨人二軍戦、6-0の4回二死二塁で秋広優人がセカンドベース後方のライナー性の打球をダイビングキャッチすれば、4月15日の楽天二軍戦では、6-1の8回先頭の田中和基が三遊間に放ったショートゴロを逆シングルでキャッチし一塁へワンバウンドスローでアウトにした。

 「守備は小坂さんにずっとつきっきりで教えてもらっているので、ちょっとずつ守備範囲、球際、成果には出てきているのかなと思います」。

 攻守に成長を見せる松石。去年から成長を感じる部分はどこに感じるのだろうかーー。

 「守備だったらゲームは別として、練習でもミスすることが少なくなったり、足を使えたり、まだまだなんですけど去年に比べると少しは成長したんじゃないかなと思います。バッティングも、サブローさんに教えてもらったタイミングの取り方だけで、大きく変わったので、ちょっとずつというよりは急にきた感じはあります」。

 同級生の寺地隆成、木村優人が一軍で活躍している。「自分は寺地にバッティングでは勝てませんし、木村はピッチャーだからあれなんですけど、まだまだという気持ちが正直あるので、早く追いつけるように頑張っていきたいと思います」と2人の活躍に刺激を受ける。

 「今は試合に出させてもらっているので、しっかり結果を出して一軍にいけるように。支配下になって身近な目標というか、一軍のレギュラーが最終的な目標なので、そこを目指してちょっとずつでも頑張っていきたいと思います」。将来、木村、寺地とともに一軍でプレーするため、土台をしっかりと固めていく。

取材・文=岩下雄太

(ベースボールキング)

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≪4/28≫


 例年より少し早いが、傾向が見えてきたので、ペナントレースが1カ月経過したこの時点での「新人王有資格者」の成績を見てみよう(以下すべて4月27日終了時点)。

 なお新人王有資格者は、海外のプロ野球リーグに参加した経験がない、支配下に初登録されてから5年以内で「投手:前年までの一軍登板回数が30以内、打者:前年までの一軍での打席数が60以内」となっている。

セは阪神・伊原と門別、ヤクルト荘司が有力か

【セ・リーグ 新人王有資格者の成績】
〈打者 安打数順〉
 松尾汐恩(De)14試22打4安1本1点0盗 率.182
 伊藤琉偉(ヤ)5試5打2安0本1点0盗 率.400
 石伊雄太(中)6試13打2安0本1点0盗 率.154
 荒巻悠(巨)6試11打2安0本0点0盗 率.182
 笹原操希(巨)7試17打1安0本0点0盗 率.059
 樋口正修(中)9試7打0安0本0点2盗 率.000

 まだ安打を打った有資格者は5人だけ。大阪桐蔭高から22年のドラフト1位でDeNAに入団した松尾は、登場するとファンから拍手が起こる人気者。3月30日にプロ入り初本塁打を打った。層の厚いDeNAの捕手陣に食い込めるか。ヤクルトの伊藤はBCリーグ新潟から23年5位で入団。代走、守備固めが多いが早くも2安打している。

〈投手:投球回数順〉
 伊原陵人(神)8登1勝0敗0S1H19.1回16振 率0.47
 門別啓人(神)4登1勝1敗0S0H17.1回10振 率2.08
 荘司宏太(ヤ)9登0勝0敗0S3H10回15振 率0.00
 宮城滝太(De)7登0勝0敗0S1H9.2回6振 率0.00
 岡本駿(広)7登0勝0敗0S0H6.1回6振 率2.84
 工藤泰成(神)6登0勝1敗0S1H4.1回5振 率4.15
 戸田懐生(巨)2登0勝1敗0S0H2.2回0振 率3.38
 石黒佑弥(神)2登0勝0敗0S0H1.2回1振 率16.20
 篠木健太郎(De)2登0勝0敗0S1H1.1回0振 率27.00
 近藤廉(中)1登0勝0敗0S0H1回1振 率0.00

 NTT西日本から昨年ドラフト1位で阪神に入団した左腕・伊原は170cmの小柄ながら、開幕から救援で起用され6試合連続無失点、4月20日の広島戦で初先発し5回無失点で初勝利。27日の巨人戦も6回自責点1、背番号「18」は伊達ではなかった。同じ阪神では22年ドラフト2位の門別も、3月のカブス戦で5回無失点の好投した勢いに駆って奮投している。そしてセガサミーから24年ドラフト3位でヤクルトに入団した左腕・荘司は10イニングで15奪三振。まだ無失点、3ホールド。セの新人王争いは彼らを中心とした争いとなるか。

宗山だけでない…パの打者・投手が多士済々

 続いてはパ・リーグを見ていく。打者、投手ともに多士済々なのだ。

【パ・リーグ 新人王有資格者の成績】
〈打者:安打数順〉
 宗山塁(楽)23試90打25安2本7点2盗 率.278
 渡部聖弥(西)14試53打24安0本5点1盗 率.453
 寺地隆成(ロ)12試30打11安2本4点0盗 率.367
 吉田賢吾(日)17試45打10安3本7点0盗 率.222
 矢澤宏太(日)12試34打8安1本2点1盗 率.235
 麦谷祐介(オ)18試25打6安0本1点2盗 率.240
 山中稜真(オ)11試35打6安1本3点0盗 率.171
 西川史礁(ロ)10試38打5安0本1点0盗 率.132
 山本大斗(ロ)8試25打4安1本4点0盗 率.160
 小森航大郎(楽)8試15打4安1本1点1盗 率.267
 福永奨(オ)9試14打4安0本3点0盗 率.286
 山縣秀(日)7試9打3安0本0点0盗 率.333

 昨年のドラフトの目玉、明治大からドラフト1位で楽天に入団した宗山は開幕から正遊撃手に抜擢され、シャープな打撃を発揮し始めている。大商大からドラフト2位で西武に入団した渡部聖は、宗山とは広陵高校の同級生。開幕から5番左翼で起用される。12日の日本ハム戦で右足首をねん挫し登録抹消されるが、25日に復帰後3試合連続2安打をマークした。明徳義塾高から23年5位でロッテに入団した寺地は「打てる捕手」として売り出し中。同じくロッテの西川は二軍落ちしたものの、イースタン・リーグで打率4割オーバーの数字を残している。

投手はなんと有資格者19人が一軍マウンドに

 目を見張るのは投手で、早くも19人が一軍マウンドに上がっているのだ。

〈投手 投球回数順〉
前田純(SB)4登0勝1敗0S0H19.1回9振 率1.86
田中晴也(ロ)3登2勝1敗0S0H17回21振 率2.12
菅井信也(西)3登2勝1敗0S0H15.2回12振 率2.30
木村優人(ロ)6登1勝0敗0S2H11回6振 率0.82
川瀬堅斗(オ)9登0勝0敗0S2H11.1回9振 率1.59
上田大河(西)2登0勝0敗0S0H10.2回3振 率1.69
大山凌(SB)7登0勝0敗0S0H9.2回7振 率0.93
松本晴(SB)8登0勝0敗0S1H9.2回10振 率0.00
菊地吏玖(ロ)7登0勝0敗0S0H8回8振 率2.25
江原雅裕(楽)8登0勝1敗0S0H7.2回5振 率1.17
山田陽翔(西)6登0勝0敗0S1H6.2回4振 率0.00
柳川大晟(日)6登0勝0敗0S1H6回7振 率1.50
高野脩汰(ロ)2登0勝0敗0S2H5.2回8振 率0.00
羽田慎之介(西)6登0勝1敗0S0H5回5振 率7.20
権田琉成(オ)2登0勝0敗0S0H3回3振 率3.00
黒田将矢(西)3登0勝0敗0S0H3回4振 率9.00
岩井俊介(SB)1登0勝0敗0S0H2回0振 率4.50
片山楽生(オ)1登0勝0敗0S0H2回1振 率4.50
松田啄磨(楽)1登0勝0敗0S0H1回0振 率0.00

 以下、特に活躍が目覚ましい選手を特記していく。

 ソフトバンクの左腕・前田純は日本文理大から22年育成10位で入団。昨年はウエスタン・リーグの最多勝。今季はまだ一軍で未勝利ながらローテを維持している。

 ロッテの田中晴は、日本文理高から22年ドラフト3位でロッテに。10~11日おきの先発登板だがすでに2勝を挙げている。西武の左腕・菅井は山本学園高から21年育成3位で西武入団。背番号「71」でわかるように彼も叩き上げで、開幕から2連勝した。

 先発だけでなく、救援陣もすでにセットアッパーとして活躍している投手がいるなど優秀。亜細亜大から22年ドラフト5位でソフトバンクに入団した松本晴は8試合に登板して無失点を続けている。パ・リーグは野手陣も含めて、近年にない高レベルの「新人王争い」が期待できそうだ。

1週間の記録:楽天・浅村が300号…2000安打も間近

【第5週 2025年4月21日から27日まで】
・チーム順位
〈セ・リーグ 通算〉
 阪神24試14勝9敗1分率.609
 広島23試12勝10敗1分率.545
 巨人25試13勝11敗1分率.542
 DeNA23試9勝12敗2分率.429
 中日23試9勝12敗2分率.429
 ヤクルト20試8勝11敗1分率.421
〈第5週〉
 阪神6試5勝1敗0分率.800
 巨人5試3勝2敗0分率.600
 DeNA6試3勝3敗0分率.500
 ヤクルト4試2勝2敗0分率.500
 広島4試1勝3敗0分率.250
 中日5試1勝4敗0分率.200

〈パ・リーグ 通算〉
 オリックス25試13勝10敗2分率.565
 楽天24試13勝11敗0分率.542
 日本ハム24試12勝12敗0分率.500
 ロッテ22試11勝11敗0分率.500
 西武23試11勝12敗0分率.478
 ソフトバンク24試9勝13敗2分率.409
〈第5週〉
 楽天5試4勝1敗0分率.800
 ロッテ5試4勝1敗0分率.800
 ソフトバンク5試2勝2敗1分率.500
 西武5試2勝3敗0分率.400
 オリックス5試1勝3敗1分率.250
 日本ハム5試1勝4敗0分率.250

 阪神が開幕から巨人戦に5連勝するなど好調で首位に躍り出た。中日は1勝4敗。貧打が響いている。オリックスはここ10試合で2勝7敗1分、貯金を吐き出し、パ・リーグは混戦模様に。楽天が追い上げている。ソフトバンクは調子が上がらない。

【打撃成績】※打撃の総合指標であるRC(Runs Created)順
〈セ・リーグ〉
 近本光司(神)25打10安1本2点4盗 率.400 RC6.94
 赤羽由紘(ヤ)17打8安0本3点1盗 率.471 RC4.35
 大山悠輔(神)21打7安1本5点0盗 率.333 RC4.24
 泉口友汰(巨)20打8安0本0点0盗 率.400 RC4.10
 中野拓夢(神)22打8安0本2点0盗 率.364 RC4.03
〈パ・リーグ〉
 柳町達(SB)14打9安2本4点1盗 率.643 RC8.54
 浅村栄斗(楽)17打8安2本5点0盗 率.471 RC6.43
 太田椋(オ)20打7安2本5点0盗 率.350 RC5.31
 村林一輝(楽)21打10安0本4点1盗 率.476 RC4.98
 周東佑京(SB)9打6安0本4点0盗 率.667 RC4.85

 セではヤクルトは村上宗隆の代役だった赤羽が打率.471の大当たり。本塁打は巨人の大城卓三が2本塁打。もっとも大城が放ったこの週の安打は11打数でこの2本だけ。打点は阪神・大山、佐藤輝明が5、盗塁は近本が4で最多だった。パではソフトバンクの柳町が9安打2二塁打、2本塁打と大暴れ。昨年まで通算5本塁打だったが、今季は早くも2本。楽天浅村は史上47人目の300本塁打を達成し、2000本安打まであと9本。本塁打は柳町、浅村、オリックス太田が2、打点は浅村、太田が5。盗塁はロッテ岡大海、西武の西川愛也、ネビンが2で最多。

【投手成績】※リーグ平均防御率に準拠したPR(Pitching Run)順
〈セ・リーグ〉
 床田寛樹(広)1登0勝1敗0S0H8回 責0率0.00 PR2.37
 ケイ(De)1登1勝0敗0S0H7回 責0率0.00 PR2.08
 山﨑伊織(巨)1登0勝0敗0S0H5回 責0率0.00 PR1.48
 柳裕也(中)1登0勝0敗0 S0 H5回 責0率0.00 PR1.48
 井上温大(巨)1登1勝0敗0S0H8回 責1率1.13 PR1.37
 村上頌樹(神)1登1勝0敗0S0H8回 責1率1.13 PR1.37
〈パ・リーグ〉
 有原航平(SB)1登1勝0敗0S0H8回 責0率0.00 PR2.34
 早川隆久(楽)1登0勝0敗0S0H7回 責0率0.00 PR2.05
 今井達也(西)1登0勝0敗0S0H7回 責0率0.00 PR2.05
 隅田知一郎(西)1登1勝0敗0S0H7回 責0率0.00 PR2.05
 内星龍(楽)1登1勝0敗0S0H6.8回 責0率0.00 PR1.85

 セは広島・床田が26日のDeNA戦で8回自責点0も2失点で負け投手。救援ではDeNA入江大生、巨人マルティネスが2セーブ、阪神の及川雅貴、巨人の中川皓太が3ホールドで最多だった。パではソフトバンク有原が25日の楽天戦で8回零封し今季初勝利。救援を見るとロッテでクローザー役も任される鈴木昭汰が2セーブ、ロッテのゲレーロ、楽天の西口直人、西武のウィンゲンターが3ホールドで最多だった。

《記録》前述のとおり楽天の浅村栄斗が史上47人目の300本塁打。ソフトバンクの周東佑京は開幕から19試合連続安打。あと1試合で1954年阪急レインズが記録したパ・リーグに並ぶも23日のオリックス戦で死球を受け、欠場が続いている。

文=広尾晃

(Number) 


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